坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

漫画『親父』と『おかん』

2009年04月12日 | 坊主の家計簿
 さすがに20のガキに間違われる事はなくなったが、それでも年相応には誰も見てくれない。
 「苦労は外見に示すものではない。肝臓に溜め込むものである」(byエロ坊主)
 っちゅう事もないのだろうが、まあ。

 さっきまで御近所ラーメン屋に居てた。
 今日は久々に仕事で「おお、疲れたぜ。。。」っちゅう感じだったので、帰宅して爆睡。起きて、仕事帰りに取り込んだ洗濯物を畳んで、第一発目の内祝を発送して(量が多いので分けて発送)、御近所スーパーで買い物して自炊するか、それとも最近出来たラーメン屋に行くかを迷った末に、「え~い。今日はラーメン屋じゃ!」と。
 予想してた通りにJR最終で帰宅した時に一度だけ駅前で食べた屋台のラーメン屋が店舗を構えたみたいだった。支払いの時に、何歳か解らんが結構しっかりした兄ちゃんに質問したら「よく知ってますね」みたいな返答あり。
 腹が減ってたので最初にラーメン大盛り。屋台の時に麺の量が少なかったのでこれは正解だった。
 
 ラーメンを食べながら店に置いてあった漫画を読む。
 帰宅して検索したら、もりやまつる、っちゅう人の『親父』っちゅうのと『おかん』っちゅうのだった。
 え~。。。結構おもろかったし、ラーメンを食べた後にビールとつまみのセットを頼む。ビールが無くなったのでビールのお代わりも頼む。
 しめて2200円!高い晩飯や、っちゅうねん。。。
 
 漫画は両方共家族物語。舞台は大阪の下町。家族を守る為に必死になる『親父』と『おかん』の物語。
 プチインテリの私は、「これが国家の基本である。」なんぞと言いたくなるのだが、実際にやってる事や、情的な部分ではそのまんまやし。

 しゃて、私にもガキが出来る。っちゅうか、腹の中に居てるねんから『出来た』が正しいのだろうが、単身赴任中なので実感が薄いのだ。
 私の基本は「私さえよければイイ」でしかない。故に、ガキが出来れば「この子さえよければイイ」に必然的になる。「この子を守る為にはなんでもする」になる。と思う。執着バリバリのエゴ剥き出しである。

【我が言うところのごとし、阿闍世王の「為」に涅槃に入らず。かくのごときの密義、汝未だ解することあたわず。何をもってのゆえに、我、「為」と言うは一切凡夫、「阿闍世」は普くおよび一切、五逆を造る者なり。】(真宗聖典259より)

 『子』は親の私物化出来るものではない。
 けど、無関係な存在ではない。無関係な存在などあり得ない。
 関係性が『深い』『浅い』という差別心が当然出て来るのだが。。。