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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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分かち合えれば争いは発生しない…函館~北斗市

2008年07月07日 19時43分31秒 | Weblog
普段はおとなしいインド象が突然、暴れだして物を壊し、人に怪我をさせる事件がありました。先般の「秋葉原無差別殺傷事件」の犯人に状況が似ています。暴れたインド象にしても自分を自制出来なくなるまでのストレスを人間が与えたのでしょう。
殺傷事件の犯人は「現実社会でもインターネットの世界でも孤独だった」「自分の存在を気づかせようと思ってやった」と供述しているそうです。

彼は「高校時代に成績が下がるなどして両親に捨てられたと感じた」「彼女がいなくて寂しかった」「誰でもいいから構ってほしかった」その一方「現実の世界では嫌なことがあっても人に言えなかった」「孤独感からネット社会にのめり込むようになった」「挫折や孤独感を埋めるために携帯サイトの掲示板に頻繁に書き込むようになった」との事です。

更に「ネットでも無視されたと感じるようになった」「注目を集めるため事件を起こそうと考えるようになった」「どうせやるなら大きな事件をやろうと考えた」「ネットに犯行予告を書き込んだので引き下がれないと思った」と、サイトに書き込む事によって自らを犯行に駆り立てたとの見方があります。また「不細工な自分は存在自体が迷惑」「自分の顔は醜い顔だ」など、これは、メールに残した彼の文言や、警察での取調べで供述した言葉です。自分以外の人々は全てが、自分に敵対心を燃やす悪魔だと思うようになったのでしょう。

我々は、いつも多くの人々の庇護の下での生活が確保されています。ところがこの「秋葉原無差別殺傷事件」のように、自分を支えている社会そのものに敵愾心を持ってしまったようです。この事件は、地下鉄サリン事件、米国同時多発テロ事件などとも共通していると言います。社会の中にいて、その社会を敵に回しては、日々の生活などは成立しません。

私達の構成する社会には、建設的な事、穏やかで和やかな事、心豊かで面白い事がいっぱい溢れているのです。その豊かさをチョイスする事で幸せな人生を歩めるのでしょう。
今日は家裁での家事調停業務を行って参りました。家族間の些細な誤解が不信感となり、家庭崩壊へと繋がる場合があります。自分は決して一人ではなく、多くの人々に支えられており、特に身近な家族の有難さに気付いた時、問題は一気に解決します。

道南は、昨日今日と濃霧に包まれておりますが、その濃霧の中で洞爺湖サミットが開催されています。国家が国家どうしの立場や状況を理解し合い、相互が痛みや喜びを一緒に分かち合える事で多くの問題が解決出来そうです。写真は国賓が訪れる外苑の明治会館です。
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