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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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主観的に見て客観的な示唆を…東京~羽田空港~函館空港~北斗市

2008年09月26日 22時07分43秒 | Weblog
自分の執務室から見える函館山は、同じデスクから見えているのですから、姿形がいつ見ても全く変わる事がありませんが、100回100通りの函館山があります。
私達は五感によって様々な情報を取得していますが、その情報を得る際の個々の状況によって感じる事が異なってくるのでしょう。

自分や自分の周辺に嬉しい事があった時は、函館山が一緒に笑って喜んでいるようにも見えます。風邪を引いて熱のある時などは、とても寒々しく函館山が震えているように見えるものです。同じ山でも見ている自分の状況で時には、美しく見えたり、寂しくて貧相な山に見えてしまう場合があるのです。これを主観的に見た函館山の姿と言うのでしょう。

函館山を例えにしましたが、主観で物や人を判断すると、同じ物や人でも、人によって様々な状況に見えてしまう事になるのでしょう。この主観的な情報で行動を起こしてしまうととんでもない間違いを犯す事になり兼ねません。しかし最初は誰もが主観でしか情報を入手する事が出来ないのだと思われます。

客観的とは、特定の立場に捉われず、大きな視野で寛容な観方と言う事なのでしょう。
つまり主観的な情報を幾つも照らし、その情報を四方八方、上下左右から分析して、真実の姿を見つけ出す事が必要です。それには、他人の話や物事の情報を疑心暗鬼でなく、全てを肯定的に受け止め、自分の中で客観的に分析すると言うのが基本となりそうです。

自分ではとても善い事を行っているように思い込んでいても、客観的に観てみたら極めて偏見偏向に満ちた指示や示唆だったと言う事がしばしばあるものです。
特に私などのような創業経営者には主観先行に気付かないでいる場合が多いのです。全ての責任を背負う事からの独断専行でそれが横暴となっているのでしょう。

成果の出せる経営者や社員は、主観で情報を得て、客観的な示唆を行なっており、そのような人は、言葉や態度が多少なりとも個性的であっても、心根が優しく他人の立場になれる人格者である場合が多いのです。写真は今日、本社を訪れくれた松下電工、函館電材出張所の所長、山本和彦さんです。山本所長も丁寧に話を聞いてくれる人格者です。

今日は気温30℃の残暑厳しい東京から16℃と肌寒い北海道に戻りましたが、山本所長とのホットな懇談で少し心が温かくなったような気がします。また、夜は上磯中学校の学校祭慰労懇話会に参加して来ました。

何度もこのコラムで上磯中学校の様子を知らせてきましたが良い生徒は、良い先生と良い環境で育まれます。今夜はその真髄を見る機会に恵まれました。
現在の気温6℃ですが、良い学校の良い教員との懇談が寒さを忘れさせるよう…
良い先生達の全てが主観でものを観て、客観的に振舞っており、今日のコラムとなりました。
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