今回は、進行形型殺人事件+館ということで、『金田一少年』風だった。
犯人も2段構えで、毒とナイフの併用の理由、アリバイ工作、包囲網の突破のカラクリなど、盛り沢山で楽しめた。
とは言え、突っ込み所も多い。
1.犯人はどのようにして指輪を用意したか?
アリバイトリックには佳菜の指輪がもう一つ必要だったわけだが、マネージャーや恋人ぐらい近しい人物ではない限り、用意するのは難しい。
さらに、2つとも(特に殺人現場に置いた方)に血を付けるのは、加奈が共犯でない限り無理だろう。
2.謎多き迎賓館
・なぜ、あんな所に屋根裏への入口が?
・あれだけ雨水を受けたら、ピアノは音がでないほど傷むはず
・あれだけ雨漏りしたら、迎賓館の天井も腐るのでは?
3.実行力ありすぎの少年
倉庫に侵入して毒物を盗み、脅迫状を送り、警官を殴り気絶させ、音楽家を脅迫してピアノを購入させるなど、狂言誘拐や密室脱出の計画は立てられても、実行は相当難しい。
★シリーズを通して
主役二人のキャラに魅力がなかったのが痛い(不安定でもあった)。西園寺が中途半端で、これなら金田一と平八を絡ませた方が面白かったのではないか。
平八の監視役として西園寺が付けられたが、逆に平八は警視庁内部の目付け役だったというオチだったのだろうか?とにかく、平八の立ち位置など設定も中途半端だった。
トリックや雰囲気も既視感が強かったのもマイナス。
プロデュース、演出、脚本がすべて別方向に感じられ、残念なドラマとなった。
【ストーリー】番組サイトより
東京西部の水沢村で、著名ピアニスト 高林佳菜 (佐津川愛美) がリサイタルを開くことになった。その村は、高林が幼少期を過ごした思い出の場所だ。しかしこの村には20年間解決していない事件があった。その事件とは、村に進出した化学工場から毒物が盗まれ、その直後児童養護施設から男の子が誘拐された上、会社に身代金が要求されるというものだった。男の子は無事だったものの、犯人と身代金は見つからないまま時が過ぎていた。
そんな折、村でのリサイタルが決まった高林のもとに脅迫状が届く。内容は 『 お前が水沢村に行けば、たくさんの者が死ぬ。この水が証拠だ 』 というもの。更に脅迫状と共に入っていた小さな布切れ浸み込んだ液体は、何と20年前に盗まれた毒物と成分が一致したのである。
水沢村には、20年前の事件を解決するため、松原刑事部長 (小木茂光) の直命を受けた 平八 (香取慎吾) が赴く。若き日の松原は、この未解決事件が発生した際、水沢村所轄署の署長として事件に立ち会っていたのだ。
果たして村では予告通り殺人が行われるのか、あるいは平八が犯人を特定し、犯行を阻止できるのか。その時、西園寺 (山下智久) は !? 事態は驚きの結末に向かって動き始める。
犯人も2段構えで、毒とナイフの併用の理由、アリバイ工作、包囲網の突破のカラクリなど、盛り沢山で楽しめた。
とは言え、突っ込み所も多い。
1.犯人はどのようにして指輪を用意したか?
アリバイトリックには佳菜の指輪がもう一つ必要だったわけだが、マネージャーや恋人ぐらい近しい人物ではない限り、用意するのは難しい。
さらに、2つとも(特に殺人現場に置いた方)に血を付けるのは、加奈が共犯でない限り無理だろう。
2.謎多き迎賓館
・なぜ、あんな所に屋根裏への入口が?
・あれだけ雨水を受けたら、ピアノは音がでないほど傷むはず
・あれだけ雨漏りしたら、迎賓館の天井も腐るのでは?
3.実行力ありすぎの少年
倉庫に侵入して毒物を盗み、脅迫状を送り、警官を殴り気絶させ、音楽家を脅迫してピアノを購入させるなど、狂言誘拐や密室脱出の計画は立てられても、実行は相当難しい。
★シリーズを通して
主役二人のキャラに魅力がなかったのが痛い(不安定でもあった)。西園寺が中途半端で、これなら金田一と平八を絡ませた方が面白かったのではないか。
平八の監視役として西園寺が付けられたが、逆に平八は警視庁内部の目付け役だったというオチだったのだろうか?とにかく、平八の立ち位置など設定も中途半端だった。
トリックや雰囲気も既視感が強かったのもマイナス。
プロデュース、演出、脚本がすべて別方向に感じられ、残念なドラマとなった。
【ストーリー】番組サイトより
東京西部の水沢村で、著名ピアニスト 高林佳菜 (佐津川愛美) がリサイタルを開くことになった。その村は、高林が幼少期を過ごした思い出の場所だ。しかしこの村には20年間解決していない事件があった。その事件とは、村に進出した化学工場から毒物が盗まれ、その直後児童養護施設から男の子が誘拐された上、会社に身代金が要求されるというものだった。男の子は無事だったものの、犯人と身代金は見つからないまま時が過ぎていた。
そんな折、村でのリサイタルが決まった高林のもとに脅迫状が届く。内容は 『 お前が水沢村に行けば、たくさんの者が死ぬ。この水が証拠だ 』 というもの。更に脅迫状と共に入っていた小さな布切れ浸み込んだ液体は、何と20年前に盗まれた毒物と成分が一致したのである。
水沢村には、20年前の事件を解決するため、松原刑事部長 (小木茂光) の直命を受けた 平八 (香取慎吾) が赴く。若き日の松原は、この未解決事件が発生した際、水沢村所轄署の署長として事件に立ち会っていたのだ。
果たして村では予告通り殺人が行われるのか、あるいは平八が犯人を特定し、犯行を阻止できるのか。その時、西園寺 (山下智久) は !? 事態は驚きの結末に向かって動き始める。
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