英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

セイタカアワダチソウの補足

2009-10-23 21:34:30 | 歳時
セイタカアワダチソウについては、
将棋SNSでも、取り上げたことがあります。


 ウンチクの類ですが、よろしかったら、お読みください。


【2007年10月13日】

 名前を聞いたことはあり、よく見かける野草でもあると思いますが、名前と実物が一致しない方も多いかもしれません。
 生息条件がススキと似ているらしく、ススキの近くに見かけることが多いです。最近では、見かけるどころかススキを押しのけて群生しているところが多くなってきています。外来種で第二次世界大戦後に増え始めたらしいのですが、ここ数年の勢いは凄いように感じます。
 ススキも生育力や繁殖力は強い方ですが、セイタカアワダチソウは、その根や地下茎に種子発芽を抑制する物質を分泌していているのが、セイタカアワダチソウの優勢な要因です。
 その物質は、セイタカアワダチソウの発芽自体も抑制するのですが、セイタカアワダチソウは種子だけでなく地下茎でも繁殖するので、他の植物を入り込ませずセイタカアワダチソウが群生することになるらしいのです。
 濃い黄色がきれいなのですが、ススキのように郷愁を誘うことはありません。やはり日本の秋にススキは欠かせませんよね。
 心配になって、ネットで調べてみると

「セイタカアワダチソウやが繁茂すると当面、覇権を握ることになる。その時点で、ススキが侵入しているならば、やがてゆっくりではあるが、ススキが優勢となり、セイタカアワダチソウの勢力は弱くなっていく。ススキよりもセイタカアワダチソウのほうが、背丈は高くなれるので単純にセイタカアワダチソウが被陰されているわけではないが、ススキなどの枯れ草が地表を厚く覆ってしまうと冬の間ロゼット葉を形成して稼いでいるセイタカアワダチソウにとっては、住み難くなるのではないかと思う」

「昭和40年代以降には全国で大繁殖するようになった。その頃は背が高く、空き地に生えている様子は、隣の平屋の民家が押しつぶされそうに見えるほどの勢いがあったが、平成に入る頃にはあまり派手な繁殖が見られなくなり、それほど背の高くないものが多くなった」

「物質が土にたまり過ぎるとセイタカアワダチソウ自体も自家中毒を起こすことも報告されており、何年かするとススキなどに取って代わられることもあるようです」

 とか述べられていて、そんなに単純なものではないらしいです。
 私の住むところは、田舎なのでセイタカアワダチソウも遅れて流行したのでしょうか?
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セイタカアワダチソウ

2009-10-23 20:51:55 | 歳時
 先月(9月)25日に『芒とそのライバル&蕎麦』という記事のなかで、
(私が勝手に思っているに過ぎないのですが)
「ススキのライバルであるセイタカアワダチソウが、そろそろ色づき始めてきた」と書きました。



 で、そのセイタカアワダチソウは今が最盛期です。同じ地点の10月15日の様子がこれです。



 満開状態です。たわわになっています。



 ミツバチや蝶も蜜を集めに(吸いに)来ています。
 花粉症の一因ではないかと考えられた時期もありましたが、風で花粉を飛ばすのではなく、虫に運んでもらうので、花粉症には関係がないと言われています。

 黄色い花が好きな私ですが、満開状態の花はちょっと濃すぎて山吹色に近いです。嫌いじゃないですが、黄色でも、もう少し薄くてレモン色のほうが好きです。
 満開の寸前、あるいは満開になりたて状態は、もう少し薄くて、好みなのです。
ちょうどこんな感じ。



 同じ地点、あるいはその近くの10月10日のものです。満開状態で、この色は奇跡です。(単に光の加減のせいかもしれません。たぶん、モニターによっても色の具合が違うと思います)

 上で紹介した地点の2mほど隣に、若い花の群れがありました。これも10月15日のものです。



 ちょっと薄いですが、このくらいの黄色が好きなのです。(黄色にうるさい私です)

 で、これが19日には、こうなっていました。



 もう立派な大人ですね。

 で、最初に紹介したものは、19日には、



 こんな状態です。



さすがに、てっぺんの方は色褪せてきました。


 けっこう広い野原なので、バリエーションに富んでいます。まだ、咲き始めのものもありますし、もう少しで満開のものもあります。そう、このくらいがいいです。



 しつこいですね(笑)。


 セイタカアワダチソウの他にも、いろいろな野草が群生しているのですが、こんなのも見つけました。



 ちょっと、季節はずれですが、ほおずきです。「酸漿」とか「鬼灯」と書くそうです。
コメント (4)
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