カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

美味しいベトナムのフォー Ha Noi Corner

2023年03月05日 | 生活環境
 プノンペン中心部、独立記念塔近くにある小さなベトナム料理屋さん「Ha Noi Corner」です。店内は、籐の家具が使われていて、ローカル感があります。メニューは、ベトナム料理がいろいろあるようですが、朝ごはん時に行ったので麺類だけのメニューでした。今回は、フォー・ガー(チキンのフォー)をお願いしました。たっぷりのもやしやハーブが添えられています。あっさりとした中にもコクのあるスープで、美味しくいただきました。お値段は、4ドルとプノンペンの朝食としてはちょっと高級です。お客さんは地元の方が多いようでしたが、日本の女性の方々にも人気ということです。フェイスブックはベトナム語なので、ベトナム系の方々に人気なのかもしれません。お勧めです。お試しください。

Ha Noi Corner
https://www.facebook.com/hanoicorner.pp/

ローカル感がいっぱいの店内です。



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日本カンボジア絆フェスティバル2023 南野陽子親善大使も

2023年03月04日 | 社会・風土
 「日本カンボジア絆フェスティバル」が、今年も2月23日(木)から26日(日)までカンボジア日本人材開発センター(CJCC)で開催されました。様々な企画が盛りだくさんで、いろいろな日本に触れることのできるイベントです。今年のテーマは、日本・カンボジア友好70周年ということもあって、「Blossoming Friendship」。会場には、日本から南野陽子親善大使も来訪され、盛り上がりました。
 今年の目玉は、親善大使の南野陽子さん、雅楽、くっくまとメコン太鼓の共演によるスペシャルコンサートです。また、ネイルアートで世界チャンピオンになった日本人お2人によるワークショップも開催されました。26日には、ベルサイユのばらの作者で声楽家でもある池田理代子さんも参加しての初心者向けオペラコンサートも行われました。また、The Phnom Penh Singersによる合唱も披露されました(ピアノの伴奏に合わせたバレエやダンスも)。また、浴衣体験、折り紙、生け花、習字といった日本文化紹介や体験等のイベントもありました。この他にも、様々なイベントや展示が盛りだくさんでした。
 いろいろなお店も出ています。フィギュアやアニメグッズ等のお店もあったようです。例年通り、多くのカンボジアの若者たちがコスプレを楽しんでいたそうです。こういった若い力がいろいろなものを動かしてくれると強く感じます。
(写真は、カンボジア日本人会様ご提供)

日本カンボジア絆フェスティバルのサイト
https://web.facebook.com/kizunafestival/


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第25回日本カンボジア官民合同会議 税制の改善を求める

2023年03月03日 | 経済
 日本とカンボジアは、日本・カンボジア投資協定に基づき、概ね1年に2回の定期協議会(官民合同会議)を実施しています。2月21日に第25回官民合同会議がハイブリッド方式で開催されました。植野篤志日本大使とソク・チェンダ・ソピア首相補佐特命大臣兼カンボジア開発評議会(CDC)事務総長が共同議長を務めました。会議には、カンボジア側は関係省庁の関係者、日本側は日本人商工会、JETRO、JICA等の関係者等、多数が参加しました。
 この合同会議では、カンボジアの投資環境を改善するために、日本企業が直面する問題について、政策・法律といった大きな課題から、事務手続きの改善といった個別の課題まで、幅広く取り上げられてきています。今回の会議では、電力関連(カーボンニュートラル)、税制関連(クメール語が求められる補助文書の範囲、非居住者取締役に対するみなし課税、VAT 還付の遅延)、物流関連(タイ・ベトナム国境通関の迅速化、CNSW の推進:通関手続きの電子化・簡素化)、プロジェクト(産業人材育成)等の分野を中心に報告・議論されました。この他、労務関連(最低賃金、年功補償)、投資関連(電力料金低減・停電モニタリング、並行輸入に関する諸問題)等についても継続協議としています。
 また、例年通り「政策提言書」が日本側からカンボジア側に提出されました。昨年と比べると、1件の課題(駐在員事務所の給与税の納付方法の確認)が解決しました。今回の提言書では、引き続き11課題が継続協議となっています。
 多数の問題があり、すぐには解決できないものもありますが、個別の課題について一つ一つ地道に取り組んで解決していくことが重要と見られます。また、日本側も、問題を指摘するだけでなく、解決案を提示したり、各省庁担当者と詳細な個別協議を行う等、カンボジア側と協力して対応する姿勢です。この会議を通じてこれまでも、カムコントロールの国境検査廃止、電力料金の引下げ方針等、いくつもの問題が解決されてきています。こうした地道な取り組みが、カンボジアの投資環境の改善とカンボジアでの日系企業の発展、更には、カンボジア経済の成長と日本・カンボジアの二国間の友好関係の深化に繋がることが大いに期待されます。
(写真は、CDCのフェイスブックより)



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国際金融公社 プノンペンロジスティクスセンターを支援へ

2023年03月02日 | 経済
 2月16日、世界銀行グループの国際金融公社(IFC)は、プノンペンロジスティクスセンター開発に関連し、カンボジアのWorldBridgeグループ及びシンガポールのYCHグループと協力協定を締結したと発表しました。この協定に基づき、国際金融公社は、技術・商務・法務・環境・社会等の各分野で事業を強化し、国際的金融機関からの融資を誘致できるように協力するとしています。
 プノンペンロジスティクスセンターは、プノンペン西部サムロン地区にコンテナ輸送を中心としたロジスティクスの拠点(面積98ヘクタール)を建設するものです。ロジスティクスコンプレックスの建設予定地は、鉄道北線と南線が分岐する地点で、鉄道北線と南線と道路の環状3号線に囲まれたところです。この場所は、もともと、南線でシアヌークビルから運んできたコンテナを積降するコンテナヤードの予定地でした。しかし土地取得問題等で、計画は塩漬けとなっていました。この場所は、鉄道北線と南線に直結する好立地です。また、最近開通したシアヌークビルへの高速道路の入口もすぐ近くです。更に、最近整備された環状3号線によって、国道4号線及び5号線、6号線と直結しています。今後の環状3号線整備によって、国道1・2・3号線にもつながることが期待されます。
 現在、鉄道南線のコンテナについては、国道4号線に近いドライポートにおいて、南線本線上で貨車から積降が行われています。今後のコンテナ輸送の迅速化のためにもプノンペン側の大型コンテナヤードの整備は不可欠であり、協定を活用して、早期に建設が開始されることが期待されます。
(写真は、プノンペンロジスティクスセンター予定地近辺を走行する鉄道北線)



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自衛隊 陸上幕僚長のカンボジア訪問

2023年03月01日 | 経済
 2月14日~17日に、陸上幕僚長の吉田圭秀陸将は、カンボジアを公式訪問し、フン・セン首相を表敬するとともに、ティア・バン防衛大臣等の関係閣僚やカンボジア軍関係者と会談を行いました。
 フン・セン首相への表敬においては、戦略的パートナーシップに基づき発展してきた両国関係を評価するとともに、自衛隊とカンボジア軍の一層の連携・協力について議論しました。フン・セン首相は、平和の重要性を訴え、戦場となっているウクライナの例をあげつつ、平和は民主主義や人権の前提条件となるものであると述べました。ヴォン・ピセン国軍司令官との会談では、司令官は、1993年のカンボジア和平以来の自衛隊のカンボジアへの協力に感謝の意を表しました。また、両者は、今後とも二国間の防衛協力を進めていくことで一致しました。フン・マネット陸軍司令官との会談においては、司令官は日本の政府と国民のカンボジアへの継続的支援に感謝の意を表しました。また、防衛協力を更に高いレベルにしていくための覚書に調印しました。
 「親中派」とも言われるカンボジアでは、海軍基地等への中国軍進出疑惑も取りざたされ、米国も神経をとがらせています。こうした中で、カンボジアから信頼感の深い日本が、カンボジアが中国に傾き過ぎないように様々なルートで外交努力を続けることには大きな意義があります。2022年4月には、統合幕僚長の山崎幸二陸将もカンボジアを公式訪問しています。今回の陸上幕僚長の訪問も、カンボジア軍との直接対話等、大きな成果があったものと見られます。今後も広範囲での防衛協力が進められていくことが期待されます。
(写真は、吉田圭秀陸上幕僚長とフン・マネット陸軍司令官による覚書調印式。AKPより)


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