さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

三菱までもですか…

2017-11-24 19:29:44 | be short


三菱マテリアルは 昨日 子会社の三社で 検査データの改ざんなどで 顧客との契約品質に満たない製品を集荷していたことを発表した。三菱はグループ内の取引が多いので、三菱全体の質のイメージにかかわる問題でしょう。三菱は伝統ある大会社を多く抱えているので、日本製品の品質にも 負のイメージが広がることでしょう。

影響は 改ざんをされた商品を買い入れた 300社ほど会社にはとどまらないはずです。

そういえば、
三井グループの不祥事で大きかったのは 横浜のマンションの傾斜工事でした。マスコミは旭化成建設を責めてましたが、大元は三井不動産、三井住友建設が請け負っていたものでした。そして東芝は 三井グループですよね。

住友グループの不祥事で思い出すのは 住商が 90年代に 10年にわたる不正な銅の取引や銀行からの借り入れで 3000億円ほど損を出したこと/2014年に杜撰な調査で不良シェールガス田を買って 2700億円の損失を出したこと。

最近は、
日産自動車・スバル・神戸製鋼・タカタ・三菱自動車・東芝・オリンパス等々の不祥事ですから、また、杜撰な森友学園関連資料管理の文科省もありました からすると、組織内の統治や遵法精神は 日本には ‘ない’ といわれても仕方がないでしょう。

企業の社風を表すものとして、組織の三菱 人の三井 結束の住友といわれてきましたが、今や 部課ぐるみ 組織ぐるみ 会社ぐるみ 役所ぐるみの 不正隠しの三菱三井住友と日本 ということでしょうか…


業務の細分化・専門化・馴れ合いなど 外から見えにくい業務環境での 「やっちまえ」 → 「わかりゃしないよ」 → 「常態化」 などが原因でしょうから、対策は 密告だけ?

従って 防止策は 密告‘しがい’のある マスメディアへの暴露と その暴露記事でしょうか?

品質の日本を取り戻すには 我々にできることは 企業や役所の 不祥事の記事を ‘よく読む’ ことでしょう(か)

コメント