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さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

花冷えの公園から

2025-03-31 14:50:48 | Weblog
砧公園は摂氏7.5度と手はかじかみましたが 園児はここは自由の地と飛び回っていました。園児に救われた”冬”でした。






花見は15,6℃になってから、今週金曜以降が好いみたい

では
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マンサク

2025-02-27 14:13:20 | Weblog


電車内ではマスクの方が激増です。
新型コロナ流行末期より多く感じます。

花粉症対応でしょう。

自分も今日から化繊でつるつるのロングコートにメガネとマスクです。
そして目の周りには眼瞼クリームを塗りました。

ネットに見る花粉症対策は:

・マスクをする(鼻から顎までカバーする)
・病院で治療する
・洗濯方法や衣類選びに配慮する
・毎日メイクする
・花粉症に効果的な食べ物を摂る とあり、

花粉症予防に役立つ食品は:

・発酵食品;ヨーグルト・チーズ・納豆
 乳酸菌や酪酸菌は花粉症を改善すると
・辛み成分を含む食品;唐辛子・山葵・生姜
 鼻づまりに効くと
・ビタミンCが豊富な食品;柑橘類・キウイ・パブリカ・ブロッコリー
 免疫システムのサポートと炎症の軽減と
・オメガ3脂肪酸が豊富な食品;ナッツ類・オリーブオイル・サバ だそうです。

朝食にはヨーグルト、昼食にスーラータンメン、夕食にサバの味噌煮が良いのかな?

今日のニュースは:

・トランプ大統領が欧州からの商品に25%の輸入関税をかけるとのこと(開始時期不明)。

欧州が25%なら日本も25%でしょう。

・中国が台湾に侵攻した場合の米国の対応についてはコメントしない(バイデン前大統領は米軍が台湾を守ると言ったのに対し後退発言です)と記者に言ったと。

米軍は東アジアで戦わないとなると 米軍の日本駐在は無意味になるような気がします。
これから類推すると、米軍の駐在を日本が希望するなら、米軍駐在費+αを払え という論法に発展するかも?

では
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ロウバイ

2025-02-05 16:58:28 | Weblog


今朝のニュースはどこも 九州から北海道までの大雪の話題でした。

昔 雪のニュースといえばスキー場の話題が多かったのですが、今は交通渋滞といった生活インフラの障害ものばかりです。

時代は逆行しているのかなと錯覚してしまいます。

ただ何故スキー場のニュースだったかといえば、若い人たちのレジャーはこぞってスキーでした。
長いスキーを、重いスキー靴を持って、混んだ夜行列車に乗って、数泊のスキー旅(体力・耐力の旅)を楽しんだものでした。

思えば昔のスキー場は、コンパというか合コン現場だったような気がします。
学内でも、職場内でも、離れたところに住む者同士でも、なかなか男女の交流手段がなかった時代でした。

多分に、
孔子の男女7歳の礼節の教えが、思春期・青年期に 家庭・職場・社会にあったことと 個人が、家庭や職場を乗り越えて男女が、連絡を取り合う手段、今でいうスマホ、がなかったことが、スキー人気の裏にあったと思います。

携帯電話・スマホが行き渡るに従って、スキー場に若者は減り、廃れ、ニュースバリューはなくなりました。

時代は順行しているのでしょうか?

それにしても
毎年、降雪による交通渋滞個所は特定できるのに、なぜ地方自治体は対策(塩撒き・主要道には水を流し続ける+下水道整備・家屋の屋根の傾斜改修指導・降雪時に交通を遮断してでも雪上車を走らせるなど)をしないのでしょう。

時代は止まっているのでしょうか?

今日のニュースは:

・日産が、子会社化を提案してきたホンダとの経営統合とは 今後進められないと、基本合意を撤回すると発表しました。

ホンダは日産のリストラが進まないことに業を煮やして、ホンダ傘下でリストラを図るとの思いで、子会社にするとしたのに対し、日産は我々のリストラには口を出すな とはねつけた 構図でしょう。

日産は我を通して沈没でしょうか?戦時の日本軍の様相です。

・トランプ大統領はガザ地区を米国管理下に置き、パレスチナ人はエジプトとヨルダンに移したいと発表。

イスラエルの安全保障対策の一環でしょうか?
パレスチナ人はハマスと縁を切ることを条件に、ガザに住み続けられるように考えてもいいのでは?

・米国の拠出金額が多額過ぎると、トランプ米国は国連人権理事会からの離脱と 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への資金拠出停止を発表。

国連人権理事会はクレームをつけ易い国(例えば日本へ)には注文を出すのに、中露など口撃反撃の激しい国には注文を付けない不平等があるので、物事をはっきりさせたいトランプ米国にとっては然るべくでしょう。
UNRWAはパレスチナ人の就職先ですのでイスラエル寄りのトランプ米国にとってはこれも然るべくでしょう。

・トランプ米国は行政機関のリストラの一環として、エイズ対策や紛争地の支援など世界各地で幅広く人道支援に活動する国務省(外務省)傘下の米国国際開発庁(USAID)を マスク氏主導で閉鎖させるとのこと。

国連は懸念していますが、トランプ米国は、対外援助を(一時)停止としていますので、この一環策でしょう。米国第一の徹底ですか?

・厚労省が発表した2024年の勤労統計調査(従業員5人以上の事業所調査)では 実質所得(賃金マイナス物価高)は0.2%減で、3年連続の実質賃金減だったと。

賃金は上がったと言っても物価高には追い付いていないということです。

では
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旧古川庭園から

2024-12-07 15:04:24 | Weblog






昨日六義園を見に行った後旧古河庭園を訪れました。

旧古川庭園に行く目的は、実は、紅葉より、
平塚神社の参道口の平塚亭に行くためでした。

平塚亭は和菓子屋さんで、TVドラマにも出てくるのお店です。

ここの 豆大福、みたらし団子、お赤飯、お稲荷さん が好きです。
お店にレジスターはなく、おばさんが小型計算機で注文を集計するところも好きです。
大昔からそのままのお店のようで・・・・・

帰宅後早速大福とお稲荷さんをいただきましたが、お団子は食べきれず仕舞いでした。

お腹が空いている時はどうしても買い過ぎになります。
欲を出し過ぎると失敗を招く 事例です。

概して欲を出すことは悪いとではありませんが節度があるということでしょうね。

どこが欲の節度かは難しいところですが、
宗教家は摂理(神様の指導)に従いなさいと云いますが、
私的には 何事も腹8分 に留めなさいだと思います。

腹8分に留めるには、平塚亭では 胃袋のだんだん小さくなってきましたので、大福とお稲荷さん に留めるべきだった・・・・・

今日のニュースは;

・韓国野党6党による尹大統領への弾劾訴追案には、尹大統領の外交姿勢(「日本中心の奇異な政策」と「中露朝を敵視」)も許されない との批判書も付け加えられていました。

日本を友好視する外交はダメということは、反日外交でなくてはならないということ。

中国、ロシア、北朝鮮とも仲良くしよう というものは、北朝鮮(中露)と仲良くして朝鮮統一を目指しているのでしょうか?
なら尹大統領の排除は朝鮮統一のためでもあると謳えばいいものを。

韓国野党6党(韓国民の多数)が反日ならば仕方ありませんが、中露朝と仲良くは よく分かりません。

韓国民の多数が反日ということは、日本も韓国との関係を またリセットすることが自然でしょう。

・シリアでは、アサド政権を政治・軍事面で支えていたロシアがウクライナ戦で兵力をシリアに向けられず、東部地域はSDR  (クルド人を中心とした民兵組織) に、北西部地域はHTS(反体制派)に侵攻されていて、内戦状態になっています。

中東は、ガザ、レバノン、シリアでと火事がだんだん広がってきました。
米国、ロシア、イランが手を結ばないかぎり、この火は燃え続けるでしょう。
現在の原油・石油の供給体制が保てるのか心配になります。

・11月の米雇用統計で、失業率が前月から上昇した(4.1%から4.2%に)ことを受けて、12月のFOMCで利下げが実施される観測が強まったと伝えられました。

12月に政策金利が0.25%に引き下げられると、2025年は、年利4.25~4.5%の政策金利でスタートします。

トランプ氏は それでも 米金利は高すぎると言っていますので、来年からトランプ(景気刺激派) 対 パウエルFBR議長(インフレ退治派)のせめぎ合いが始まるでしょう。

ドル円相場は、このせめぎ合いで、その都度 そのレートは かなり変動することになります。
米国の金利低下で 円高(輸出企業の利益低下)がどこまで進むか要注意です。

では
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紅葉の六義園から

2024-12-06 15:24:00 | Weblog








南アジアからの若い方のグループが、
お互いに紅葉を背景に写真を取り合っていました。

少し肌寒くからっとした空気感と紅葉の写真を国の友達に送るのでしょう。

皆さん楽しそうな様子は日本人のちょっと恥じるような笑顔とは全然違います。

遠くから全く違う文化圏にやってきた「やったぜ」的な気概も感じられました。

素直な彼らの表情が素晴らかった!

では
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小春日和の植物園から

2024-11-27 16:40:40 | Weblog
昨夜の雨にもかかわらず 勢いを感じるダリア、薔薇、山茶花が咲いていました。














サザンカを見終わった後、出口の方へ進むと、
リタイヤされた風の御主人とご婦人とすれ違いました。

彼らの会話の一部が聞こえてきました:
「こらからあそこへ行く?」
「ぜんぜんいいよ」

昔は ぜんぜん+否定形だったのに

5,60代の方も 今は ぜんぜん+肯定形 ですか

私は思ったより 年を取ったようです!

では
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秋のバラフェスタから

2024-10-22 16:16:52 | Weblog
もっと早く来ればよかったのか
くたびれたものや咲き始めが混在していました。
フェスティバルとは
こういうものなのでしょうか









薔薇フェスタはいくつかの小学校の写生会も入っていてにぎやかでした。

ベンチで休んでいると
生徒さんは
「果汁グミ好いな~」
(おにぎりいいな~との)笑顔で「こんにちは」とあいさつして行きます。

校長先生らしい方が写生する生徒に
「上手だな~」「売れるよそれ」「500万で売れるよ」と誇張?してます。

「もうすぐ集合!」の号令がかかると
列のうしろの五六人は笑顔で手を振って行きました。

今の小学生は明るいな~と思いました。

薔薇より小学生に<先>を見させてもらいました。
(ありがとう)

では

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ダリア

2024-10-13 15:40:21 | Weblog


野球の試合を見ていて気付くのは、
ファイターズ対マリーンズの昨日の試合では試合の「流れ」で、
大谷選手やジャッジ選手は「波」の存在です。

流れは、変えるには現状変更が必要で、波は周期で訪れるものですので事前の土台固めが必要です。

川の流れでは、
流れを変えるには・水位を下げる・放水路を作る・川幅を広げる・川底を深くする・ダムをつくる ことが必要です。
要は 流を押さえる、逃がす、貯めることが必要です。

野球では 投手や野手の交代、打者との勝負を避ける、守備位置を変えるなどでしょうか。

波は 周期的に訪れるもので、好調・不調の行き来ですので、克服には、この不調期を短くするよう練習することが肝要なのでしょう。

タイガースやファイターズはどんな手立てを第2戦で使うのでしょう。

大谷さんは明日打てるのでしょうか、今日はどんな練習をするのでしょうか?

流れと波をベースにした野球解説を是非お願いしたいものです。

今日のニュースは:

産経新聞の記事「勝者なき衆院選を予見 記者からみた7党党首討論会~政治部・内藤慎二」の最後のパラグラフからです。

QTE:
自民幹部は今回の衆院選について「我が党の勢力後退は避けられないが、批判票は立民や維新、共産などに分かれるので政権は維持できる」と分析していた。野党の分断を感じた討論会からは、確かに「勝者なき衆院選」の未来が垣間見えた。
UNQTE:

では

P.S. 明日からしばらくお休みします。
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都民の日の植物公園から

2024-10-01 17:03:27 | Weblog
秋の薔薇とダリアを見に行きましたが、今日は偶然に入場は無料でした。
ダリアはOkay,薔薇はNot yetでした。











都民の日の植物公園は幼子を連れたファミリーで一杯でした。
よちよち歩きを卒業したお子さんがあちこち走り回っていました。

車がない世界は彼らの別天地のようです。

子によっては私のそばで立ち止まって
「もうサンタさん?」と腑に落ちない様子でした。

私にとっても別天地でした。

では
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ムクゲ

2024-09-25 10:41:42 | Weblog


日本が中国に、深せん市の日本人学校児童刺殺をうけて、中国にいる日本人の安全確保を求めたら、在日中国大使館は、日本を旅行する中国人と日本に滞在する中国人に「現在の情勢にかんがみて警戒意識を高め、渡航の安全を確保する」ようにと警告しました。

日本が要請する中国における日本人の安全確保については答えず、日本にいる中国人に日本は危ないから注意せよと反応したニュースです。
ビックリです!

危ないのはどっちだよ!

こういうやり取り・対応が、中国が繰り返し言う互恵主義というのでしょう。

現在自民党総裁選が行われていますが、
産経新聞の正論で東大の阿古教授がいうように「中国脅威に正対できる首相(自民総裁)を」が望まれるところです。


話題は先日のTVでの話になります。

歯医者さんに虫歯の患者さんは少なくなりましたが、歯周病で通う患者さんと定期検診に訪れる方は増えているとのこと。

思ったのは、
これで保険診療は減って、医は仁術と優しい女医さんや衛生士さんが男性医師より増えるのではと。
そして子供達は歯医者さんを怖がらずになり、歯のメンテや口内環境が良くなり、他人との交流やコミュニケーションがこともなく進められる人物に育つ?ようになるのではと。

(注)歯周病;口の中には500~700種の細菌がいて これが歯と歯茎の隙間に入り込み炎症、出血を起こし、最悪歯を支える歯槽骨を溶かします。歯周ポケットが4㎜以上ある状態を歯周病といい、成人の8割以上が感染していると云われ人類史上最も感染者数の多い感染症だと。

子どものときから(信頼できる)歯医者さんに通う習慣が付くと良いと思います。

今日のニュースは:
日本経済の最大の盲点は雇用の固定化ですが、これを解きほぐすものが解雇規定の見直しです。
これを主張する小泉氏と河野氏は、政党内・野党・労働組合・マスメディアから猛反を食らっていて、選挙では苦戦中?

ロイターニュースがこれをコラムにしました;

QTE:
「アングル:解雇規制見直し、自民総裁選で争点化 期待と反発」
Kentaro Sugiyama Makiko Yamazaki によるストーリー
 •
[東京 24日 ロイター] - 自民党総裁選で小泉進次郎氏と河野太郎氏が解雇規制の見直しや緩和を主張、労働市場改革の「本丸」と言われる領域に踏み込む姿勢を示し、経済界の一部から評価する声が出ている。労働界からの反発も根強い解雇規制見直しについては、これまで何度も押し返された経緯があり、他の総裁選候補者からも慎重論が上がる。雇用の柔軟性を確保し、格差是正や生産性の向上に向けた改革が進展するかはなお不透明だ。

<「本丸」>
自民党総裁選への出馬会見で小泉氏は「日本経済のダイナミズムを取り戻すために不可欠な労働市場改革の『本丸』である解雇規制の見直しに挑みたい」と宣言、その是非が総裁選の争点の一つに浮上した。
経営不振や事業縮小など企業側の都合で整理解雇を行う際、過去の判例に基づき、人員を削減する客観的な必要性があるか、労働者の解雇を回避する努力を十分尽くしたかなど4つの要件を満たす必要がある。小泉氏は、大企業について解雇回避努力の義務を果たすのか、リスキリング(学び直し)とその間の生活支援、再就職支援の義務を果たすのか選択できるようにする考え。
小泉氏の主張は、終身雇用や年功序列を前提とした昭和の雇用慣行を今の時代に合わせて見直す必要があるとの問題意識からだが、解雇規制の緩和と受け取られ、その後の討論会やメディア出演の場では、小泉氏に対する質問や異論が相次いだ。
一方、河野氏は「中小企業などで不当に解雇されても何の補償も受けられないという現実がある」と指摘。不当解雇に対して金銭で補償を受けられるというルールを明確化することが必要として、解雇の金銭解決制度の導入を提唱した。

<求められる新陳代謝>
年功序列や終身雇用という日本型の雇用は戦後の高度経済成長にフィットし、世界的にも称賛された仕組みであったが、低成長期となっても、その成功パターンから抜け出せずに労働市場が硬直化したとの指摘がある。
労働政策研究・研修機構の最新のデータ集によると、労働者の平均勤続年数は米国が4.1年、ドイツが9.7年に対して日本は12.3年と長い。一方、米ギャラップによる24年の従業員のエンゲージメント(仕事への熱意度)調査によると、仕事への熱意や職場への愛着を示す社員の割合は6%にとどまり、調査対象国の中でも最下位クラスとなっている。
経済協力開発機構(OECD)などの国際機関は、日本の労働生産性の低さ、新規事業参入率の低さ、正規職員と非正規職員の所得格差の原因として、雇用の柔軟性の欠如を指摘してきた。
改革派によると、労働市場の流動性が高まれば、企業に新陳代謝が生まれ、組織の多様性が進むことによって競争力が向上が期待する。経済環境が変化し、企業内で人材に求めるスキルや能力が変わった時、雇用のミスマッチを解消し、生産性を高める効果も期待できるという。
経済同友会の新浪剛史代表幹事(サントリーホールディングス 社長)は17日の会見で、競争力確保のため企業が優秀な人材を求める中、人材が動きはじめ、賃金が上昇しつつある今のタイミングは議論をしやすいと指摘。自民党の総裁候補者に「タブーなく議論をしていただきたい。金銭解雇を前提にどのようなルールにしていくのか。整理解雇の4要件すべて必要なのか、3つで良いのか、このような議論をすべきだ」と注文をつけた。

<労働界は反発>
一方、総裁選で解雇規制が争点化したことへの労働界の反応は早かった。
労働組合の全国組織である連合(日本労働組合総連合会)は学習会を20日に緊急開催。芳野友子会長は冒頭、解雇の金銭解決制度について「導入されればリストラや退職勧奨の手段として悪用される懸念が非常に大きいもので到底容認はできない」と強調。「あたかも緩和すべき解雇規制があるかのような言説に惑わされることなく、解雇に関するルールについて改めて認識を深めてもらいたい」とあいさつした。続いて弁護士が講演で長年議論を繰り返しても実現してこなかった経緯や、現在の解雇ルールの評価などを説明した。
小泉氏は、自身が総裁・首相になった場合はできるだけ早期に衆議院を解散すると表明し、労働市場改革プランについても「来年国会に法案を提出していきたい」と強調している。
企業の人事・労務に詳しい倉重公太朗弁護士は「労働問題は感情論になりやすく、『クビ切り法案』としてクローズアップされると、多くの人を敵に回しかねないため政治もこれまで手を付けきれなかった」と指摘。小泉氏には解雇時のリスキリングや学びなおしの制度化にとどまらず、解雇の金銭解決制度や採用マッチングの活性化を含めた労働市場改革について国民的な議論を主導してほしいと期待する。
これまで国内メディアの世論調査では、次期首相にふさわしい人物として小泉氏の名前が上位に入ってくることが多かったが、ここに来て小泉氏がやや失速、一方で高市早苗氏への支持が拡大し、石破茂氏を交えた三つどもえの戦いになっているとの情勢分析が多い。
整理解雇について高市氏は、判例が積み上がってきている中で4要件が確立されているため「非常に短い期間の議論によって立法して、その判例を覆すというのは容易なことではない」と否定的な見解。石破氏は「本当に労働者の権利が守られるのかきちんと確認をしていかなければならない」と慎重なスタンスだ。
SMBC日興証券の日本担当シニアエコノミスト、宮前耕也氏は、小泉氏以外の候補が総裁になれば、政治主導での議論は進みづらくなるとみる。一方、小泉政権となって早期に衆院解散・総選挙に踏み切れば「野党は解雇規制見直しを重要な争点として位置付ける」と指摘。その結果が政権の政策推進力に影響しそうだとの見方を示す。
UNQTE:

では

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