さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

バラ

2023-05-31 15:09:53 | ダイアリー


AIとは人工知能のことで、知的行動を人間に代わってコンピューターにやらせる行動。知的行動とは、認識、推論、言語の運用、創造などで、学習されたデータの集合知としてアウトプットする行動がAIです。

なぜAIには人類を滅ぼすリスクがあるのでしょう?

それは最新のAIは、言葉で入力できるだけではなく人間の言葉や書き言葉と同じレベルで、蓄えられたデータの中から、関係データを引き出しコピーするだけではなく、関係するデータを組み合わせ、推論したうえで創作までするようになったからです。

このAIのアウトプットには、様々な特許や著作権が混ざり合うものとなりますので、AIの作り出す創作物には著作権が問題となります。ただ著作権の問題は人類滅亡にはつながりません。
問題は、
AIには、コンピューターの中では、まだ、人間が心底に持つ「漠とした」、倫理や道徳感(人として守るべき基準)や人権(生存にかかる様々な権利)が、まとめられ・スクリーンとしての機能がないため、そのアウトプットは「邪悪」や「非道」なものになる可能性があるからです。

「言論の自由」との議論はありますが、「他国は俺のもの」「目的のためなら手段は選ばず」的な専制国主の考え方が、「コンピューターの答えには間違いない」などとの思い込みと合わさって、地球上に様々に出始めたら、「怖い」では済まされません。

以下のロイターニュースに出ていた「AIのリスク」についての記事も参照ください;

QTE: 「AIが人類滅亡させるリスク「核戦争と並ぶ」、業界トップら警鐘」
[ストックホルム/ロンドン 30日 ロイター] - 米オープンAIなど主要な人工知能(AI)開発企業の最高経営責任者(CEO)や研究者らが30日、AIが人類を滅亡させるリスクに警鐘を鳴らし、核戦争などと同列に扱うよう政策立案者に訴えた。
非営利団体のセンター・フォー・AI・セーフティー(CAIS)が「AIによる人類滅亡のリスクを軽減することは、パンデミック(世界的大流行)や核戦争など他の社会的規模のリスクと並ぶ世界の優先課題とすべき」とする書簡を公開した。
書簡には350人以上が署名。オープンAIのサム・アルトマンCEOやディープマインド、アンスロピックのCEO、マイクロソフトやグーグルの幹部のほか、「AIのゴッドファーザー」と呼ばれるジェフリー・ヒントン氏とヨシュア・ベンジオ氏、米ハーバード大学や中国清華大学の教授らも加わった。
一方、もう1人のゴッドファーザーとされるヤン・ルカン氏が勤務するメタは署名していない。
CAISのダン・ヘンドリクス所長は、米実業家イーロン・マスク氏からも週内に署名が得られることを期待すると述べた。
マスク氏は非営利団体フューチャー・オブ・ライフ・インスティチュート(FLI)が3月に発表した公開書簡で、高度なAI開発の一時停止を呼びかけた。 :UNQTE

以上

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