風のたより

つれづれに

              石積みの街、、、そして日吉大社、滋賀院門跡、西教寺

2012-11-20 | 撮影バスツアー




比叡山山麓にある坂本には、穴太(あのう)衆積みと言われる独特な石垣があちこちにあります。

穴太衆とはその昔、主に寺院や城郭などの石垣施工を行った技術者集団で,石に手を加えない
自然石の野面積みが特徴だとか。

石積みの間からの苔がなんとも味がありますね。







昼食をとった後は、しばしこの穴太衆積みの石垣を見に近くを散策し、、、







午後からはこの日吉大社からの見学になりました。
赤い大鳥居をくぐって、、、、











もみじの坂道を登っていきます。
足元にもいっぱいのもみじの葉が、、、、







広い境内の散策路を登ったり下ったり、、、、
能舞台のような場所に出ました。







午後からの木漏れ日が綺麗です。






お仲間とパンフレットを頼りにやっと奥宮にたどり着きました。
拝殿前にはこんな立派なお神輿が二台並んでいました。






更に横の檜皮葺きの改修工事の見学に備え付けられていた階段を上ると、、、
改修工事中の檜皮葺きの屋根が現れました。

どうやらここは撮影禁止の場所だったようです。
全く知らずに撮ってしまいましたが、、、、(ごめんなさい!!)
でも何故ダメだったのでしょう??







帰り道に出会った日吉大社の赤い灯篭柱が印象的でした。







この後は歩いて日吉大社からそお遠くない滋賀院門跡へ。
階段を上った先に慈眼堂が見えます。







慈眼堂の前には大きな傘の灯篭がいっぱい、、、、
  






こんな大きな傘の灯篭はあまり見たことありません。
この場所は、時代劇の撮影に何度も使われた所とか。







裏手には歴代の天台座主のお墓がいっぱい並んでいました。
そして偶然にも撮った写真で歴史上の思わぬ方々の供養塔があることにびっくり!!

全く知らずに撮ってきた写真を調べると、、、、なんとなんと、、、
寫眞右から清少納言、真ん中が泉式部、そして左が紫式部の供養塔と分かりました。
こんなことに出会えるのも旅の感動です。








その後は、今日の最後の撮影場所の西教寺へはバスで移動です。






そろそろ陽も傾いて、ちょっと肌寒くなってきました。







坂道から階段を上ると、、、







琵琶湖が一望出来る場所に出ました。
まるで川のように見えますね。







西教寺本殿の周りを散策しながら、急ぎ足で最後の撮影を、、、、







そしてこの西教寺では、明智光秀とその一族の墓に出会いました。
大きくて立派な墓石でした。
この周辺は、歴史上の人物の菩提寺が多いようですね。

陽もいよいよ傾き、そろそろ集合場所になるバスに戻ることに、、、







湖岸道路を通る頃には、すっかり夕暮れとなり、、、
沈む夕日をバスの中からやっと収め、今日の撮影は終了となりました。







朝来た時見たうっすらと雪をかぶった伊吹山は、もう見えませんでした。

気心の知れたお仲間との楽しい秋の撮影旅行でした。
担当された皆様、本当にご苦労様でした。
来年はどこでしょう??
鬼が笑いますね。(笑)