企業はヒトなり…旭川～札幌

地域工務店の最大の経営資源は経営者自身である…これは私自身の持論でもあります。
私たちは、財力を身に付けるため、然るべき教育を受け、マナーや動作を学び、お金を稼ぎ出す行動と手段を講ずる事になります。
国力を向上させるにも教育施策に力を入れてこそ経済的に満ちて行くのでしょう。
日本のように資源が豊富でない国は、国民がそのものが大きな資源になり得、教育によって技術力、人間力を高め、人という資源価値を高めてなければなりません。

国や企業に属する人間そのものに資産価値があれが、当然ながらGDP（一人当たりの生産性）を押し上げる結果になるのです。何処とは言いませんが、国力の乏しい国は、教育状況そのもが劣悪な環境になっています。

日本の会計処理（バランスシート）に、特許などの知的所有権などを資産計上する事が殆ど不可能です。
どんなに資産を生み出す特許などでも、資産価値として評価する基準が定着していないからです。
おなじく、高度な教育で優秀な社員に育った、人材やノウハウ、そして企業形態、企業文化といったようなものもバランスシートに計上されません。
しかし、企業は不動産などよりも、このようなバランスシートに計上されない含み資産こそが、その企業の将来性を決める大きな要素となる事でしょう。

ある高名学者は、人こそが『見えざる資産』であり、企業の競争力の源だと言っています。
企業はヒトなり…企業の担い手はヒトなのですから、優秀な経営者は人材育成に惜しまず投資をすると言います。

写真は今日4日訪問した札幌のファース工務店、リビングワークのグループ会社、㈱東亜エンジニアリングさんで撮りました。

山川社長さんの会社は、社長の強力なリーダーシップのもとでの社員教育をしています。山川社長の奥様がリビングワークの代表を務め、チームワークで事業運営を行なっていますが、山川さんの会社を訪問し、「企業はヒトなり」を強く感じ、今日のブログテーマとなりました。
札幌は夕方になって冷たい雨が降ったり止んだり…明日は北斗市の本社に…
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