今年の秋、PCの修理に1か月近くかかり、その間撮った写真(一眼撮影)はPCへの取り込みができず、
ずっとカメラの中に入ったままでしたが、今回、天生湿原の秋を訪ねた写真を遅ればせながら
アップすることにしました。
天生湿原は、正式名称は天生県立自然公園、山の好きな0さんの案内で10月半ば訪ねました。
天生県立自然公園は、岐阜県北部の白川村と飛騨河合町の境にある天生峠を中心に広がる高層湿原です。
近くの関インターより東海北陸自動車道を走り、白川インターより国道360号線を経て天生県立
自然公園へ。
行く途中の国道360号線沿いに見えたこの滝は、「天生の中滝」と言い落差は20mもあるとか。
数日前の天気予報では晴天と出ていましたが、この日は朝からあいにくの曇り空で、
山あいにはまだ深い霧がかかっていました。
目的地の天生県立自然公園はもうすぐですが、まだ霧の流れが続きます。
やっと目的地に着いた頃には、霧の流れもしだいに薄くなりきれいに色づいた木々の葉が
見え始めました。
落ち葉で敷き詰められたこの階段を登って,いよいよここから紅葉の始まった天生湿原の
山歩きが始まります。
上を見上げると、、、大きな木がお出迎え。
今回のコースは、登山口から湿原散策路を進み、カラ谷分岐からカラ谷原生林を抜けて
カツラの巨木群で有名なカツラ門までということになりました。
空はまだどんよりとした曇り空ですが、雲の流れの合間に紅葉に染まった山々が
きれぎれに見えてきました。
更に森の中を歩いて行くと、木々の鮮やかな黄色が目立つ明るい場所に出ました。
下から眺める木々の紅葉も綺麗です。
更に山道を登って~~~
赤茶色に色づいたこの葉は、、、遠目にも鮮やかです。
やっとこの辺りから湿原に入ってきたようです。
ここまでくると山はもうすっかり紅葉が始まっていることが分かります。
ただ天生県立自然公園の紅葉は周りを見回しても鮮やかというより、その色合いはやさしく
そして柔らかな色合いの紅葉です。
この柔らかな色合いの紅葉は、今までにあまり見なかったような、、、、
私達は紅葉を愛でながら、さらに先を目指し進んで行きました。