風の森in開田

美味しい空気と素晴らしい景色が毎日のご馳走。
霊峰・御嶽山の麓での高原暮らしの独り言・・・

アケビ・・・その後

2006-09-30 08:14:25 | 自然の恵み

 

  本日    午前6時 8,3度

昨夕のことです。

3日程前、家の前の道路沿いでも

カラマツイクチ」を発見したので、偵察に・・・

まだ笠のしっかりとした、綺麗な「カラマツイクチ」を

6つもゲット! その帰り「アケビ」は元気かな?・・・と

上を見上げると、3日前にはまだ開いていなかったのに

色も少しですが薄紫色で、大きく口を開けていました。

友達から熟れた時の色を知りたいから、(彼女、布でお花を作っています

写真を撮るように・・・言われていたので、

ともかくカメラを取りに家に戻りました。

いえいえもう一つ、「高枝切りバサミ」を忘れてはいけません。

 

本当はもっと紫色になるのですが、今年の天候の影響でしょうか?

もう開いているので、ともかく採取。(写真は撮りました!)

(何故かというと、明日は開田はそば祭りの日。

多勢のお客さんが来られます。   

先日来、そこに「アケビ」があるのを知って、

熟成の時をねらっていると思しき車も・・・)

「お先に ごめんなぁ~い」

新米ですが、地元民の役得として許されるでしょか?

写真のほかに、もう一つで合計4つをゲット!

あと小さいのが2つありますが、熟れ足り無いのでまた後日に・・・

今年のものは、皮が結構肉厚です。

そこで、「アケビ」を学習!

<<<

アケビ」のつるは左巻きなんですね!

他の木や草に巻きついて育ちます。名前の由来は、

割れた様が人の「あくび」に似ているところから・・・ともうひとつ

熟すと実が開くので「明け実」から、なまって付いたとか。

漢字の名前は「木通」といい、「アケビ」には利尿作用があり、

「小水が通じるつるの木」から来ているとか。これはちょっと?

 

8月4日のブログ「あけび」大きくなりました・・・のタイトルで、

あけび」の料理に皮を使うことを書きました。

ここで皮を使ったお料理を学習。

多いのが皮の中に、お肉類を詰めてフライパンで焼くというもの。

お肉はミンチが良さそうで、豚か鶏ハンバーグを作る要領

好みのものを混ぜ(マイタケ、ネギ等)、

皮の中に小麦粉をふり、具を詰めて、タコ糸やかんぴょうでくくり

フライパンに油を引いて、焼く・・・というもの。

あんかけにしても・・・

中の種の部分の使い方として、裏ごしにかけて種を除き

お肉に混ぜたり、あんかけの「あん」の中に混ぜ込んだり・・・

またそのまま冷たく冷やしてデザートに。

「ぷるるん、とろろん」とした食感を楽しむそうです。 

変わったところでは、「あけびずし」。

あけびの皮を茹でて(鉛色になる)、熱いうちに酢につけると

又、綺麗な紫色になるそうです。

その中にすし飯を入れる・・・というものです。

ひとくち大に切った「あけびずし」は「にぎりずし」のようでした

他に、皮を細く切って油いためや、そのままてんぶらに・・・

皮はすこし苦味があるそうですが

一度お米のとぎ汁で茹でると苦味は和らぐそうです

私の食指をうずかせたのは「あけび酒」。 

ホワイトリカー1,8リットルに対し、実を種ごと500g使い

皮をひとつ分いれるそうですよ!

 

観賞用に「篭」に入れてテーブルの上に置き、

しばらく眺めてから、実を食べようと思っています。

種は畑に「プーッ!」。>> これはひょっとして

来年芽を出すかも知れない事を期待してのことです。

皮を使ったお料理は、それから・・・ 

肉厚の皮をみていると、何だかとても美味しそうに

思えてきました。 

お味の方は、後日クッキング編でご報告いたします。

さあ~て、どの料理法でやっつけるかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


オヤマボクチ・・・その後

2006-09-29 08:35:40 | 開田の花

 

  本日 午前6時  11度

お天気が下り坂のせいでしょうか? 

暖かい朝です。 

写真は、9月9日のブログの「オヤマボクチ」の

その後、第一弾です。

トゲトゲのある丸い所から筒状花が出てきて、

段々と暗紫色になり、アザミに似た花・・・の通りでしょう?

第一弾と言う事は、第二弾がある・・・と言う事で、

また姿を変えた「オヤマボクチ」の写真が撮れましたら

ご報告いたします。

 

昨日も一日良いお天気が続きました。<<<

お布団を干して、シーツを洗濯して、

暫らくさぼっていた花の種採りを・・・

コスモス、黄花コスモス、初雪草、マリーゴールド、

カリフォルニアポピー、ナスタチウムは種を土に埋めて・・・

植物だけではありませんが、生きとし生けるものの

「生命力」って、すごいな!って思います。

コスモスの細い種もそうですが、

初雪草やカリフォルニアポピーのような、

まるでゴマ粒くらいの小さな小さな種から

また綺麗な花を咲かせてくのるのですから・・・

霜が降りるまでに、ハーブ類も刈り取らなくてはいけません。

 

午後からは昨日書いた通り、土運びを・・・

長靴ゴム手袋一輪車シャベルツルハシを乗せて

さあ作業開始

先ずはツルハシで、土を入れる畑の石起こし。

ちょっと掘ると大きな石がゴロゴロ・・・

最近はツルハシの扱い方にも慣れて、結構鍬よりも楽かも・・・

掘り起こすのは出来ても、あまり大きな石は持ち上げません。

この時が一番危険なのですギックリ腰が手ぐすね引いて

待っているのです。危ない危ない

手と足でゴロゴロ転がして畑の外へ。

次はシャベルで土をすくい、一輪車に乗せて運んでいたのですが、

20回運んだ所で、気がつきました

シャベルで土をすくって持ち上げるなら、

そのまま放り投げたら・・・と。

一輪車を移動して、土をあける手間が省ける訳です。

そこで土の山に登り、土をすくって遠くへ「エイッ・ヤッ!」

長靴の中も頭も土だらけ・・・をモノともせず、

途中休憩を入れて、 3時間

私の弱点の腰と、腕がを発信したところで、

本日の打ち止め。

土の山はあと三分の一になっていました

 

作業中、何回も巡回バスが通って行きます。

その度に顔を上げて、顔見知りの運転手さんにも、

そうじゃない運転手さんにも、笑顔でご挨拶!  

 

さてさて、お待ちかねの体重測定・・・結果は?

ジャーン   500g 

500g・・・って書くよりは、0,5㎏・・・の方が沢山みたい

でも3時間の肉体労働で、500g 

ダイエットとは、かくも厳しいものなのですねぇ

 


久々にクッキング!

2006-09-28 08:44:47 | クッキング

 

  本日 午前6時  8,6度

久々にクッキング!・・・と言っても、

毎日ちゃんと炊事はしていますよ!

昨日は友達が帰ってしまう日だったので、

一緒に拾った「山栗」で炊いた「栗御飯」

食べて貰ってから、帰って頂かないと・・・と

昼御飯に作りました。栗は炊きあがりに混ぜた時

ほとんど潰れてしまいましたが・・・

横の、剥く前の栗を見てもらったら判るように

とても小さいです。皮を剥くのは大変でしたが、

食べるとやはり、「美味でございまぁ~すぅ

小さいだけに「甘さ」と「ホクホク感」が、凝縮されているというか

自然の旨みの宝石箱みたあ~い」・・・

TVのグルメ番組のリポーターになれるでしょうか?

 

15時過ぎの列車に乗る為に、余裕をもって

1台早いバスで、木曽福島まで。

途中「上町」で降りて、少し街を見物する事に。

親水公園の足湯に入り、上の段地区

千本格子」の家並みや、なまこ壁の蔵を見、

八沢の「海老屋」という漆器店で、漆塗りの

スプーンとフォークを自分用に買い、

友達も2種類のスプーンを買いました。

友達は何にでも好奇心旺盛な人で、

開田にいる間、時間をフルに使ってあちこち見物して行きました。

見物だけでは無く、フルに家事もしてくれました

まるでお母さんのように←友達)

開田の、私は「知り合い」と思っている人達とも、

もうしっかりと「お友達」のように、親交を深めたみたい・・・

 

その友達って私より5歳年上ですが、気持ちは負けそう・・・

駅に着くと人身事故があったとかで、

列車は20分遅れ。ホームまで行って列車を見送った後

丁度発車の時刻だった、開田高原行きのバスに飛び乗りました。

今日は又顔見知りの運転手さんだったので、

黙っていても、家の前で降ろして頂きました。

 

久しぶりの、一人っきりの家です。

友達が腕まくり、足まくり(?)をして、お掃除してくれたので、

お風呂もトイレもあちこちがピカピカです

私はお料理することは好きですが、

掃除、片付けは良い加減な方で、

きれいになった家で気持ち良く

ゆっくりPCに向かうことが出来ます。 <

 

さて、今日は燃えるゴミの日・・・サイクリングと行きますか!

そして久しぶりの肉体労働、土運びを

夜、体重計に乗るのが、た・の・し・み

何と言っても、毎晩2時間かけての宴会のツケ

相当なものでしょうから・・・

 


奈良井宿

2006-09-27 08:56:23 | おでかけ

 

  本日   午前6時 9,6度

昨日は天気予報が当たり、

正午の時報と共に雨が降り出しました。

JR中央本線「松本行き・普通」はワンマンの列車で、

ドアーも手動、ちょっと驚きました。

駅に降りたのは私と友達と外国の方の3人だけ。

平日でもあり、通りの人もまばら・・・と思いきや

町並みを進んで行くうちに、観光バスのお客がだんだん増えて

お土産物のお店は、たちまち賑やかに。

奈良井宿は奈良井川に沿って、約1kmの中仙道沿いに

町並みが形成され、中仙道69次の一つで、

34番目の宿場だそうです。

建物の大部分が中2階建で、低い2階前面を張り出して縁として、

勾配のゆるい屋根で深い軒を出しているのが特徴とか・・・

多分雪除けのための、深い軒だと思います。

うだつ」や古い「格子造り」の家も多く見られました。

昔は「奈良井千軒」と呼ばれる程、繁栄した宿場だとか。

同じ木曽路に、有名な「馬篭」や「妻籠」の宿場がありますが、

距離の長さはどうか判りませんが、「奈良井」の方が

道幅の広い、ゆったりとした感じのする町並みだと思いました。

何処の観光地の古い町並みでもそうですが、

そこには今も生活している人達がおられ、

町並み保全のために、大変なご苦労があるのだろうな?・・・と、

いつも感じます。

それと人々の気持ちの暖かい事!

商売目的でない、素朴な暖かさを頂いてきました。

 

奈良井宿での目的の「お箸」とは

四角い、檜づくりで漆を塗った軽い軽いお箸です。

とても持ち易く、すべらず、お値段が100円。

(同じお箸でも150円、120円のところもありますが、

根気良く探して100円のお店で買いました。 

お店の人に言わせると「全国から買いに来られます」・・・

これは余り好きではないお店の人の宣伝ですが、

本当に使い易いのです。以前2膳だけ買っただけなので、

今回は追加5膳と、菜箸(300円)を買いました。

 

お昼は「こころ音」という初めてのお店に入ったのですが、

これが「当たりぃ~」 

お料理も器も、店のしつらえも、とてもセンス良く

大満足、大満腹で、帰りの列車の時間にギリギリでした

 

写真は宿場の入り口にある「木曽の大橋

奈良井川に架かる、総檜造りの橋で、

錦帯橋をモデルにした、美しいアーチの橋です。

橋の裏側を見ると精巧な造りで、スゴッ!・・・って思います。

橋の裏側も、町並みの写真も撮ったのですが、

1枚しか載せられないのが「残念!」

又の機会にでも・・・***

 

今日は友達が帰ります。

木曽福島の駅まで、見送りに行きます。~~~

またしばらくは一人の生活・・・

でも前からお願いしていた畑用の土を

トラックに2台分も頂いたので、

土を畑に運ぶ仕事が待っています。  

あまり寒くならないうちに、する事が山積みです。

 

 


尾の島の滝

2006-09-26 08:36:07 | 開田の風景

 

  本日  午前6時 9度

お天気が下り坂のせいか、余り冷え込んでいません。

部屋の中はいつもより寒く感じて、カーデガンなど羽織っています。

御嶽山は全景見えています。

昨日はまたまた一日中晴れ!

10時半の乗合タクシーで「やまゆり荘」の温泉まで。

料金は100円也。しかも貸切!

平日と言う事もあり、又午前中でお客さんはまばら・・・

ゆっくり、ゆっくりお湯につかって、

備え付けの「アロエ塩」や「米ぬか塩」等の

ボディーシャンプーを惜しげもなく使い、

お肌ツルツルになりました

この温泉は「御岳明神温泉」といいます。

泉温47,5度、毎分150リットルの湧出量で、

効能は色々ありますが、特に飲用すると、

糖尿病、痛風、肝臓病、慢性胆嚢胃炎、胆石症、

便秘、肥満症などに良いそうです。

 

お湯の後のビールは「最高!」

主婦は「節約をモットー」に、おにぎりを持参して

無料休憩室で宴会を・・

ただ一つ残念だったのは、広い露天風呂が補修点検のため

お休みだったことです。今週一杯は駄目とのことでした。

 

温泉からは「尾の島の滝」までハイキング。

写真はその滝です。

落差30m。御嶽山の雪解け水のため水温は夏でも8℃。

 滝の説明の看板から・・・

御岳行者の霊場として有名。

御岳開山の祖・覚明行者はこの滝の幽玄な景観に感応し、

この地から御岳登山を思い立ち、

滝に打たれての「水行」満願の日、山頂に向かった・・・

と言われているそうです。

私は何回かこの滝に行っていますが、行者の方はお見かけしていません。

その滝から家まで、ずぅ~っと歩いて帰りました

この頃バスの運転手さんも、私がよく歩いているのを知ってか

バス停以外のところで、

乗せてくれようとして止まってくれなくなりました。

途中やっぱり「獲物」を探しながら・・・

カラマツイクチ」と「ブラックベリー」をゲット!

カラマツイクチ」は夕飯のおかずに、「おろし合え」で。

ブラックベリー」は今朝のヨーグルトのトッピングに。

温泉から家まで、休憩を入れて3時間のハイキングでした。

ハイ! お疲れ様~

 

今日はお天気が少し心配ですが、

奈良井の宿」まで、JRで行ってきます

目的は「お箸」を買いに・・・

 

 

 

 


木曽馬の里

2006-09-25 08:31:25 | 開田の風景

 

  本日 午前6時  7,8度

昨日夕方家のすぐ下に、御嶽山の眺望抜群の

ビューポンイント」といわれる場所があるのですが、

名古屋から来られた男の方が三脚にカメラを据えて、

御嶽山に夕陽が沈む、シャッターチャンスを狙っておられました。

そして話を聞くと、明朝(今朝)の朝陽が当たる御嶽山を撮影するため

どこかで車中泊する・・・とおっしゃってました。

今朝は少し「もや」で霞んでいますが、

御嶽山は全景見えています。

良い写真が撮れたのでしょうか?・・・

 

昨日は丁度良い時間のバスがなく、

前回同様、木曽馬の里まで歩いて行く事に・・・<<

深まり行く秋の景色を楽しみながら眼は足元に。

落ちている栗ときのこを探しながら

晴天の下、ウォーキングを楽しみました。

勿論只では歩きません

きっちりと栗を拾い、「カラマツイクチ」を2つだけ見つけました。

栗はイガから出たものが、転がっていたので楽勝!

「落穂ひろい」ならぬ「栗拾い」。

お米3合分くらい焚ける分は採れました

1時間ちょっとかかって、木曽馬の里に到着。

あっその前に木曽馬の里入口にある

高原アイスクリーム工房」で、しっかりと

とうもろこしのソフトクリーム」を賞味いたしました。

 

もう「桜の木」や「どうだんつつじ」が紅葉してとても綺麗でした。

残念ながら、御嶽山は雲に隠れて、

私が開田での暮らしを決心した時のイメージを

お伝え出来るような写真は撮れませんでした。

・・・ので、今日は木曽馬が遊ぶ、のどかな高原の景色を

写して来ました。時間がゆったりと流れているような

雰囲気を感じ取って頂けますでしょうか?

連休ということもあり、子供連れの観光客が多勢おられ、

牧場の馬に草をやったり、乗馬体験をしたり

まだ元気に咲いているコスモスやオミナエシを背景に

写真を撮ったり、秋の開田高原を楽しんでおられました。

 

すぐそばにある「霧しな」というお蕎麦やさんは

並んで待っている人がいるほど満員で、<<

お店のメニューの「おやき」の冷凍したものを分けて頂いて、

お蕎麦は家で食べる事にして、バスで帰宅。<<

お蕎麦は「辛味大根」と「なめこ」と「ネギ」、「天カス」をのせて、

冷たいお蕎麦を頂きました。 「美味でございまぁ~す

「おやき」はお腹が一杯で、結局野沢菜の「おやき」を

半分ずつ食べただけでした。

開田にはいっぱい美味しい食べ物があって、

幸せでございまぁ~す」。 でもこれもあと少し。

雪が降るまで、しっかりと味わっておこうと思います。

 

今日はこれから「やまゆり荘」の温泉と

尾の島の滝」へハイキングに行きます。

今回のお客さんも「晴れ女」らしく、

ずぅ~っと良いお天気が続いています。

 

 


これ何?

2006-09-24 08:51:23 | 暮らし

 

   本日  午前6時 8度

昨日は連休のせいか、車がひっきりなしに通っていました。

朝から御嶽山も姿を全部見せて、

観光客に愛想を振り撒いているかのようでした。

とうもろこしも、もう最後のようです

お店にはまだすこし並んでいますが、実も少し固く

甘さも最盛期のようではないと思います。

 

畑では背の高い茎が、どんどん刈り取られ

その茎をトラックに山積みにして運んでおられます。

細かく切って畑にまいたり、牛のエサになったり

堆肥に混ぜたりするようです。

こちらには「畑の冬じまい」という言葉があって

農家の方は雪が積もるまでの間もお忙しそうです。

 

それと共に稲刈りも始まりました

そば畑はもうすっかり花が終わり、黒い実がついています。

10月1日が「そば祭り」で、今年は初めてお手伝いをします。

本当は蕎麦の打ち手が必要とされているのですが、

出来ない私は多分「お運びさん」だと思います。

若作りして行こうっ 

皆さんの足手まといにならないようにしなくては・・・

 

そば祭りが済むと、開田は一挙に秋が深まり、

冬支度が始まります。

御嶽山の紅葉が徐々に降りてきて、枯葉が舞い・・・

真っ白な世界への「期待」と、雪に閉ざされた生活への

精神的な「不安」が、心に複雑なときめきを起こさせます

 

先日故郷での最終日、高校の時の友達と会った時、

雨でどこへも出掛けず、誰ともしゃべらない日があり

声がでにくくなるんじゃないか・・・と思った話をすると、

本を読むとき、「声を出して読むと脳の活性化に良い」という

話になり、これ一挙両得! 声は出すし、脳も活発になるし。

読書をする時は実行しようと思っています。

それと本屋さんで見つけたのですが・・・

脳の活性化、つまりボケ防止のために

最近「大人のぬり絵」なるものが多く出ています。

その他に「万葉集」や「徒然草」、「百人一首」等の古典を

書いて覚える・・・本がありました。

本にお手本の文章が行書体で書かれていて、

その横に薄い色で同じ文が印刷され、

ペン習字のようになぞって行くものです。

読むことと字の練習これも一挙両得!

我々の「加齢」が原因で起きる症状に対処する

色んな「防止策」、「治療法」があるものだと、

感心、納得しました。

 

前置きが長くなりましたが・・・

写真は散歩に行って見つけました。「これは何でしょう?」

多分マムシグサの花のあとの実だと思います。

これからどんどん熟すと、全体が真っ赤になるのですが・・・

名前も花の姿も一番苦手な物を思い出すので

あまりその内容は書きませんが、またまた有毒の植物だそうです。

球根にも、この実(種子)にも毒の成分があるそうです。

以上!

 

今日はお友達を「木曽馬の里」に案内しようと思います。

開田高原のポスターにもなっている場所で、

木曽馬の里」は私の今の生活の原点の場所です。

ここ開田に住もう・・・と思った時と同じ景色の写真が撮れたら、

また、その話を書きたいと思います。

 


チョウセンアサガオ

2006-09-23 09:02:50 | 開田の花

 

   本日  午前6時 8,3度

やっぱり、さぶっ!

心も身体もきゅっと引き締まります。

あっ! ちょっと見栄をはりました。心だけです。

 

昨日は木曽福島の駅に着いたのが、1時20分位。

バスを30分程待ったので、家には2時40分に着きました。

久しぶりに駅弁を買って、電車の中で食べて美味しかったです

でも中央本線の「特急ワイドビューしなの」は

横揺れがとてもひどくて、お箸で口に入れる時や

カップのコーヒーを飲む時、気をつけないと

口からこぼれそうになります。 

あっ!これも見栄をはってしまいました。

口からこぼれるのは、年齢のせいでした。

 

バスは、またまた顔見知りの運転手さんで、

なにも言わなくても、家の前で降ろして下さいました。

開田の運転手さん、大好き

 

家の庭では花が頑張って咲いていてくれました。 

コスモス、ヒマワリ、ブーゲンビリア、ローズジャイアント、

ウサギギク、秋明菊、クジャクアスター、ガウラ・・・

あと10種類くらいまだまだ元気ですが、

そろそろ軒下や家の中にいれなければならない、

耐寒性のない鉢植えの植物など、

冬支度の必要なものもあります。

 

写真は「チョウセンアサガオ 

丈は1メートルにもならないのですが、咲いていてくれました。

2回程故郷に帰っている間に咲いたことはあったのですが、

今回初めて花を見ることが出来ました。

ナス科の植物で、

干した葉は喘息の薬になりますが、

種と共に猛毒で、華岡青洲が外科手術の麻酔薬として

使ったことで有名な花です。

「チョウセンアサガオ」の一種の「エンゼルトランペット」にも

毒があるそうです。これもまだ咲いていませんが、

庭で大きく育ちつつあります。

(決して毒性のものを選んで植えている訳ではありません)

赤い花には毒がある、綺麗な花にはトゲがある・・・

「チョウセンアサガオ」には毒のほかにも

種が大きくなると直径4センチ位になるものもあり、

しかも球全体がトゲでおおわれます。

お~こわっ!

でも私には毒もトゲもありませんので、ご安心を・・・ 

以前TVのニュースでみましたが、どこかの方が

チョウセンアサガオがナス科なので、ナスの苗を接木し、

出来たナスを食べて亡くなった方がいらっしゃいました。

こわいものですねぇ~

でも、花は上品で香りも淡い爽やかな匂いです。

夕方7時前後に開花し、(スローモーションビデオをみるように

ゆっくりと開いて行く瞬間を観察した事があります。)ヒマッ!

その頃の花の形が美しく、その時が一番香り立ちます。

月明かりの下で、しろーく浮かび上がるように咲いている

「チョウセンアサガオ」からは猛毒のイメージのかけらもありません。

一つ一つの花が咲いてくれるたびに、

ささやかな幸せを感じています。

 

 

 

 

 


またまたジャムでごめんなさい

2006-09-22 08:14:39 | クッキング

 

   本日   午前6時 20,5度

昨日の大阪はむし暑かったです。

四天王寺さんと一心寺に行ったのですが、

お彼岸のお参りの人で、混雑していました。

特に21日の昨日は四天王寺さんの

弘法大師のご命日で、俗に「お大師さん」と呼ばれ

境内には露天が並び、沢山の参詣の人が来られるです。

ついついお店を覗いてしまい、

毛糸を沢山売っているお店で

開田での雪ごもり用に材料を買ってしまいました。

テキストつきで、とても親切なお店です。

一心寺さんは「骨仏」で知られるお寺で、

納骨したお骨で10年毎に一体の仏様を作られます

今は平成10年までのお骨の仏様が安置されています。

合掌~

 

ここからはクッキング編~

故郷に帰った次の日、ご近所から「イチジク」を頂きました。

まだ少し熟れたりないものもあったので、

ジャムを作る事に・・・

作り方は簡単、簡単。(梅ジャムと一緒)

皮をむいて鍋に入れ、木べらでつぶしながら煮るだけ。

途中でお砂糖を適当に入れ(好みの甘さ・・・という意味)

アクをとりながら中火でとろみがつくまで煮ます。

最後の方でレモン汁を入れます。

レモン汁を入れなくても、とろみはつきますが、

ちょっと酸味があったほうが、

イチジクの香りが引き立つので、私は結構入れます。

鍋底が見えるようになったらOK!

私がジャムを作るのは、パンにぬるよりは

ヨーグルトに入れるためです。

これは開田に持ってゆきま~す。

 

もう一つクッキングを。

色が真っ黒で、画面では何か判らないのと

私が作ったものではないので、写真はありません。

見る人の想像力を期待して・・・

  

姉の自慢の「ゴーヤの佃煮」。

貰って、とても美味しかったので、

書いてもらったレシピをそのままご紹介します。

   (何と! 無責任な・・・) 

  ゴーヤ 1kg

 A ( 黒砂糖 300g 、濃い口醤油100cc、

     薄口醤油50cc、酢100cc、ちりめんじゃこ2つまみ)

 B (かつお節3g入り7袋、いりゴマ適量)

ゴーヤ1㎏は縦半分に切り、種を出し5mm位の厚さに切り

熱湯でサッと2分位ゆがく。これを水分が無い位しっかり絞る。

Aの材料を温め、絞ったゴーヤを入れ、汁気がなくなるまで

混ぜ合わせ、最後にカツオ節、いりゴマを入れ、

焦げる一歩手前まで汁気を完全に煮詰める。

黒砂糖は好みで加減して・・・と言う事です。

 (私の好み・・・というより、お酒のアテにはもう少し

  甘さを控えたほうが良いと思います。全て

  自分の味覚を基準にと言う事でしょうか?)

お酢が入っているので結構日持ちするとか。

 

こういう風に私の料理のメニューは

居酒屋に行っても、人様に頂いたものでも

美味しい・・・と思えば、すぐ作り方を聞く事で、

ど~んどん広がってゆくのです。

そして体系の方も比例して広がってゆくのです。

好奇心」を持つことは、とても大切なことだと

つくづく思う今日この頃なのです。<<<

 

今日はこれから友達とジャムと

ゴーヤの佃煮を連れて開田に戻ります。  

明日は開田から・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 


白い花にも・・・毒?

2006-09-21 08:21:13 | 

 

   本日  午前6時 19度

今日も爽やかな朝の空気です。

開田ではそれに加えて、ピリッとした冷たさがありますが。

 

先日、案山子の事を投稿しましたが、

明日香村の「案山子コンクール」には、

応募者の「案山子」が50体以上並んだそうです。

今年のテーマは「夢」でしたが、

どんな「案山子」に夢を託したのか

見たかったなぁ~

案山子と時期を同じくして楽しみなのが、

棚田の彼岸花 

開花情報によると現在3~5分咲きだとか・・・

お彼岸の中日にはきっと満開になるんでしょうね!

植物には体内時計というか、

体内暦(?)みたいなのがあるんでしょうか?

彼岸花なんかは特にそう思います。

毎年気がつけば、お彼岸になると忘れずに

赤い花が顔を見せてくれるんですから・・・

 

写真は故郷の家の近く、田んぼのあぜ道です。

茎はニョキニョキという状態に林立していますが、

こちらの花もあと3,4日。

今は2~3分咲きというところでしょうか。

満開になった時の風景は、

それはそれは素晴らしいですよ!

その写真をお見せできないのが残念です。

 

私はあまりTV人間ではありませんが、

出来るだけ見るようにしているのが、

日曜朝7時、10ch、所さんの「目がテン」です。

色んな事を「科学する」・・・って番組なんですが、

とても勉強になるし、雑学の知識が広がります。

その番組で去年の9月に、「彼岸花」が取り上げられました。

その内容の一部を・・・

彼岸花は1日目に芽が出て、2日目になんと20センチも伸び、

5日目には蕾が赤く色づき、なんと7日目に開花するそうです。

彼岸花は1週間で発芽から開花までしてしまう花だったのです。

彼岸花の球根に毒があるのは結構知られていますよね!

だから花屋さんには売られていないとか・・・

球根にはリコリンという有毒成分があって、

球根一つに15mgのリコリンが含まれ、

ネズミだと1500匹分の致死量に相当するそうです。

驚き  です。

それでネズミよけになるので、田んぼのあぜ道に

多く植えられているそうです。

その他実験で、球根をすりおろした液を

噴霧器でゴキブリにかけると、

コマーシャルではありませんが、イチコロだったのです

ヘ~ッ

ところが戦時中の食糧難の時には

彼岸花の球根を食べていたとか・・・

有毒なのにどうして・・・って思いますよねぇ~

リコリンは水溶性なので、

水でよく洗うと毒成分が抜け出て、

彼岸花の球根から少量のデンプンがとれ、

お団子などにして食べたそうです。 

赤い花には毒がある。こんな言葉がありますが、

彼岸花には白い花やクリーム色の花もあります。

そんな色の花にも、「リコリン」があるんでしょうね!

 

せっかくの日曜日ですが、

遅くまで眠っていられるエネルギーがもうない

年齢の皆さん、一度「目がテン」をご覧になりませんか?

TV局の回し者ではありませんが・・・

結構ハマッてしまいますよ!

 (インターネットで、「目がテン」で開くと過去のものも見られます。)

 

今日はこれから亡き父母のお墓参りです。

夕方からは高校の時の悪友と  会です。

行ってきまぁ~す