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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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人間ジャングルのパワーとは…東京~札幌

2007年01月18日 21時24分34秒 | Weblog
隣は何をする人ぞ…大都会で生活をするためには学歴や職歴の過去を問わず、将来のどのような夢やビジョンを持とうが関係なく、今の自分の生活にどのような貢献がされてるかだけが問われているようです。
自分だけが良ければいいと言う習慣が生活環境になっているのでしょう。
大都会の方々の全員がそのような無機質な感覚で生活をしているのか…

「宵越しの金は持たね‐!」江戸っ子の生粋は誰もが知るところです。
東京には義理人情を地でゆくような人々が今でもたくさん住んでおります。
大都会が無機質化していったのは、ビジネススタイルや生活環境が変化してきた事に伴っていると思われます。

今の自分だけの利益を確保するだけで生活がなりたつ状況があると言う事でしょう。
大都会でカラダひとつを生きながらえて行くのは大して難しくありません。
繁華街の裏道に捨てられる飽食の副産物を漁るだけで生きる事が出来るからでしょうか。

ホームレスは田舎に存在いたしません。南国の田舎で山に入れば年中、食べられる野菜や木の実などの食べ物があり、穏やかな自然環境があるのですが、そのような田舎にホームレスが何故生きられないのか…それはおそらく、人間ジャングルで身を隠す事が出来ないからでしょう。人間ジャングルとは大勢の人々の生活環境の影に隠れる事が充分に出来るからです。田舎には樹木のジャングルは存在しても人間ジャングルが存在しません。
何もしないで人々が廃棄した食べ物を漁る姿を曝すと田舎の方々の共感を得る事が出来ないばかりか、嫌悪されてしまいます。

大都会の人間ジャングルはホームレスを生きらせるパワーの他に、生活の工夫や知恵などの様々な可能性を生み出す土壌でもあります。のんびりと穏やかな田舎の生活で、パワフルな活力や厳しい業界を引っ張る知恵などは発生し難いのではないか…
かと言ってその人間ジャングルを構成している人々にも何らかの形で田舎が存在しているのではないか…誰もが持てる心の故郷で生気を養い、都会で成就させるような感性を持ち合わせる必要がありそうです。

写真はファース本部、札幌事務所の窓から雪祭り会場で雪像づくりを行う現場を撮りました。
札幌は大都会と田舎の雰囲気を合わせ持つ不思議な街でもあります。
昨日の南国高知と様変わりした雪の降り続く北国へ移動し、今日は札幌ファース会主催の勉強会で「今必要な工務店経営の在るべき姿とは何かに」ついて講話させて戴きました。

同じ日本国内でも南国と北国では、家づくりの根本が異なりますが、今日、札幌ファース会の皆様方の今年に賭ける寒さに負けない強い熱意を感じて心が打たれました。明日は北斗市に戻るのですが雪でフライトが気がかり…
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