風の森in開田

美味しい空気と素晴らしい景色が毎日のご馳走。
霊峰・御嶽山の麓での高原暮らしの独り言・・・

10分間の贈り物

2006-12-07 08:49:37 | 開田の風景

 

 Welcom~  本日  午前6時 マイナス3,5度

 

写真は神様からの10分間だけの贈り物・・・

夕焼けではないんですよ! 今朝の6時35分の朝焼けです

ホントに10分間だけで、あとは瞬く間に薄曇の空に変わってしまい、

朱色のかけらも残しませんでした。

この時間に起きていても、東の空に注目していなかったら、

出合わない素晴らしい景色でした。感謝感謝

 

何故東の空に眼を向けたかと言いますと・・・

東を向いている出窓に、父母の仏壇代わりの棚があります。

毎朝お水とロウソク、お線香をあげて、

今日一日健康でくらせますように・・・」と拝むのですが、

その時に眼の前に何やら朱色のものが・・・と気がついたのです。

神様、仏様、亡き父母のお陰、感謝感謝

いつもより鐘をひとつ多く鳴らしたいくらいです

 

ところでお線香なのですが、今4種類を日替わりで使っています。=

その中で一番好きな香りが、「風信香」というお線香です。

京都・東寺で買ったもので、柔らかな優しい香りで、

鼻から頭の中へスーッと入り込んで、気持ちを安らかにしてくれます。

お線香の説明書きに・・・

この風信香の由来は古く平安時代にさかのぼります。

宗祖 弘法大師が叡山の伝教大師 最澄に差し出した

真筆の書簡(風信帖)の中に、お香の贈り物を感謝している文章があります。

この香はその名筆の冒頭をとり、名付けて風信香とよばれ、

昔から東寺に伝来したものです。・・・とありました。

ウ~ン、やっぱりありがたやありがたや!

 

昨日は朝からUさんのおばあちゃんから、「おいで~のお呼び出し

おかず3品と2枚目の編物をもって、昨日は徒歩で・・・。。。

良いお天気なので油断して、手袋をしていかなかったら

冷たくて、冷たくて~))

おばあちゃんは毛糸のじんべさんを編みなおすとかで、

一生懸命、根気よくほどく作業を、私は編みながらおしゃべり。

おばあちゃん家は日当たりがよく、ストーブもこたつも要らないくらい。

お昼ごはんの時、きくいも」のお漬物をいただきました。

100円店で売っていたのですが、買わなかったので、

食べてみたかった一品! ラッキー」・・・

名前に「いも」とつきますが、パリパリして美味しかったです。

美味しい~を連発したら、やっぱりお土産に持たせていただきました。

別に下心があって「美味しい~」を連発した訳ではありませんよ~

 

お昼ごはんのあと、「いいもの見せようか?」と出して来てくれたのは、

大正琴! 友達から譲り受けて独学で弾き、時々楽しんでいるとか・・・

指が曲がって痛そうなのに、空んじている譜面をくちずさみながら

さくら さくら」、「荒城の月」、「ふるさと」等の曲を聞かせて貰いました。

83歳にして、何事にも好奇心をもって挑戦するこの前向きな所、

またまた勉強させて戴きました。感謝感謝

私もちょっと弾かせて貰いましたが、

指で押さえるところはピアノの鍵盤と同じなので

メロディーを覚えている曲は案外弾けるものでした。

結構面白そう~

以前はいつか大人の音楽教室に行ってみたい・・・と思っていたのですが、

ここ開田に来て、大正琴教室に変わりそうです・・・