淡いパステルカラーに染まる木々の紅葉を眺めながら、湿原探勝路をさらに進みます。
真っ赤に染まったナナカマドの実が朝露にキラキラと光っています。
湿原探勝路には、あちこちに木道が敷き詰められていて、自然に道案内をしてくれています。
更に進むと、、、急に視界が開け、ちょっと見通しの良い場所に出てきました。
ここはまさに湿地帯、手前には沼地のような水溜りが、、、
静かな森の中を落ち葉を踏みしめながら進みます。
周りの木には、ブナやカツラの木が多くなってきたようです。
これはブナの木、木の幹に模様があるのが特徴のようです。
更に木道を進んで~~~
根元が緑の苔で覆われた大きなカツラの木が出てきました。
見上げるほどの大木ですが、根元には人が通れるほどの大きな穴が空いていました。
この辺りにはカツラの木が多いようで,Oさんから"カツラの木には甘い焦げたような独特な
香りがする"と教えていただきました。
たしかにカツラの落ち葉を拾い香りを嗅ぐと、、、、何とも言えない甘い香りがしました。
これは初めての経験でした。
香りを頼りに更に進んでいくと、、、、ここにも大きなカツラの大木が、、、
この辺りは地図で見てもカツラの巨木群のある場所でした。
カツラの木のこの独特な焦げたような甘い香りは、この時期でないと体験できないようで
紅葉と香りを一緒に愛でることができました。
更にウォーキングは続きます。