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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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人が人を裁くには…北斗市~函館空港~丘珠空港~札幌大通

2008年09月16日 21時33分57秒 | Weblog
一般人が死刑を含む重大犯罪の裁判に参加する裁判員制度が来年から始まります。
この裁判員制度は、素人の視点で事件を主観的、そして客観的に検証しようと言う事です。選挙権を有する人の誰もが、この裁判員として法廷に行く事になります。裁判は、司法試験に合格したプロ裁判官だからこそ正確な判断が出来ると限らないのだと言います。

裁判官の殆どが秀才と言われた人々で、その中から更に司法試験と言う難関を突破した優秀な人々です。高級官僚もこの秀才組と言われる人々なのでしょう。現在、この高級官僚と言われる人々による官僚支配政治を改革しようと、政治家の方々が叫んでいます。
総理や大臣が次々と代わっても日本の政治は、優秀な官僚がいるから大丈夫なのか…

その官僚政治を改革するには、官僚より優秀な政治家が国をリード出来る環境整備をする事なのでしょう。日本は、選挙で誰に投票するかによって政治を変える事が可能です。
投票所に特別な理由も無しに足を運びもせず、国の政策や政治家を批評、批判する事は、天に唾を吐くようなものと言われても仕方ありません。

来年から始まる裁判制度にも素人が、否応無しに重大事件を裁く事など絶対反対だと言う意見も多くあり、それなりの理屈もあるのです。裁判などは、大きな報酬を受け取っているプロの裁判官に委ねるべきだと言う意見です。しかし、日本の裁判員制度は、アメリカの陪審員制度とも異なり、独自の制度を確立しようとしています。

重大事件の裁判をプロの裁判官と同じ立場で審理を行なう事で、自分自身の人間として原点を見出し、命や人権の尊さに気付くなど、得る事も多いように思います。
そもそも選挙における投票行為は、大事な裁きをする事に等しいと思うのです。また、体制批判をする人の多くが選挙投票に行かないと現実があると言います。
裁判員制度も選挙投票も、その行為を通し自分の姿を投影してみる機会にしたいものです。

写真は今日の移動する機内で、松下電器グループ、住宅環境BU、お客様支援グループ所長の廣石和朗さんと撮りました。大企業もマンモス化すると、官僚機構に酷似してきます。松下グループはその事を充分に承知し、廣石さんのような方々が組織壊死を起こさぬよう、現場の状況を見極めています。それでも見極める人の視点によっての主観が入り、裁定にブレが生ずる事も在ると言います。人の行なう裁きや裁定に絶対は無いのでしょう。

北海道は、これ以上の晴天は無いと言うような好天に恵まれています。明日も札幌に…
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