英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

“ブレーキとアクセルの踏み間違え” 考

2023-03-25 15:17:06 | 時事
 “ブレーキとアクセルの踏み間違え”による事故が頻発している。以前から時々あったが、最近、富みに多いような気がする。
 《そんな単純で基本的な動作を間違えるはずがない》と思っていたが、実は、1年ほど前、なんとなく状況が理解できる事態を経験している。


 ………朝6時過ぎ、JRを跨ぐ陸橋を走行していた。傾斜の頂上付近から、その先の交差点の信号が見え始める。
 《赤か》
 まだ、距離があるが下り坂なので、ゆっくりブレーキを踏んだ……はず。
 しかし、気がつくと加速しているようだ。
 《あれ、踏み込めていなかったのかな?》
 と、更に踏み込む。………しかし、車は速度を上げているではないか!
 《なぜだ?》《止まらなくては!》
 
 ?!?!※ ▼ ψ ◇ Ж……! このペダルを踏む感触は…アクセル!
 そう、ブレーキペダルを踏んでいたと思っていたが、アクセルペダルだったのだ。
 
 慌ててブレーキを踏む。
 まだ、交差点との距離があったので、停止線前で止まることができた。
 急停車気味だったと思う。後続車がなくてよかった。
 後続車のドライバーにもよるが、交差点通貨の判断を前を走る車に委ねられたら、追突されたかもしれない。
 ………事なきを得た。

 朝早かったので、頭が覚醒していなかったのだろう。足をアクセルペダルからブレーキペダルに移動させる動作を抜かしてしまった。
 こういうボ~とした運転は、許されない。まず、きちんと目が覚めた状態で運転しよう。


 で、“ブレーキ・アクセル踏み間違い”事故だが、何らかの原因(考え事、カーテレビに気を取られた、同乗者やペットなどに気を取られた、直前に物損事故などを起こして動揺)によって、踏み変えずにアクセルを踏んでしまったのだろう。
 とは言え、踏み間違えという行為は、数十万回に一度、30年に一度とか、頻度は分からないが、そうそうあることではないと思う。なので、何が起こっているのか分からず、パニックになる。
 何しろ、ブレーキを踏んでいるのに(踏んでいるつもりなのに)、逆にスピードが増す。
 《えっ?なんで?……どうしてブレーキが利かないんだ?》
 と、さらに強く踏む……………


 きちんと細心の注意で運転する。体調の悪い時には運転しない……などは当然だが、
 《ブレーキとアクセルの踏み間違えなど、自分が起こすはずない》などと思わず、踏み間違える可能性があることを頭の隅に置いておこう。
 そうすれば、踏み間違いが起きた時、《あっ、踏み間違えているかも?》と思い、迅速な反応ができる……はず。


 あの上級国民も《ブレーキが利かなかった》などと言っていたが、《ブレーキを踏んだつもり》で、アクセルを踏んでいたのではないだろうか。

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