米経済は転換期に差し掛かっているのでしょうか? 投資の神様といわれるウォーレン・バフェット氏がトップの会社バークシャー・ハサウェイが保有株を変えているという。
半導体製造の世界No.1のTSMC株を、昨年から今年にかけて台湾有事を見越してか、全て売却したとのこと。
中国がいろいろ本気で台湾を侵略?
そして今問題になっている米国地銀の株を売却し、キャピタル・ワン・ファイナンシャルというクレジットカード・自動車ローン・ネットバンキングを主力とする金融サービス会社の株を買ったという。
銀行業の変革期?
他に
株を買い増した会社は、アップル、石油天然ガス会社、コンピューターメーカー。
持ち株数を減らした会社は、自動車メーカー、国際製油資本会社、総合化学品メーカー。
何となくバフェット流「経済の見方」が垣間見えませんか?
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参照ください:
QTE: 「バークシャー、TSMCから手を引く-USバンコープやBNYも」
Max Reyes
2023年5月16日 7:32 JST 更新日時2023年5月16日 9:21 JST
記事の要約:TSMCのADR829万単位(約840億円相当)を1Qに手放した 金融セクターへの投資を見直す中でキャピタル・ワン株を新たに取得
著名投資家ウォーレン・バフェット氏が最高経営責任者(CEO)を務める米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイは、台湾積体電路製造(TSMC)の米国預託証券(ADR)を処分し、投資から手を引いた。バフェット氏は中国と台湾の地政学的リスクの高まりに懸念を示していた。
株式保有報告書「フォーム13F」のブルームバーグによる分析によれば、バークシャーは保有していたTSMCのADR829万単位(6億1770万ドル=約840億円相当)を今年1-3月(第1四半期)に手放した。
バークシャーは昨年後半に保有を86%減らした後、今年1-3月に全て処分した。技術面で台湾に過度に依存することへの不安が募り、台湾以外での先端半導体製造を求める圧力が強まる中で、TSMCは日米両国で生産能力の増強に動いている。
米地銀の混乱が続く金融セクターへの投資も見直し、USバンコープとバンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNYメロン)の持ち分を処分。その一方で、キャピタル・ワン・ファイナンシャルの発行済み株式2.6%を新たに取得した。同行の株価は15日の米株市場の時間外取引で上昇した。
持ち分を増やした銘柄は、アップル(2.3%増)、米石油・天然ガス会社オキシデンタル・ペトロリアム(8.9%増)、米コンピューターメーカーのHP(16%増)など。米自動車メーカー、ゼネラル・モーターズ(GM)や米メジャー(国際石油資本)シェブロン、米総合化学品メーカーのセラニーズは減らした。 :UNQTE
以上
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