さんぽ道から

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ロシア考…

2015-11-11 06:26:21 | ダイアリー

昨日のロシア陸連の組織ぐるみのドーピング記事にはびっくりした。

昨年12月ロシア選手がドイツでドーピングの告白したこと、捜査の切っ掛けとなった記事を知らなかったので、とてもびっくりした。

WADA(世界アンチ・ドーピング機関)がリオ・オリンピックにロシアの参加を認めるべきでないと勧告したほどとはと、びっくりした。


ドーピングとは運動能力を向上させるために 精神や肉体強化を図る薬物を摂取すること。 薬物は、WADAが毎年更新して指定するもので、競技大会中に限らずトレーニング中の使用にも言及されるものです。

服用は個人の自由で 他人を傷つけるものでなければよいのではとの意見に対しては、多くの薬物は健康に害を与えるもので、また、競技の楽しさや 公平性を損ねるものとして、特に公的なスポーツ競技会では 年々厳しく取り締まられているものです。

ロシアはなぜ?

個人的な推論ですが、

・1989 年のソ連邦崩壊までは ソ連はスポーツに、オリンピックを始め国際競技大会に、強かった。 成績優秀な選手を 多額な報奨で報いて、国威発揚の場としての競技会での成績を、政治的に使っていたからでしょう。 ロシアになってからは 内政整備を優先せざるを得なくなり、国際競技での国威発揚は重要視出来なくなり、選手の活躍もなくなった状況下で、モスクワ・オリンピックやソチ冬季五輪を迎え、 短期的、応急的な選手強化策の一環として薬物の助けを借りた ということでしょう。 薬物の助けを借りた各大会は成功し、成功体験から、薬物の使用が今日まで続いてきた ということでは。

・ロシアは 専制国家が長く続いた国で、 国民は、規則や法の順守より 力に頼ることの方が身を守れると、体験から 学んでいるといわれています。 目的のためには手段を択ばない、武力なくば お金で、目的を達する、ルールより 結果重視は当然と 結果のための薬物使用には 違和感がないのでは。

・国際競技大会では、ソ連の時代から 今までに、多くの禁止薬物が使われていて 上手にやれば見つからなかった実例がごろごろしていて、従って 秘密裏工作にも一日の長があるとの自負があったのでは。

平家物語の盛者必衰の理をあらはす、は ロシアでは盛者必勝の理をあらはす、かなー
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