英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

夕焼け

2009-09-09 22:24:28 | 歳時
 今日は昨日までとはうって変わって、涼しくなりました。秋の空気です。
 昼過ぎまでは、大気が安定せず、曇っていましたが、夕方になると雲が消え、きれいな夕焼けが見られました。



と、これは、デジカメのオートモードです。
肉眼で見た夕焼けの色とはかなり違います。

 今度は、フラッシュなしにしました。オートモードのままで、フラッシュなしに設定すると、(たぶん)光量を確保するためシャッター速度が遅くなります。(最初の写真はシャッターもオートですが、夕焼けに焦点を合わせてあり香料もあるので、フラッシュは焚かれませんでした)



 それがどう影響するかわかりませんが、夕焼けはオレンジ色が強くなり、肉眼に近くなりました。


 次は、夕焼けモードで撮りました。シャッタースピードは通常と同じように感じました。(夕焼けモードにすると、自動的にフラッシュがオフになります)



 肉眼同様のきれいなオレンジ色の夕焼けが取れています。さすが夕焼けモードです。
 視界を少し右(北に回します)



 特に前の写真と変わったところはないのですが、せっかく撮ったので。

 もう3,4分後に撮ったものです。



 特に変わり映えしませんね。(せっかく撮ったので)

 私は、通常、デジカメで撮ったものは、トリミング以外、加工(補正)はしません。
 補正をしたほうがきれいになることが多いのですが、なんだか、ウソをついているみたいなので、補正はしないことにしています。
 よくわかりませんが、被写体が占める率が大きい色に全体が引きずられる傾向があるように感じます。菜の花畑を撮ると、全体も黄色が強く、草原を撮ると緑っぽくなるようです。
 カラー補正などをすると、そういった傾向を修正して、色にメリハリが出ますが、菜の花畑を肉眼で見た時の視界全体が黄色の染まるというイメージとは離れるように感じます。

 話がそれますが、肉眼について少し。
 夕焼けを撮る場合、夕焼けに焦点を当てるので、明るい空が基準になり、手前の道路は暗くなります。
 人間の眼は、不正確なところもありますが、こういった違った要素を一度に見る場合は、すごく高性能なのだと思います。

 肉眼に近づけて修正をしたものが次の写真です。



 実際に肉眼では、手前の道路はこの修正写真のようにもう少し明るく見えていたと思います。(修正を重ねたので、夕焼けの色は変になりました)


 あと、きれいな夕日を見て、感動して、シャッターを切ります。見た印象は、ソフトボールやバレーボールぐらいの大きさのイメージがあります。ところが撮った写真(画像)を見ると、ビー玉ぐらいでがっかりします。
 夕日はビルなどの対象物があるからだと言われていますが、先日見たのは、海に沈む夕日なので、対象物はありません。
 やはり、心象が大きいということなのですね。 

 ちなみに、私は自分の写った写真を見て、がっかりすることが多いのですが、写真は正直ということなのでしょうか……
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8 コメント

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好みとしては ()
2009-09-11 22:25:28
 Danchoさん、拝見しました。いやあ、すごいです。

 どの写真も、レベルが高いですね。
 総合的には
「直線を向いて、エリモエクスパイアが凄い勢いで追い込んできている」の写真がいいと思いますが、
 好みとしては
「ゴール前の凄まじい叩き合い」(写真から取り込んだ写真ね)
 が、構図が決まっていて、迫力十分で好きです。
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例えば、こんな感じです。 (Dancho)
2009-09-11 21:21:53
英さん、こんばんは。
再び登場してしまって、ごめんなさい。

例えば、下のURLから私の撮った写真を見ることができます。

http://blog.goo.ne.jp/dancho_1969/e/5e1c76135d7a8440bce4d07aceb78ba1

多分、この時以来競馬のレースを撮っていないんじゃないかなぁ…と、思います。

私も、基本的には風景しか撮らないタイプです。

花の写真も実は撮っていますが、マクロレンズではないので、やっぱり「魂がこもっていない」写真になっちゃいますね…。

写真は、奥深いです…。
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今度、拝見させてください ()
2009-09-11 20:28:23
 Danchoさん、こんばんは。
 トラックバック、ありがとうございました。

 私の場合は、写真が趣味というより、風景(自然)の記録とか感動の記録という感じですね。
 花の写真も難しいですね。そよ風程度でも、被写体が揺れてしまいます。

 競馬の写真て、難しそうですね。速いし、一瞬だし。会心ショットのお披露目を待っています。
返信する
私も「写真撮り」ですが… (Dancho)
2009-09-11 17:18:47
英さん、こんばんは。

私も一応趣味で写真を撮りますが、どれも上手に撮れていると思います。

夕焼けとか、雲を撮るのって案外難しいんですよね。フラッシュを焚いちゃうと、興ざめの写真に仕上がっちゃうし、消すと今度は手ぶれでしょ…。

私も、競馬のレースを独身時代には良く撮っていて(しかもこだわりがある…むむ…TBが必要かも…)、多分3000枚位は軽く撮っているけれど、納得できたのって、両手で数える事ができる数しかありません。

あぁ…そういえば、写真…撮っていないなぁ。
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フラッシュ ()
2009-09-10 13:11:39
 koumamaさん、こんにちは。

 フラッシュが邪魔なときは多いですね。でも、フラッシュなしだと手ぶれを押さえるのが大変ですね。
 また、ベストショットを紹介してください。ずっと、コメントはしてませんが、いつも覗かせてもらっています。
返信する
錯覚 ()
2009-09-10 11:46:30
 かみしろさん、こんにちは。

 錯覚には、2種類あるように思います。
 ひとつは、人間が視覚情報をスムーズに迅速に処理把握するためのシステムがあって、そのシステム上の隙間というようなものが、錯覚を生みだしてしまうといった類。
 もうひとつは、経験や心理的なものが引き起こす類。
 時々、錯覚の分析や、錯覚を利用したアートを紹介する番組やサイトがありますが、面白いですよね。
 最近知ったものでは、見かけが同じ箱が二つあって、最初に中身が詰まった箱を持たせます。そのあと、その箱の上に、もう一つの中身が空で見かけの同じ箱を乗せて持たせると、最初の1個だけの時より軽く感じるそうです。

 面白い錯覚の実験がありましたら、教えてください。
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難しいことはわからないけど・・ (koumama)
2009-09-10 07:57:39
英さん、こんにちは。久しぶりですね(笑)

夕焼けの写真、綺麗に撮れてます。
私もね、デジカメで撮るとき(特に夜景かな)
フラッシュを焚かずに撮ります。
人物が上手く撮れなくてもその灯りを映したいときにはフラッシュは邪魔なだけです。

自分の写真は英さんと同じで
なかなか納得するのが見つからないけど
たまぁに、ベストショットが撮れると
嬉しいものですね。
返信する
夕日がでかく見える訳 (かみしろ)
2009-09-10 04:24:59
この問題は、確かまだ解明されていないと思います。
 錯覚は心理学(一般人がこう聞いて想起するのは臨床心理学の一部だが、心理学の範囲はやたら広く、学問の分野としては臨床心理はマイナー)で扱われ、同じ長さなのに片方が見えるのは何故か、とか、人間はどのくらい重さが変われば変化を感じられるか、など、素人が楽しく実験できる分野です。
 私は放送大学の面接授業で聞いたのですが、色々説はあるけど、これだといったものはまだないみたいですよ。
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