風のたより

つれづれに

            ~~~ 天生県立自然公園を訪ねて ④ ~~~

2018-12-20 | 天生湿原を訪ねて



今回の天生県立自然公園の山歩きの目的は、なんといっても立派なカツラの木で有名な
カツラ門を見ることでした。

いよいよこの林を抜けると、、、心が高鳴ります。





今回のルートは、上の天生峠から湿原探勝路を通り、カラ谷原生林を抜けてカラ谷分岐点に入り,
更にカラ谷にあるカツラ門を見た後は再び分岐点に戻り、最後は来た時とは違う天生湿原のもう一本の
道を戻りました。





そして、これがやっとたどり着いたカツラの巨木群のカツラ門です。

写真ではちょっと分かりづらいですが、実際には見上げるほどの巨木です。

原生林の中にたたずむ姿は、なぜか威厳さえ感じますね。

今回はこの風景が見たくてやってきたのです。





樹齢300年から500年ともいわれるカツラ門です。

さすがに老木という感じはしますが、この五本のカツラの木がまるで門のように
たたずんでいる姿からカツラ門と言われるようです。





今回訪れたのはは晩秋でしたが、早春のカツラ門はまた違った表情をしているようです。

新緑の中にたたずむカツラ門、写真はネットからお借りしました。

雰囲気がずいぶん違いますね。





カツラの巨木に横からちょっと近づいてみると、、、枝が途中で折れたり枯れていたり、、、





厳しい自然の中で何百年もの風雨にさらされながら歩み続けてきた姿に感動です。





今回このカツラ門には手前にロープが張られ、これ以上近づくことはできませんでした。

以前はそんなことはなく、この門をくぐることもできたようですが、、、、

ちょっと残念でした。





カツラ門の手前の岩場に腰を下ろし喉を潤しながら、ここからもう一度ゆっくりとカツラ門を眺め
この場所を後にしました。





カラ谷分岐点までは同じ道を戻り、天生湿原に入ってからは、もう一本違った道を歩きました。





ここでも紅葉のお見送りを受けながら、ゆっくりと戻ってきました。





この辺りから湿原もそろそろ終わりです。





行きに通った湿原の入り口まで戻って、、、今年の天生湿原の紅葉とはここでお別れです。





一度行きたいと思っていた岐阜県が誇る天生県立自然公園でしたが、Oさんのお陰でその希望を
かなえることが出来ました。

またいつの日か、今度は季節を変えてまた出かけたいと思います。
Oさん、ご案内ありがとうございました。