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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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物の存在に人々の営みが見える…浜松町~春日部~上野~大崎

2007年10月11日 22時27分02秒 | Weblog
ホテルに戻り、薬を飲むために買ったデスクの上の天然水を目にしました。
商品名が、越後育ち「森のゆらね」と言う名称です。
何処かのコピーライターが考えた商品名だと思われます。
少なくとも私などには、このような垢抜けした名称など浮かんで来ません。

ミネラル水の採水地が新潟県南魚沼郡と言う記載がありました。
天然水を販売するには必ず高温沸騰させて殺菌処理をする必要があります。
天然水でありながら燃料で加熱するのですが、この一本の天然水にも多くの人々が関わっています。

ペットボトルを作る樹脂素材メーカー、樹脂加工メーカー、金型を作る職人、ラベルを作る印刷加工、そして販売流通業者など、先ほどのコピーライターも…
たった一本のペットボトルの天然水にも何と多くの人々が関わっています。
このような視点で目前の物を見ますと、多くの人々の営みが伝わって来るようです。

写真は今日11日、訪問した埼玉県春日部市の蓄熱暖房、給湯器メーカー、日本ナイスト株式会社の本社で撮りました。
向って右から本社工場の工場長、金久保浩さん、常務の石川勉さん、そして社長の山本一夫さん、向って左、私の隣が断熱材メーカーの中 礼司さんです。

日本ナイスト㈱は、蓄熱ボイラーなどのメーカーですが、深夜の電力を活用してレンガを高温で蓄熱するために、その断熱素材の性能が大きなファクターをしめる事になります。
日本ナイストさんでは様々な種類の蓄熱機器を製作しておりますが、従来の断熱材で限界があったものを、新しい視点での断熱素材を複合して使用する事で全くコンセプトの異なる商品開発を出来る事に着眼しました。
此処で様々な断熱材の開発実績の持つ、断熱材の開発者である、旭有機材㈱の中 礼司さんの登場となります。

このような蓄熱機器や天然水に限らず、目の前に存在するテレビやベッドなどに目を留めると、実に多くの専門職の人々の関わりで物が出来ているのです。
自分もあなたも、多くの人々の営みの中で生かされている事を再認識すべきでしょう。

今日は埼玉県の春日部市まで出向きましたが、首都圏だと思っていたら、この泊まっているホテルから乗り換えを入れると目的地まで何と約二時間もかかりました。
この春日部市や久喜市などから都心に通勤しているサラリーマンが大勢いますが、ここにも人々の営みが息衝いているのでしょう…
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