風のたより

つれづれに

             ~~~  若狭富士が目の前のお宿へ ~~~

2018-12-03 | 若狭への旅



ジジ探しで過ぎた11月もあっという間に終わり、気が付けばもう12月。

我が家の近くの合戸池周辺の風景も、いつしか紅葉も真っ盛りとなり
湖面に映る景色に思わず足を止めて、、、、

話は一月も前に戻りますが、娘の帰郷に合わせ出かけた若狭の旅の思い出を、、、

今回もマイカーで、そして運転は娘任せの上、あえて高速には乗らず下道を走る
気ままな旅でした。





途中の道で出会った関ケ原の古戦場跡。

小雨の降る寒い日でしたが、ちょっと立ち寄って周りの広い風景を、、、

戦国時代の1600年、徳川家康率いる東軍と、石田三成を中心とする西軍が戦った
古戦場、、、、佇んでいるとどこからか戦いの声が聞こえてきそうです。





そのあと車は福井県の敦賀市に入り、日本三大鳥居で有名な気比神社へ。

ここは以前にバスツアーで来た所でした。





続いて福井県敦賀市の景勝地、気比の松原へ、、、

佐賀県唐津市にある虹の松原、静岡県静岡市になる三保の松原に並ぶ三大松原の一つとか。





車はやがて若狭湾国定公園のほぼ中央に位置する若狭鯉川シーサイドパークの海浜浴場に
やってきました。

今年の夏もきっと多くの人々でにぎわったであろう海水浴場ですが、今は人の影もなく
ベンチで一休みしている我々親子だけ、、、






遠くに目をやると、、、、あれ??富士山にそっくりの山が見えます。

どうやらあの山が若狭湾に聳える若狭富士のようです。

今夜のお宿は、その近くとか、もうすぐです。





かつて国民宿舎だったお宿は、若狭富士が目の前に見える絶好な場所にありました。

このお宿の一番の売りは、、、なんといってもこの大浴場から眺められる若狭富士です。





ゆったりとお風呂を楽しんだ後の夕食は楽しみの一つでしたが、高浜港で揚がった日本海の
新鮮な海の幸がいっぱいのお夕食は期待にたがわぬ美味しさでした。

特に鯛の甘辛煮、目玉の周りが一番コラーゲンが多いとか、美味しく頂きました。





寝る前にもう一度ゆったりと湯船に入り、翌朝もまた、、、

朝食の前にお宿の周りを散策、城山公園に続く芝生公園が広がっています。

湾の向こうに真っ赤な朝焼けが、、、





近くの城山公園に登ってみると、、、若狭湾の向こうに朝焼けに染まる若狭富士の姿が!!

こんな光景に巡り合えたのも”朝起きは三文の徳”ということでしょうか。





更に山の反対側に回って~~~

こちら側には、荒々しい日本海の海の光景が広がっていました。





朝の散歩の後の朝食です。

朝食にして品数が多いですが、一歩きの後でもあり母娘は全部美味しく頂きました。(笑)





お宿の前にはこんな奇岩が、、、明鏡洞は風情があります。


この明鏡洞は「八穴の奇勝」と呼ばれる八つの自然洞穴の一つで、洞穴は小舟がやっと
通り抜けられるほどのものとか。





洞穴の向こうには水平線が、、、

潮が引くと穴の近くまで歩いて行けるとか。

ここからの夕景もいいでしょうね。





この風景を眺めた後は、京都府北部にある天の橋立に向けて車を進めました。