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気になったニュース 220330a

2022-03-30 08:43:55 | be short


ウクライナ情勢を伝えるBloomberg News をそのままコピーしました。

・ロシア、キエフの軍事作戦縮小を表明-米は懐疑的 2022年3月29日 16:31 JST 更新日時 2022年3月30日 7:19 JST
ウクライナとロシアの代表団は29日、トルコのイスタンブールで4回目の対面交渉を行った。停戦合意には至らなかったものの、侵攻後初となる両国首脳の会談が実現する可能性が示唆された。協議後にロシア側は首都キエフと北部チェルニヒウ周辺地域での軍事作戦を大幅に縮小すると表明。ウクライナ側は欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)による安全保障の確約を求めた。だが、米国防総省はキエフが引き続き脅威にさらされていると指摘。バイデン米大統領はロシアの実際の行動や、今後の停戦交渉でどのような提案を行うかを見守りたいと述べた。ウクライナ側の交渉担当者は、分離主義勢力が実効支配するドンバス地方とクリミアを除く領土について安全保障の国際的な確約を求めていると説明。ロシアは交渉が両国首脳の会談実現に道を開く可能性があると示唆した。関係者によると、ロシアの交渉団は既にイスタンブールを離れた。今後の交渉日程は決まっていないという。交渉前進への楽観から欧州株の主要指数が2%上げるなど株価は上昇。原油先物は下落した。

▽米大統領、ロシアの軍事作戦縮小の実行を見守りたい
バイデン大統領は停戦交渉後にロシアがキエフとチェルニヒウ周辺での軍事作戦を大幅に縮小すると表明したことについて、ロシアがどう行動するか見守りたいと述べた。

▽小麦・トウモロコシ先物大幅下落
シカゴの小麦とトウモロコシ先物は29日の取引で大幅安となった。ロシアが世界有数の穀倉地帯であるウクライナの一部で攻撃を弱める可能性を示唆したことが背景。

▽マクロン氏、プーチン氏にマリウポリ休戦求める
フランスのマクロン大統領はロシアのプーチン大統領と電話会談し、市民退避や国際支援供給のためウクライナ南東部の激戦地マリウポリでの一時休戦を求めた。仏当局者が明らかにした。プーチン大統領はこの要請に回答すると述べたが、時期は決まっていないという。

▽米政府、ウクライナへの5億ドル追加支援検討-関係者
米政府はウクライナへの5億ドル(約610億円)の追加支援を検討しており、欧州同盟国にも同程度の支援を行うよう求めている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

▽ロシアが交渉に真剣になっている兆し、米国は認めず
ウクライナとロシアがトルコで交渉し、ロシアが一部の軍事作戦縮小を約束したことについて、ブリンケン米国務長官はロシアの言葉でなく行動に米国は注目していると語った。  ブリンケン氏はモロッコで記者団に対し、「ロシアが言うことと行うことは別だ。米国は後者に注目している」と述べ、戦争の収拾に向けてロシアが「本気で真剣になっていることを示す兆しは見られていない」と指摘した。

▽ウクライナとロシアの交渉に楽観浮上、株価が上昇
ウクライナとロシアの交渉後にロシアが軍事活動の一部縮小を表明したことを好感し、ストックス欧州600指数は2%上昇。一方でウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油先物は一時7.1%安となり、バレル当たり100ドルを割り込んだ。ルーブルは1ドル=83ルーブルを突破し、ウクライナ侵攻前の水準に近づいた。

▽ロシア:協議は「建設的」、プーチン大統領会談も示唆
ロシアはウクライナとの29日の会談を「建設的」だったと評価し、首都キエフと北部チェルニヒウの周辺での軍事作戦を縮小すると表明した。プーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領が会談し、和平協定を締結する可能性も示唆した。

▽ロシア、2022年償還のユーロ債買い戻しを提案-支払いはルーブル
ロシアは2022年償還のユーロ債をルーブル建てで買い戻すことを提案した。ロシア財務省の発表によると、同国は4月4日償還のユーロ債を額面で買い戻す意向だ。

▽ウクライナ:安全保障の確約得られる場合のみ停戦が可能
ウクライナ大統領府のポドリャク顧問は、イスタンブールで行っているロシアとの交渉では、人道的な問題を解決するための停戦と安全保障面の保証が話し合われていると語った。ウクライナの安全保障について国際的な確約が得られる場合にのみ「われわれは戦争を終わらせることができる」と述べた。

▽ロシア、2035年償還ユーロ債の利払い実施
ロシア政府は2035年償還ユーロ債のクーポン1億200万ドル(約126億円)の支払いを実施した。ウクライナ侵攻で経済的孤立を深める中でも、ロシアは外貨建て債券の利払いを継続している。

▽ミコライウの地方政府庁舎が被弾、大きく損壊
ミコライウ州の地方政府庁舎がロシア軍の砲撃を受け、大きく損壊したと、キム知事が明らかにした。この砲撃で生き埋めになっているとみられる民間人8人と兵士3人を救急隊員らが捜索しているという。同知事は戦時下のリーダーとしてウクライナ人の支持を集めている。

以上

ウクライナに平和が戻るのではとの期待が見え始めた今回のウクライナロシアとの停戦交渉でしたが、なぜロシアがキエフ近郊の戦線を縮小させているのかその意図がはっきりしませんので、ウクライナは気が抜けないでしょう。停戦した後もロシア軍が引き上げたとしても国土の再建費用を一方的に攻め込んできたロシアは持つのだろうか? 「お前の家は俺んちにとって危険だ」と勝手に家に入り込んできて、建て付け・家具を壊し、人命を奪い、「お前んち土地の一部は俺のものと認めるなら引き上げる」「人命が失われ家屋が壊れたのはお前が俺にとって危険な存在だからで俺の責任ではない」とする犯罪者は許されるのでしょうか? ひどい国があったものです!
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