アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

222 房総の山(鹿野山最高峰「白鳥峰」)へ雪山あるき。  ('14,02,10)

2014-02-11 08:32:32 | 房総の山中部

8日(日)は十数年振りの大雪で我が家の庭にも30cm近く雪が積もリました、「このままでは当分山歩きできないかな」と弱気になっていましたが良く考えたら以前大雪の翌々日「奥畑~八郎塚~監視所~石射太郎~高宕山~奥畑」のルートを7時間位かけて歩いたことを思い出し久し振りに雪山を歩いてみることにしました。

今回も家から歩いて行けるところをいろいろ考えた末余り無理しないで行ける山として鹿野山の最高峰「白鳥峰」に登ることにしたのです、登山口の市宿集落までの車道は除雪されていたので登山口で6本爪の軽アイゼンを付けて急坂尾根を登りましたが予想通リかなりの積雪でした。

浅い所でふくらはぎの下位(≒20cm)、吹き溜まりの深い所では膝位(≒50cm)あったので私にしては可なりハードな山歩きになりました、特に白鳥神社の階段は吹き溜まりで太もも迄潜りラッセルに一苦労しました。

やっとの事白鳥峰頂上について石碑を一回りしたらなんと石碑の北側に丸い銅版のキャップを冠した標石があったのです、今まで何回か登っていますが全く気付きませんでした、 鹿野山の三角点は春日峰(351m)に有るので最高峰の白鳥峰(379m)には有りません、そこで独標の基準点として設置して有るのでしょうか?後で国土地理院に伺って見ようと思います。

白鳥峰から下山して九十九谷公園で休憩をとりアンパンを食べ紅茶を飲んでゆっくりした後道路を挟んで東側に有る「展望広場」の高い展望台に登って180°の展望を楽しんだ後帰路に付きました。

閉鎖されている「白渓山荘」の前から杉林の中の昔道に入りましたがここも予想通リ深い積雪でした、県道を横断して今度は清和市場ルートに取り付くと間もなく右の太ももの裏の筋肉が吊って激痛が走り歩行困難になってしまいました、雪深い急坂尾根を雪を蹴リ込みながら長時間登ったので普段あまり使わない筋肉がダメージを受けたのでしょう。

事故は思わぬ所で突然起こるものだと又しても思い知らされました、一休みしている時湿布薬を持って居ることに気付き急いで患部に貼るとたちどころに痛みが去り何事もなかった様に歩けました。

この道は比較的新しい道なので広く開けた歩き易い道ですがここも20cm位の積雪でかなり足に堪えました、一つ気がかりなのが清和市場集落下山口手前の竹藪の中の道です、おそらく雪で竹が倒れて道を塞いでいるのではないかと心配していましたが心配は的中、予想通リところ何処ろで通過不可能な程道が塞がれていました、そのたびに更に雪深い藪の中を藪漕ぎして迂回しなければならず難儀しました。

やっとの事妙喜寺下の県道に出てアイゼンを外し除雪された道を北に向かって進み自宅にゴールしました、お天気は曇りがち乍ら風もなく久しぶりの雪山歩きは楽しいものでした、人の足跡は全くなく有るのは猪、鹿、そして野兎等の足跡だけでしたが野兎の足跡の多いのには驚きました。

【ポイントタイム】
自宅(7:25)…コンビニ(7:28)(7:35)…登山口(8:00)(8:05)…習志野少年自然の家キャンプ場(9:04)…別荘地ピーク(9:43)…白鳥神社入口(10:10)…白鳥神社(10:15)…白鳥峰(10:24)(10:27)…九十九谷公園(10:37)(11:05)…清和市場ルート入口(11:56)…妙喜寺下県道(12:54)(13:03)…自宅ゴール(13:35)、所要時間6時間10分、歩行時間5時間05分、≒11km、≒21,000歩でした。

            HP URL outdoor (hacca

             
       白鳥神社        白鳥峰頂上の石碑      白鳥峰頂上標石(379m)

            
     深雪の九十九谷公園       熟したアオキの実、      雪深い昔道
                 昔葉は家畜の餌でした。

            
   野兎の足跡、前足(左側)      芭蕉の句碑、場所が   展望台から・九十九谷と
       後足(右側)縦二つ並び       移転されています。     房総の山並み。

   
             歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 

 

 

 


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