さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

豊洲への知事の決断は?

2017-05-21 10:16:20 | ダイアリー


先週木曜日、
豊洲新市場の地下空間の安全検証と安全化対策を練る
有識者による「専門家会議」が、
都庁と卸売り業者を交えて会合を開いた。

会合の主旨は、
専門家会議がまとめた対策、

・地下空間の底をシートやコンクリートで覆うこと
・地下水を汲みだすポンプを増やして、
ベンゼンなどを含む地下水が上がってくることを防ぐの対策で、
無害化を進め、

業者の不安を治めることだった。

しかし、業者は、
7年前に都知事が約束したのは土壌の無害化で、
有害物質の対策ではないと意見し、

都庁側が
無害化は難しいと答えたことで、
業者らは反発、

会合は中断の運びとなった。

都庁は、税金の垂れ流し止めたいとの一心から、
現実に理解を求めたのに対し、
業者は、今は損をしていない(?)ので、
理想を追求する構図に至ったのでしょう。

これではこの会合が再開されても、
また、紛糾&中断の運びとなるでしょう。

コンセンサスができるまで
時間がかかるということでしょう。


豊洲市場については、
この「専門家会議」の他に、

・有識者による市場の採算性についての
「市場問題プロジェクトチーム」、

・築地再整備案も検討する庁内の
「市場の在り方戦略本部」があり、

・来月からの都議会(審議会)では
 豊洲の環境基準測定を再開するかどうかも議論するという。

これらの会議の結果や結論も時間がかかることでしょうね。


自民対小池の都議会議員選挙は7月2日です。


時間のかかる会議と都議選の結果で
小池都知事は、総合的に、
豊洲移転の有無を決断する のかも?


予想?

築地再整備にも土壌対策にお金と時間がかかることでしょうから、
知事が選挙に勝てば、豊洲移転でしょう…

自民が勝てば、最新の民意、議会の勢力図に配慮して、
いうなれば、
賛成と反対派の両派を考慮して、
豊洲と築地の市場の二本立てもあるのでは…

都税納税者からすると、
安くて済む(?)知事側に勝ってほしいもの。

しかし、
会合の紛糾といい(事前に予想はしていたでしょうから)、
数々の有識者からのアドバイスを求めていることからいい、
決断は都議選後にという小池都知事の戦略に、
知らず知らずに、
ハマってしまっているのかも…
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