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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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生活環境と原子力発電の位置付けは…北斗市

2008年09月27日 16時10分52秒 | Weblog
エネルギー事情がどのように変貌して行くかを冷静で客観的に見れば読める気がします。
いまや電気無しで社会生活が成り立ちません。山奥で自給自足の生活以外、人口の95%は都市生活をしており、ここでは電気が水や空気と同じような存在となっています。
電気が無ければ、炊事もトイレも、着る事、食べる事、住む事さえも出来なくなります。
この電気を上手に活用する技術などが時代の潮流だと言えるかも知れません。

電力の需要が増加し続けている状況のなかでも原発反対の声が大半をしめています。
特にマスコミの殆どが原発反対の論評を行っています。一般住民に、このままの状態でで原発反対か賛成かと問いたら大多数が反対と答える事でしょう。マスコミや書店で販売される図書の大半が原発反対をリアルで素人に分かりやすく解いていますが、原発反対を唱えるその理由は「原発は危険である」と言う事に他なりません。

原発が危険であるという解説は、原発を安全だと主張する原発推進関係者の説明や図書よりはるかに説得力があります。そもそも原発をここまで悪者扱いにさせたのは、原発推進関係者による「原発は安全」と言う説明に端を発したものであると思われてなりません。
「原発は安全論」は、世界唯一の被爆国である日本にとってマスコミを最大の敵にまわす事になるでしょう。原発が安全だとする理由には、原子炉でのウランの自己制御性や原爆と比較した濃縮度、さらにチュルノブイリとの根本的なシステムの違いなどです。このような説明は、極めてマニアックであり、解り難く、そして説得力にかけるのが現状です。

原発を危険だと説得するには、極めて簡単な事例を羅列するだけで事足りる事でしょう。
危険だから反対だとする理由はエスカレートし、原発は無くとも電力が足りるとか、原発は実際には高価である等とする理屈が加えられるに至っています。
真のエネルギー現況を鑑みた時、原発推進関係者は「原発は危険」と言う認識にたつべきです。原発に限らず、全ての発電リスクを第三者機関に調査研究させる行動が必要です。

原発は危険と言っても、短期的に地球を汚染する速度は、化石燃料を燃焼させる火力発電のほうが圧倒的に速いとされます。又、水力発電も多くの自然を犠牲にし、その水脈にも限界があるとされます。推進関係者が「原発は危険」という認識と理解を示し、徹底した安全対策や危機管理体制の現状を見せる事によって、マスコミが報道しなかった安全管理の実情や原発の利点、電力の負荷状況なども国民に知られるようすべきだと思います。

故に原発を是とするもの、非とするものの界壁を取り除き、専門家が客観的に真実をありのままに国民に伝える事で、冷静で安定した議論にしなければなりません。
電気は空気のような存在で、年々増加される傾向にあり、いずれ私達人間は、理想のエネルギーを創り出す事でしょう。その理想エネルギーが実用化されるまでに、かなりのタイムラグがあります。

現在の危機的な状況を深刻に捉え、国家、国民が、エネルギー全体に関する視点を根本的に変える事から始める必要がありそうです。(写真はある原発施設)

今日の北斗市は気温が12℃、晩秋の気配が濃厚で間もなく初雪が降りそう…
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