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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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住宅リフォームは施主の息遣いを…函館~北斗市

2008年07月09日 19時15分58秒 | Weblog
住宅の小さなリフォーム工事の仕事は、地域密着の工務店が最も得意としています。
新築物件の減少で、大手ビルダーの営業マンが挙ってリフォーム営業に参入して来ましたが、好評を得る事が出来ず昨今は、また地域工務店がこの市場を取り戻したようです。
営業マンは、受注するまでが主な仕事となりますが、その後、工事担当に引き継がれます。

大手の場合、営業マンが仕事を受注して下請けに、そっくり下請けさせるケースが多いようです。ところがリフォーム工事の多くが施主が住んだままの状態で行なうため、営業マンと打ち合わせした細かいニュアンスなどまで伝達出来ないものです。
下請け業者には、仕様(金額も含む)と工期に神経を使いますが、施主の具体的な想いとか願望までを伝達出来難いものです。そこに心情的なトラブルが発生する要因となります。

地域密着の工務店さんなら、営業段階から施主と関わり、契約も、現場施工も、殆ど経営者若しくは、準経営者が行なう形態になるでしょう。打ち合わせ段階から関わっていて、見積りして契約し、施工も殆ど陣頭指揮を行なっているのです。特に工事中は施主と同じ工事現場で居合わせるのですから、初期段階の施主の心情まで工事に生かす事が可能です。

リフォーム施工中にも予期せぬ事が多く発生するものです。
壁を剥がしてから大嵐に見舞われるとか、屋根を工事中に雨に降られたり、予定した備品が間に合わなかったりする場合もあります。人の遣る事ですから万全にしたつもりでいても間違いがあるものです。そのように避けられないヒューマンエラーを、施主と分かち合えるのは、リフォームの計画段階から携わっている事がとても重要な事のようです。

新築と異なり、壁を剥がしたら想定外の状況により、変更せざるを得ない場合など、リフォーム工事では、日常茶飯事の出来事です。請け負った下請け業者が、このような想定外の事態になれば、先ず、工事を停めて元請けと金額と工期を詰めなければなりません。
このような事態は、どうしても事務的になりざるを得ないのでしょう。
地域密着の工務店は施主と相談しながら、工事を停める事無く敢行する事が可能です。

我々業者も、施主も、計画を愉しみ、施工を愉しみ、出来上がりを愉しみ、その後の施主の豊かになった生活を見る事が、これまたとても愉しみな事なのです。つまり、リフォームに携わる人々が施主と価値観を共有できると言う事なのでしょう。写真は施主の前で行なった土台取り替えリフォームを撮ったものです。明日は本社に全国から参集する方々と一緒にFAS検査員講習の勉強を致します。
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