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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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天命と生命力…北斗市

2008年07月21日 15時53分19秒 | Weblog
真黄色だったタンポポの花が、ふんわかな綿帽子に変わり、この夏になると、その綿帽子が風に乗って何処かへと飛んで行ってしまいます。よく見るとその綿のような羽が、落下傘の役割を果たし、その下部先端にタンポポの種粒がぶら下がっています。落下傘で風に乗り、自分達の子孫を広い地域に分布させるためのタンポポの知恵なのでしょう。

植物の中には、鳥の餌になり易い形となって、食べてくれた鳥のお腹でより遠くまで運ばれ、そのフンで子孫を拡大しようとする植物もあると言います。
生物は自らの子孫を存続させるために、様々と生きる工夫を施しています。
樹木は、大地から栄養成分を吸い上げ、太陽の光と熱とが、その養分を成長や生命維持に必要な養分に変換して行くのだそうです。大地に根を伸ばし、天に背丈を伸ばすのです。

日本では、交通事故死亡者とほぼ同数の年間3万人もの自殺者がいるそうです。
この自らの生命を絶つ動物は、なんと人間だけだそうです。それも先進国ほどその数が多いと言う事です。思考回路が高度に為り過ぎると、頭脳回路が混線してしまい、思考停止、つまりクラッシュをしてしまうのでしょうしょうか。

落下傘で種を運ぶタンポポや、鳥のフンとなって何万キロも種を拡大しようする植物達には、強かな生命力が潜在しています。
文明の入り込めない熱帯ジャングルでは、木の実や狩だけで生活している裸族もいますが、彼等に自らの生命を絶つなどと言う行為など在り得ないと言います。

生物には、産まれた時から生き抜くための「生命力」と言うのが宿っているのでしょう。
病気や事故で亡くなった人には、その時期までしか生きられない生命だったのか…
まだまだ生きたいと思い、また、生きて貰いたいと思っていても、無情に逝ってしまう人もいます。それも天が授けた宿命、運命なのでしょうか。

自分も家族も仲間達や自分達が関わった人々の皆が、天から与えられた生命ならば、強かに生き抜いて人生をまっとうし、そしてまっとうさせたいものです。
帰省していた東京に住む孫の穣太郎が、別れが嫌だと泣き叫びながらさっきの飛行機で帰って行きました。灼熱の東京へ…でも其々に与えられたライフステージがあるのでしょう。

写真は自宅の庭にある黒松の樹ですが、自分の生まれた時、既にそこにありました。
この黒松のようにいつまでも逞しく強かな人生を歩んで貰いたい…明日から平常勤務に…
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