さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

少子化Ⅰ

2006-01-12 09:21:53 | Weblog
 企業収益が改善しても、株価が上がっても、晴れ間が見えないのはリストラや円安輸出といった庶民にとって有難くないもの・見えないもので景気が測られているからでしょう。長い目で見ても、巨額の財政赤字、近隣諸国の略奪に少子高齢社会などと税・生活・安心コスト増です。先日、日本の将来を男性は明るく、女性は暗く見ているとの記事があり、男は現実に見えるもの・目先のもので判断をした、育児本能を持つ女性は次世代先までを考慮したのだと感じました。地方と合わせて1000兆円の財政赤字はハイパー・インフレの到来で国債が紙くずになるまでは解消されないだろうし、日本人のDNA、地域共生観、につけ入る近隣諸国のエゴ・侵略は近隣諸国間同士の諍い、他人の不幸までは片付きそうにありません。財政と外交問題は多くの犠牲が顕在化するまで解決はないでしょう。暗いニュースばかりでタマちゃんの再登場が望まれます。
 少子化問題は、丙午1966年の出生率までに落ちた1989年来の問題で、歴代政府が巨大な空母のよう暗部・役所を動かし営々と対策をうってきた問題です。役所間の権力按分に配慮したことや予算が中途半端で、結果は出ませんでしたが、過去25年の努力は今後生きてくるでしょう。少子化問題は、高齢化社会、未婚・晩婚化、離婚などの総合問題と言われていますので、先々の子育て環境などの感触に鋭い、PPA(潜在的問題分析)能力を持つ女性は担当大臣に打って付けです。そんな思いで年末の猪口大臣の少子化に向かう決意表明を聞きました。せめて効果的な少子化対策を出してもらい、世の中を明るくして欲しいものです。
 日本も米国同様、退職者に、保育・教育者への道、研修・資格制度をそのうちにはじめ、ボランティアで子育て応援をすることになるでしょう。介護制度が出来たのですから、同等規模の保育制度があってもよいと思います。期待の団塊ジュニアたちは家庭を持つようにいなっています。団塊の世代が孫団塊を世話する。第二次世界大戦の思わぬ贈り物とは思いませんか? 今日の図書館では育児書とボランティアを検索してみてみよう。目の前が少し明るくなってきました

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1月上Ⅲ | トップ | 1月中Ⅰ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事