あっという間に11月に入りました。
今年もあと二ヶ月で終わりですね。
先日、日本海の景勝地、「東尋坊・雄島と幻想的な越前海岸の夕日を撮る」バスツアー
に参加しました。
人気の場所らしく申し込んな時点ではキャンセル待ちでしたが、出発数日前に急に参加
できることになりました。
岩に砕け散る荒々しい日本海の初冬の海を見てみたい思いと、越前海岸からの夕日を
見たい思いでいっぱいでした。
今回の参加者は38名、うち女性は約三分の一とのことでした。
バスは名神高速と北陸自動車道を走り、先ずは最初の撮影地「雄島」へ。
バスを降りるとすぐに強い海風が吹き付けます。
風に吹かれながら赤い橋を渡り、島を一周です。
眼前にまず現れた「柱状節理」の独特な岩場が目に飛び込んできました。
そそり立つ不思議な岩の壁です。
鳥居をくぐり階段を上ると、そこはもう神聖な場所で、神社が祀られ御神木が
現れます。
ここは知る人ぞ知る心霊スホットなのだそうです。
「時計回りに回り、決して逆回りをしないように」と現地の先生のアドバイスにちょっと
怖さを感じながら、島の先端の方に回ります。
海沿いのゴツゴツとした岩場に出てきました。
みなさん早速三脚を立てて撮影に入りました。
このあたりは磁場の作用があり、特に尖った岩場の先端は磁石が効かないとか、、、
足元の岩場の下に、白波を立てながら荒波が打ち寄せています。
この辺は縦と横の珍しい柱状節理が見られます。
岩に打ち付ける日本海の海、、、、
いつまで見ていても見飽きることのない光景でした。
このあとバスにもどる寸前で、曇り空から急な土砂降りに見舞われました。
まだ岩場にいた人は??
皆さんびしょ濡れで大急ぎでバスに戻りましたが、さんさんでした。
私も持っていったレインコートででカメラを隠すのがやっとでした。
その後バスで移動し、断崖絶壁で有名な東尋坊へ。
日本海に向けて広がる岩場の景勝地で、以前に一度来たことがありました。
柱状節理で覆われた巨大な岩場の光景は、ただただ圧倒されます。
岩場が多く、せっかく持って行った三脚は今回もパスでした。
岩場の先端まで行って三脚を立てて撮られている方々がちらほら、、、
足場も悪く、吹きつける風も強く、根性のない私には無理でした。
荒々しく打ち付ける日本海の海、上から覗いていると吸い込まれそうです。
確かここ東尋坊は自殺の名所と言われるだけのことはありますね。
岩場を撮っていると、海の上に射してきた光景を撮るようにと先生のアドバイスが入りました。
光芒というのだそうです。
曇り空から差し込んだ一筋の光、きらきらと輝く海、、、でもなかなかうまく撮れません。
光はあっという間に消えていきました。
海の彼方に光る一筋の帯が、、、
これももしかして光芒というものなのかどうか、、、、???
東尋坊を離れる寸前に、お店とお店の間から見えた印象的な光景です。
最後の目的地、越前海岸にやってきました。
今回の最大の目的はここで夕日撮影ということでしたが、、、、残念なことに
この日は曇り空から急な雨となり夕日は望めませんでした。
岩場の撮影をする頃には、周りは薄暗くなり海から吹き付ける風も冷たく、、、
「日本海の初冬の海」を実感しました。
夕日は撮れませんでしたが、たった一瞬だけこんな光景が見えました。
これが光芒というものかどうかわかりませんが、、、
残念ながら今回は夕日の撮影はできませんでしたが、またいつか機会があったら
行きたいとなと思います。