英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『特捜9』 第8話「無限大の殺人」

2018-05-31 17:20:33 | ドラマ・映画
 今回の被害者・水上康子は自分本位の極地のような女で、“毒人間”であった。(“毒人間”……私が勝手に定義しているだけ。参照、第4話「床下の白骨死体」)。
 “殺しても良い”とは言わないが、“いない方が周囲はありがたい”と言ってよいだろう。
(とは言え、ドラマとしては事件の被害者が必要なわけで、その被害者の人格についてとやかく言うのは、大人げないですね)

 一大企業の社長・水上洋次郎(団時朗)は一体どこに惚れたのだろうか?
 遺体発見時、洋二郎は大げさに?悲しんでいたので、団時郎のキャラ(悪役が多いし、『帰ってきたウルトラマン』を演じていた時とは程遠い風貌)からして、悲しんでいる振りをしているだけだと思った。
 また、彼女の息子・翔(森岡龍)も、母親には似ず誠実な人間に育ったのは奇跡か?

 “フェイクの容疑者ふたり”、“不思議な傷跡”、“無限大記号の謎”など、『特捜9』(『9係』)らしい娯楽性があったが、康子(舟木幸)の唐突の犯行…幸太(出合正幸)の絞殺…は不可思議。

 動機は理解できるが、
自宅での絞殺をどのように誤魔化すつもりだったのだろうか?
 非常に不可思議である。



第1話「一万年の殺人」(初回拡大SP)
第2話「花嫁消失」
第3話「殺人都市計画」
第4話「床下の白骨死体」
第5話「殺人ハーモニカ」
第6話「赤い花の殺意」
第7話「殺しの紙幣」

【ストーリー】番組サイトより
 会社社長・水上洋次郎(団時朗)の妻・康子(舟木幸)の遺体が、自宅プールで見つかった。直樹(井ノ原快彦)たち特捜班が臨場したところ、額にはV字型の傷が残されており、家の中に荒らされた形跡もあったことから強盗殺人の可能性が高いと考えられた。
 監察医・真澄(原沙知絵)の検視の結果、死因は水死と判明。強盗が被害者を殴った上、プールで溺死させたのだろうか…。

 しかし、志保(羽田美智子)と村瀬(津田寛治)の調べで、洋次郎が営む会社“ノー二社”が後継者問題で揺れていたことがわかる。ノー二社は元々、小さな町工場だったが、80年代の終わりに発売した立体パズルが大ヒットしたのを機に、一大企業へと成長。洋次郎と康子は再婚同士で、康子は自身の連れ子・翔(森岡龍)を夫の後継者にしようと躍起になっており、古参の社員と対立を深めているようだった。
 一方、青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)の聞き込みにより、遺体の第一発見者でもあるハウスクリーニング会社の社員・音無奈々(岡村いずみ)が度々、康子からパワハラを受けていたことがわかった。さらに、V字型の傷の凶器が、奈々の会社のチリトリであることが判明。奈々への疑惑が深まってきた矢先、突然、ハウスクリーニング会社の社長・和田幸太(出合正幸)から驚きの証言が…!?
 そんな中、直樹は康子の部屋の引き出しに挟まっていた、無限大のマークが書かれた一片の紙切れが気になって…!?

ゲスト:水上洋次郎………団 時朗
    水上康子………舟木 幸
    片山浩之………佐伯 新
    和田幸太………出合正幸

脚本:岩瀬晶子
監督:長谷川康
コメント (2)
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