えっ なんでそんなに死んだの と思ったのは 中国の土石流とパキスタンで起きた石油を運ぶタンクローリー車の横転事故でした。
パキスタンでの事故は、
死者が 140名以上とのこと。記事を見ると、横転事故で石油が漏れ出し、ただで石油をもらおうと これを集めにやってきた大勢の人々や単車が たばこを吸っていた人の火が 火元の火災で そして 横転の45分後の タンクローリーの爆発で 亡くなった という。
中国四川省の土石流は、
生存者 3名、死者行方不明 110名以上とのこと。一昨日の朝 6時前 斜面にあった住宅 63戸が、大雨でゆるんだ地表 幅 400m 長さ 2kmとともに流され、巻き込まれた という災害でした。 チベット地区だったので、集落は 漢民族支配下の少数民族ということで 人々は纏められていた（？）ため 地質調査なしで居住区のようで 大きな被害となったのでしょう。
日本では石油が道路に流れ出したら 皆逃げるでしょうから、例え 石油タンクのローリー車が横転しても パキスタンのような大事故はつながらないように思いますが、四川省チベット地区の土石流には 教訓があるでしょう。
先日、土砂災害警戒区域での基礎調査 地質調査は進んでいないとの報道がありました。ハザードマップもなかなか完成しませんよね。また 土石流は 地下に大岩塊があるかなしかで その被害規模に雲泥の差があるようです。このたびのチベット地区での土石流の写真には大きな岩がいくつも見られました。地質調査が進まないのは、土地が警戒区域に指定されると 地価が 価値が下がるためでしょう。
四川省の土石流の教訓は、市町村による地質調査には協力を でしょう。 命あってのお金ですものね。
