坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

奇跡

2007年01月25日 | 坊主の家計簿
 1月25日

 雑費   缶ミルクティー        120円
 外食   ラーメン           189円
 食類   ノンフライカップ麺6     468円
      白ネギ            100円
 
 合計                  877円
 1月累計             164135円

 「ふ~」と、ようやく落ち着く。
 今日は葬儀→還骨・初七日→通夜で、当然日々のお参りも間にあるので「バタバタバタバタバタ」でんな。
 
 っちゅう事で、通夜だったので毎月の学習会には参加出来ず。
 んが、通夜が終わってから雑用で「バタバタバタバタバタ」と、忙し、忙し。ちょい資料(?)を作るのにプリンターのインクを新しいのに替えたらインクが出過ぎるのか乾き難いし、ミス連発やし。うぜーな、ホンマ。

 公文のテストもあって、今日やる。っちゅうか、今日やらんとあかん事も無茶苦茶あってやな。。。
 テストプリントを仕上げて、近所の先生の家のポストに投函して、ついでにスーパーに寄ったらノンフライのインスタントラーメンが売ってたのでゲット。インスタントはノンフライでっせ。。。「喰うな!」っちゅう話もあるのだが、面倒な時にはやっぱし便利でっせ。

 しゃて、「バタバタバタバタ」としてたので、今日はコーヒー2杯にチョコレートも喰う。よって『前頭葉バン!』状態です。興奮剤取り過ぎや、っちゅうねん。ヴァンダレンシウバ状態でっせ。大変でっせ。明日会議(?)もあるし早よ寝なあかんねんけどやな、コーヒー+チョコレートで大変でっせ。
 とは云え、今は少しお酒も入れたのでクールダウン中。22時ぐらいは『スプーンでも曲げたろか!』っちゅうくらいに『前頭葉バン!』状態やったもんな。。。

 ちなみにスプーンは曲がります。手でも力入れたら簡単に曲がる様な柔い金属でんがな。んなもん曲がりまっせ。木は曲がらんけど、スプーンぐらいは私も曲げた事がありまっせ。

 いや、21ぐらいの時に占い師やってましてん。飲み屋時代に近所の店のマスターから「お前、バイトせえへんか?」で誘われて、で、「占いなんぞ馬鹿らしい」だったのだが、一応レッスン受けてでんな。
 師匠がよかったんだと思う。タロットカードだったんだが、タロットカードでカードを出せるのは100人中3人ぐらいは居てるらしい。まあ、その3人に入ったらしい。問題はどうやって『読む』かと云う問題らしい。相手が居てるわけだし。
 最初辺りのレッスンの時に「当った!」と喜んでた私に師匠が「占いは当てものちゃう!」と激怒した。当っただけで喜ぶのは『素人』らしい。
 
 まあ、ええわ。要するに『占い』っちゅう精神世界系を少しかじったので、そういうのが好きな人が身の回りに居ててでんな、で、ある日にマンションの屋上の部屋で酔っぱらってダベって居る時に一人が「スプーン曲げて遊ぼ」とか気の狂った事を言い出してでんな。まあ、私も酔っぱらって居たし、「よっしゃ、やろやろ」と曲げたら、曲がった。スプーンの一番下を摘んで、スプーンの上を押しただけなのだが、軽く曲がってしまった。「奇跡だ。。。」と個人的にも思ったのだが、実はその前に『絶対に無理』だと思ってた大好きな女人とのデートが決まったので、「そっちの方が奇跡じゃ!」と(笑)
 「あの娘とデート出来るようになってんから、こんなもんぐらい簡単に曲がる」で曲がった。

 それから『奇跡』は起きてない。。。
 事もないか。その後に同棲してた女人なんぞ18ぐらいの時にファンだったし、あれも『奇跡』と云えば奇跡みたいなもんやな。
 知人の坊主をその気にさせて作った坊主バーなんぞも『奇跡』みたいなもんやし。
 それ以前に、私が『坊主』になってる、っちゅうのも『奇跡』みたいなもんやな(笑)

 『奇跡』とは『想定外』か。小さな私の世界の中の話。

 『汝、無量寿に帰れ!無量寿に帰って、無量寿を生きよ!』(信国先生)

 確か、遠藤周作だったと思うのだが、イエスの起こした一番の『奇跡』は『自分を殺そうとしている人を許した事』らしい。これは渋い。スプーンを曲げるっちゅう下らん話ではない。ホンマの奇跡やな。

【聖人の廿五日の御念仏も、詮ずるところは、かようの邪見のものをたすけん料にこそもうしあわせたまえと、もうすことにてそうらえば、よくよく、念仏そしらんひとをたすかれとおぼしめして、念仏しあわせたまうべくそうろう。】(親鸞)



 しかーし!欲多く浅ましい事限りない私は、やはり安易な『奇跡』で好きな人と一緒になりたい。。。