今日お昼を食べ終えたら、以前の勤め先のお客さんだった人から電話が来た。
何かと聞くと、資料の分析の乾燥に使っている恒温槽から臭い匂いがしながら、温風が吹き出していない様だと。
ふ~ん、焼ける匂いがするの?
温風が出てこないので槽内の温度が上がらない
温風が吹き出してくる辺りからコト・・・コトと音がする
のだそうだ、診てくれないかな~
ときた、いいよ~、でも先ずは色々調べないとね
以前のものとは別の装置なの?・・・そうです。
分かった行くから待ってて。
現着して槽内の扉を開けると少し焼ける匂いがして
アッチッチーの槽内
エイヤーっと見当をつけて底板を外すと手前に渦巻状の
ヒーターのシーズ線が2つある。
中央のシロッコファンを手で回してみると少し抵抗があるが回してもベアリングのような感覚はないので、含浸メタル軸受を使っているようだ、オイルが高温のため蒸発したのかな。
内部のモーターのメーカーや型式を調べるためには
背面パネルを外して覗かないと分からないだろう。
取り敢えずモーターの軸受が見えるところまで、上から
外してCRC-556を吹き付けて軽く回る様になるまで
慣らしで回し続けた。
その後組み立てて試運転した所、当座は異音は出ないようなので、暫くは使えるが最終的にはモーターを変えなければ成らないでしょうと伝えた。
最終チェックでも設定温度までの上昇はOK
暫くして再発したらモーターを取り寄せて交換しましょうということにした。
「おまけ」
帰りにどっかのお土産みたいな物をくれた、帰って箱を見るとCHINA製、しかも賞味期限8月31日付だった。
オイオイ、大丈夫かいなこんな物くれやがって。
お腹壊したらどうすんねんと言いながらパッケージの原材料を見ると体を壊すようなものは含まれてないようなので、まっ良いかーと
一つ食べてみた、美味かった。