英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『臨場』 最終話「十七年蝉」

2009-06-25 21:10:38 | ドラマ・映画
 無差別殺人の2人の被害者の夫の、その後の生き様、人生観を描いている。

 心の中で妻は生きていると、前向きに生きる倉石(内野聖陽)。
 復讐心を持ち続け、凶行に及んでしまった大瀬(大杉漣)。

 もし、私が同じ境遇にあったら、どう生きるのだろうか?多分、両者の中間のような気がする。
 それにしても、妻をなくした悲しみを抱き続けた大瀬が、同じ目にあわせるため、妻を殺した犯人の妻を殺すのはあまりにも悲しい。それなら、せめて、直接、犯人に銃口を向けて欲しかった。
 それから、ゆがんでしまった心の大瀬が、校長というのは最悪だ。

 そのほか、「法律的には15年の時効で終わっても、事件の被害者には時効はない」というのもテーマのひとつであろう。


 ずっと引っ張ってきた「17年前の事件」の解決と、倉石の人生観と検視官の信条を描かれ、見ごたえがあった。
 それで満足なのだが、あっけなく、犯人がわかり、自殺してしまうのは、あっさりしすぎだと感じた。テーマが犯人逮捕でなかったので、仕方ないと思うけれど。

 ツッコミどころとしては、
①17年前、事情聴取していながら、嘘の証言でアリバイが成立しただけで、容疑者から外れてしまうのは、あまりにもずさん。アリバイ証言者が赤の他人ならともかく、恋人でしょ。

②17年前の犯人が自殺する時、「今回は自分ではない」とはっきり言っているのだから、倉石の「根こそぎ拾ってやる」がなくても、捜査は続行でしょう。

③倉石は妻をなくした悲しみより、妻を検死できなかった悲しみの方が大きいように感じた。


 そういえば、大杉漣さんも『ハンチョウ』に出演されてましたね。
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ヤナギハナガサと紫陽花とゲスト

2009-06-25 17:15:05 | 歳時
★ヤナギハナガサ



 最近(ここ2、3年)、見かけるようになりました。
 南米原産の帰化植物で、三尺バーベナとも呼ばれます。



 ちょうど、アゲハ蝶がやってきたので、パチリ。カメラの電池がなくなりかけていたので、焦ってピンボケ。もう一枚撮ろうとしたら、電池がなくなりました。





★紫陽花



 梅雨の花の代名詞のような花です。晴れた強い光の中で見るより、雨に濡れてしっとりしている時の方が美しく見えます。

 「ウィキペディア」によると、「土壌が酸性ならば青、アルカリ性ならば赤」と言われているが、実際は、土壌に含まれるアルミニウムイオンの量やその花の持つ色素や開花日数など、いろいろ要素が絡み合って花の色が変化するらしいです。
 ちなみに酸性だと、その土の中に含まれるアルミニウムがイオン化しやすいということですが、土そのものに含まれるアルミニウムが少ないと、いくら酸性が強くても青に成り得ないそうです。

 白い紫陽花もあります。



 こちらは、額紫陽花(ガクアジサイ)。



 ガクアジサイが紫陽花の元で、原産は日本です。
 それが園芸用に改良されたのが、一般的な紫陽花です。
 ヨーロッパで改良されたのが西洋アジサイで、背丈が短く、花のボリュームもあります。鉢植えでよく見られるようです。


 さて、1枚目の紫陽花を撮ろうとした時、私も写してと出てきたゲストがいました。
 長くてにょろにょろした方です。ちょっと、ビックリしましたが、撮って差し上げました。嫌いな方は、これ以上スクロールしないでください。














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