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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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使用エネルギーを半分に出来ます…北斗市

2007年01月13日 13時51分08秒 | Weblog
現在、排出している炭酸ガス(CO2)の量をマイナス6%にしようと運動が行われおります。しかし、マイナス6%どころか2%増えて8%になっていると言います。京都議定書に基づくとなれば8+6=14%の削減を強いられる事になり、相当な覚悟が必要となります。
ところが現在の住民が不便な思いや暑い、寒い、不快だなどとのストレスを感じても省エネを実践するなど、先ず在り得ないだろうと思われます。誰もあまり考えずに、自然に省エネになるような仕組みが必要なのです。

40年前のエネルギー使用量が現在の半分程度だったと言われております。
当時の工業生産や生活民生で使用するエネルギーが少なかったからだと思いますが、現在の発展途上の国々と同じレベルであったのだと思われます。
エアコンが無いため寝苦しい夜が普通でした。寒くて布団に息のかかったところが朝になって凍るくらい寒かったのですが、布団をたくさん被せて夜を過ごしました。現在、このような生活を日本国民に強いる事など絶対に出来なくなりました。暴動が起きます…

冷暖房でストレスを受ける事無くエネルギーを半分にするには、快適な居住空間を半分以下のエネルギーで維持出来るための家の性能が求められます。家の性能とは熱損失係数、日射取得、日射遮蔽などと冷暖房機器の効率がフィットしている事です。
ファースの家は暖房費が70%削減、冷房費は50%削減が出来ます。
ファースの家でなくともエアコンのエネルギー消費効率(COP)を2倍のものに取り替えると「使用」エネルギーが半分になるのです。

自動車にしても8k/L燃費から16k/L燃費のエンジンをつけたものに取り替えと「使用」エネルギーが半分になります。
この「使用」エネルギーと記載したのは、エアコンや自動車など、半分以下の省エネタイプに取り替えるためにエネルギーを使用するからです。厳密に言えば50%の省エネを図るのであれば「使用」エネルギーが60%削減に機能、性能が必要です。
ファースの家はまさに冷暖房の平均で60%を超える削減をはかっています。

写真は松下電器のエアコンパンフレットを接写したものですが、エネルギー消費効率6.22とありますが安売りエアコンに見られる、同じタイプでエネルギー消費効率2.66の約60%省エネを果たしたエアコンである事を判断できます。
このエネルギー消費効率はそのまま電気料金に反映されますので、エアコンを買う時は価格でみるのでなく、エネルギー消費効率で判断するのが賢明です。
今日の北斗市はこの冬、一番の大雪に見舞われております。
これから実験ブースで試験を行います…もう明日は日曜日…月曜日は南国四国に…
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