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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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浮き沈みがあるからこそ人生は面白い…金沢市~小松市~羽田~東京大崎

2008年07月03日 20時17分07秒 | Weblog
小泉改革で規制緩和の政策が実行され、そこで生ずる社会の格差が問題視されるようになりました。一律平等が善いのか、能率公平が善いのかの議論は賛否が分かれます。
敷かれたレールに乗っかったままで、生活が保障されたとするならば、そのレールの上だけで終わる人生になってしまうのでしょう。

レールの上では前後やスピードのみのコントロールしかできません。
規制緩和とは、レールを取り外して行動範囲を大きくし、ハンドル操作で何処へでも、どんな速さでも、誰もが自由に動ける社会構造なのだとも思われます。しかし、レールが無いのですから先行きがどんな道かも解らず、行き先に大きな危険も伴います。また、行き着く先は、まさに自分の描いた人生ビジョンに近い世界が在るのかも知れません。

人生レールから外れた自由の道は決して平坦な道ではなく、山があり、谷があり、崩れそうな橋があり、凸凹があり、ぬかるみもあるかもしれません。
ところがこのような、様々な障害を乗り越え、ようやく辿り着いた穏やかな生活にこそ、本当の充実感と幸せ感を満たす事が出来るのだと思います。
何の苦労も無くつかんだ幸せは、本当の幸せと言えないような気がします。

沈みっ放しの人生もありません。人生の底辺を歩んでいると、全て事が向上に作用します。
浮きっ放しの人生もありません。頂上天辺の上は無いのですから後は下るだけなのです。つまり、浮き沈みがあるからこそ人生は面白いのでしょう。

今日は石川県のファース工務店、北村住宅工房さんと、小松市の㈱あさひホームさんを訪問しました。北村さんは、本当に気持ちが癒される空間を創造しておりました。
写真は、あさひホームさんの本社で社長の米田正憲さんと撮りました。米田社長の家づくりに対するこだわりには低頭します。「頑丈な家」「塗り壁の家」「自然素材の家」と、その家づくり対する思いには学ぶところが多くありました。

米田さんも、敷かれたレールの上を歩むのでなく、独自の人生ビジョンに向って進んでおりました。
善い事も善くない事も全てを受け入れ、満足感を充実させるような日々を送っているようでした。
これだけ建主さんの立場に立って家づくりを行なったら、必ずそのビジョンは成就する事でしょう。

今日は金沢から小松に移動し小松空港から東京に戻ってきました。
明日は東京事務所で仕事をした後、北斗市の本社に帰社の予定…
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