英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

手を動かしただけだよね……藤井聡太七段 - 堀口一史座七段戦 【補足あり】

2019-07-02 17:35:26 | 将棋
 早い投了、午前中の終了は予想していたが、考慮時間4分、しかもチェスクロック使用(秒単位で消費時間が加算される)なので、正味4分である。ストップウォッチ使用なら、1分未満は切り捨てられる(59秒で指せば消費時間は0分となる)ので、ストップウォッチ使用の諸費時間4分は、例えば80手で終了した場合、1人の指し手は40手で、全部、59秒で指したとすると、59秒×40=2360秒で39分20秒になる。
 対局料の額は知らないが、堀口七段は手を動かしただけだよね。非常に割の良いバイトである。


 この人(“棋士”と呼ぶ価値はない)、今日の対局に限らず、いつも考えない
 私も「順位戦C級1組の歪み 【補足】 ~改良案 と 許せない対局!~」(2018年4月25日記事)で批判している。
 この記事では、2017年度の順位戦でのこの人の消費時間について記している
第1局…2時間6分(勝ち)
第2局…35分(負け、終局午前11時46分
第3局…5時間1分(勝ち)
第4局…4分(25手、負け、終局13時40分
第5局…36分(負け、終局13時21分
第6局…5分(負け、福崎46分、終局午前10時52分
第7局…9分(負け、終局午前11時11分
第8局…5時間12分(負け)
第9局…4時間58分(勝ち)
第10局…38分(負け、終局午前11時7分


 2018年度(前期)の順位戦も同様だったので、書いておかなければならないなあ(④の項)と思っているうちに、本日の対局になってしまった。
 取りあえず、前期のこの人の消費時間を記す(けっこう、手間がかかる)。
第1局…22分(負け・終局時刻は午前11時17分
第2局…4時間56分(負け・終局21時56分)
第3局…34分(負け・終局15時14分)
第4局…1時間18分(勝ち・終局17時15分)
第5局…47分(負け・終局16時36分)
第6局…7分(負け・終局13時43分
第7局…6分(負け・終局午前11時34分
第8局…1時間42分(負け・終局13時59分)
第9局…12分(負け・終局12時48分
第10局…5分(負け、終局午前11時23分


【補足】
 巷では、「彼が病気を抱えているのではないか?そういう点も考慮して、言及すべきである」
という意見も見受けられるが、この人の早投げ将棋は、上記のように、少なくとも2年以上続いている。
 将棋を指して対局料を得るプロ棋士なら、それに見合う内容の棋譜を残さなければならない。
 もし、満足に将棋を指せない状態なら、対局料を受け取るべきではない。
 敗局の多くが、対局料を受け取るに足る将棋内容ではなく、懸命に将棋を指すという姿勢も感じられない。

 ここ2年、そんな状態(対局料を受け取るに値しない将棋を指し続ける)を放置している将棋界(将棋連盟)は、“緩い団体”と言わざるを得ない。

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