アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

220 房総の山(地元小糸の三角点めぐり)の一人ハイク。   ('14,01,23)

2014-01-24 08:49:47 | 房総の山中部

今回は車がないので自宅から歩いて行ける地元小糸の三角点めぐりに出かけました、2年3ヶ月振りに歩くコースです、車がないのは先日19日(日)内浦山県民の森主催のハイキングに参加するため朝早く鴨川市に向かっている途中凍結道路でスリップ事故を起こし怪我はなかったけれど車が大破したので廃車してしまったからです。

今朝も氷点下の刺すような寒い朝でしたが天気は快晴で風はなく絶好のハイキング日和なので清々しい気持ちで自宅を出発(8:30)しました、当初の予定は2ヶ所の三角点を回る≒16kmを歩くつもりでしたが歩いているうち折角だから三角点をもう1ヶ所増やして20km以上歩くことにしたのです。

先ず最初に大野台集落に有る水準点に寄ることにしてルートを伸ばしました、水準点の位置は直ぐ分りました然し10cm位土に埋もれていましたがたまたま土や落ち葉を取り除く為のコテを持っていたので簡単に掘り出せました。

次の三角点「大野台」は県道に接した尾根上の分かり易い所に有ります、前回は尾根の急傾斜を藪漕ぎしながら登りましたが今回はきれいに刈りはらわれていましたので簡単に登れました。

ここから次の三角点「山滝野」迄はダンプの行き交う舗装道路を1時間余り歩き標高差180m程登らなければなりません、三角点の有るピークは地デジや千葉テレビ等のアンテナ鉄塔が建っています、鉄塔の下の坂道には数日前降った雪がまだ残っていましたが丁度千葉テレビが点検に来ていたので車の轍を歩いて登れたので持参した軽アイゼンは使わずに過ぎました。

ここから次の三角点「長石」へのルートが一番嫌な道です、三角点「山滝野」直下の水場集落の中は静かで人一人会わない道ですが一旦県道に出るとそれは大変でダンプが連なって砂埃をあっげて行き交うのです、然もこのルート半分は歩道が有りませんからまさに決死の覚悟です。

水場集落から三角点「長石」迄は≒1時間40分程かけ一旦標高差190m程下ったアカデミヤ公園方面分岐から今度は標高差130m余り登り返さなければなりません、ここが一番の難所です、丁度三角点の有る尾根の取り付き点である長石大橋手前分岐に着いたところで12時を過ぎたので昼食休憩にしました。

ここから本格的に藪漕ぎ道の始まりです、前回は藪の薄い杉林の尾根を直登したのですが最後杉林が終わると身動きもとれない程の猛烈な藪に迷い込んで大難儀しましたので今回は地形図とコンパスで方向を確認しながら藪の薄い所を探しながら進むつもりでした。

ところが地形図を出してみると違う地形図をもってきてしまいました、結局勘で進むしかありません、良く見ると尾根を巻くように昔道らしい笹竹の藪道が続いており然もところどころにピンクのテープが結んで有りました、それを藪漕ぎしながら進んで行くと左手の尾根上が明るく開けて見えるのです、然も笹薮も更に薄くなっているので登って行くと広い空き地に飛出しました。

見覚えのある開けた広場ですが確かここは以前きれいに耕された畑でした、然し今は刈りはらわれてはいますが荒れ地になっているのです、この広場の北端の藪の中に三角点は有るのですがその藪もきれいに刈り払われているので直ぐ分かりました。

以前は広い畑の周りに道が有りましたが全てなくなっていたので仕方なく又藪漕ぎして下の里道に出て帰路に付きました、戦後の開拓地である富士見ヶ丘集落を下って広い小糸の里に出ると毎日ウォーキングで歩く≒5kmの道を一路自宅を目指し休憩なしで一気に歩き自宅にゴール(14:30)しました。

【ポイントタイム】
自宅(8:30)…大野台・水準点(9:02)(9:10)…Ⅲ△「大野台」(9:40)(9:42)…間野集落(10:20)…Ⅱ△「山滝野」(10:45)(10:47)…水場集落(10:57)…アカデミヤ方面分岐(11:47)…長石大橋手前分岐(12:14)昼食休憩(12:41)…Ⅲ△「長石」(12:58)(13:00)…富士見ヶ丘県道分岐(13:16)…長石大橋手前分岐(13:21)…長石集落(13:31)…自宅ゴール(14:30)、所要時間6時間、歩行時間5時間10分、≒23km、≒33,000歩。

【余談】
19日の内浦山県民の森主催のハイキングに参加しようと出かけたのですが前夜雪が降ったので道路が凍結するのは分かっていました、テレビの天気予報でも「道路の凍結には注意してください特に橋の上は要注意です」と言っているのを人ごとの様に聞いていました。

天気予報で言う通リ朝8時過ぎ100m余りの長い「あきもとおおはし」の上で突然車が暴走して歩道に乗り上げフェンスに激突して180°方向回転したうえ右に横転してしまったのです、それからが大変で車から脱出するのに大苦労しました、警察による一通りの現場検証の後家に帰ったのは11時過ぎでした。

悪運に強いのでしょうか?車は右側が大破したのに私は擦り傷一つ負いませんでした、何よりも歩道に人は居ず又他人の車にもぶつけず自爆で済んだのは不幸中の幸いとしか言いようが有りません、おかげで車は廃車して新車を買う羽目になりましたが消費税増税前なので良しとしましょう。
因みにこの朝同じ場所で6時から8時までの2時間で私を含め4件のスリップ事故があったそうです。

                HP URL outdoor (hacca

                                                              大野台・二等水準点       Ⅲ△「大野台」(161m)   アンテナ塔下の積雪の坂道

                                    
        Ⅱ△「山滝野」(293m)           地デジアンテナ塔     Ⅲ△「長石」(170m)

                        
     さくらの巨木        山砂採集場跡地の           路傍に佇むお地蔵様
                                                  ソーラーパネル群 

          
                     歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図 

 

 

 

 


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