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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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情報の価値を見出すには…郡山~東京~羽田空港~函館空港~北斗市

2008年09月19日 18時35分56秒 | Weblog
家づくりには多くの資材を使用します。サッシ、外壁材、内装建材、建具、装備品などのメーカーが様々な商品を開発しています。このような商品の殆どは大手メーカーが製造販売を致しております。品揃えなども各メーカーが差別化をはかるところなのでしょう。

このように一般に使用される大手メーカーの商品には、大きな違いなどを見出す事が難しいくらい拮抗していると言えるでしょう。何処かのメーカーが斬新な商品を開発して売り出すと、ライバルメーカーは似たような商品を矢継ぎ早に発表します。
結局は、行き着くところ価格競争になっているようです。

しかし、住宅の建材、部材、調度品などを供給するメーカーや販売代理店は、このような商品にどのような情報が付いているかが必須となるでしょう。多少、価格が高くとも、その部材の使用法を親切に指導するノウハウが付いているのといなのでは、出来上がりの商品価値が異なって参ります。

断熱材などは、その種類によって施工法が異なります。
グラスウールを使用する場合の通気層の取り方は、厳密に言えば日当たりの良い壁と、日の当たらない壁とでは上手に使い分けると良いのです。つまり、東西南北の壁は、その断熱材の挿入手法を変える工夫を行なう事で内部結露などを回避できる場合があります。

建材、部材などは価格ばかりが先行される事が多いのですが、その組み合わせて性能が異なってしまう事が多いのです。家が出来上がり、住む人の評価が高まるようなノウハウが無視される傾向を危惧します。少しでも利益を上げようと工務店経営者も価格を追うと、商品ノウハウが希薄になる場合が多いのです。

本当に住んだ家が何十年も快適に住む事が出来るのであれば、建主さんも相応の資金を覚悟するものです。何でも価格で始末する時代は終えたように思います。メーカーも、販売代理店も、工務店も家づくりで提供する部材に対して、建主さんの利益に供するノウハウを、しっかりと搭載する事が賢明なのでしょう。

何十万個も部材の組み合わせで成立する家づくりにおいては、その施工ノウハウの習得が必須です。今回の講演出張で強く呼びかけたテーマでした。写真は弊社の東京事務所ですが、モノレールを降りた浜松町の駅前に在ります。東京にお出かけの際は寄ってください。
東京が大雨になる寸前に北海道に帰社しました。
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