Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

宇治抹茶ピーナッツ

2008-11-20 00:58:01 | おいしいもの
京都のお土産に頂きましたo(^▽^)o
京都三丘園「宇治抹茶ピーナッツ」

封を開けると上品なお抹茶の香りが鼻腔をくすぐる。
ほんのりとした甘さの中にきりりと本物の苦味が。これがまたピーナッツに合うんだな~(=^▽^=)
理屈はおいといて。一気呵成に完食。



写真は我に帰った一瞬カシャリ。
美味しかったですぅ(b^-゜)

まるごとひろしま美術館展

2008-11-18 02:03:35 | 美術館
『開館30周年記念 30倍楽しむ まるごとひろしま美術館展』行きましたo(^-^)o
所蔵作品と一部借用作品をテーマ別に工夫を凝らして展示してあり、普段と違う観点で鑑賞できて、非常に楽しめました(b^-゜)

目玉の「ドービニーの庭」《黒猫はいたのか》
私自身はこの作品がすごく好きなので、逆に黒猫いてもいなくてもどっちでもいいカンジだったんだけど。
しかし。ぼんやり絵を眺めているのは私くらいで、会場の人々は再現CGやら複製画やら説明文やら熱心に見入っていた。当たり前か(^_^;)
その様子は普通の展覧会の時よりも前のめりで。
第1室で既に、この展覧会の成功は間違いない!確信したね(←何様~?)

私的には常々ドービニーの作品がないのをちょっと残念に思っていたので、今回の「アンドレズィの夕暮れ」快哉!
ゴッホが影響を受けた画家として名前は知っていてもなかなか作品にお目にかかれる機会は稀である。
去年ブリヂストン美術館に行った時も、所蔵しているのに展示されてなくてガッカリでしたが。
とはいえ、この「ドービニーの庭」がなかったら私はドービニーの絵を観たいなんて思わなかったかも(*^o^*)
是非とも常設でセット展示を検討して頂きたいものである。
ドービニーは横長の作品が多いから、ゴッホも「ドービニーの庭」を描く際、横長のカンバスをチョイスしたってゆうのはどうかしら?
あると思います!

前田寛治「ゴッホの墓」
好きですね~(=^▽^=)
色使いも静謐で美しいです!
ただオーヴェル・シュル・オワーズに眠る仲のいい兄弟に思いを馳せ、ちょっと胸が熱くなりました(;_;)

ヴラマンク、佐伯祐三、この流れいいっすねえ。
いつかゴッホの作品と同じアングルで描いた作品、並べて観たいものです。


お次は、ルノアール「パリスの審判」
今まで白黒写真でしか観たことのなかったヘルメスいないバージョンも一緒に展示されてました(≧▽≦)
そしてそれを模写した梅原龍三郎の「パリスの審判」も(≧▽≦)ゞ
ここはテンションあがりました。


「裸婦」
洋の東西を問わず、所蔵品の裸婦がずら~り。

「連作」「踊り子」「舞台」「音楽」
テーマに則って作品が並ぶ。

「これは誰?」
「ここはどこ?」
この辺りは、ホント面白い。
佐伯祐三「ロカション・ド・ヴォワチュール」と荻須高徳「パリの街路」並んでましたね~
佐伯祐三は言わずもがな、この「パリの街路」は最近のお気に入り♪
至福の空間です(*^-^)b

「生活の中の絵画」のコーナーも凝ってました。
インテリアコーディネーターがコジャレた室内を設えて、現代の生活空間に展示するカンジ。
超カッコいい(=^▽^=)

後、最近なんだか気になる熊谷守一。
「薔薇」「瓜」
シンプルなんだけどなんとも味がありますp(^-^)q


最後出口のところにニューカマー6点が勢揃い(*^ー^)ノ
不思議といかにもひろしま美術館っぽいラインナップ。
やっぱり寒そうなヴラマンクに、ベルト・モリゾーの柔らかい女性と子供。モネ「りんごの木」。
既に大好きです♪(*^ ・^)ノ⌒☆

パリオペラ座「ラ・シルフィード」

2008-11-13 07:01:21 | バレエ
パリオペラ座
「ラ・シルフィード」
ラコット版

ジゼル:オーレリ・デュポン
ジェームズ:マチュー・ガニオ
エフィー:メラニー・ユレル

テレビつけたら半分終わってたパターン(-.-;)

映画「エトワール」でインタビュー受けてたキリリとした美女が踊ってるわ(=^▽^=)
最初は何の演目かわからなかったんだけど、背中に羽がついてるんで、もしやと思ったら。
ジゼルでした。
私のジゼルのイメージは、儚げ~なカンジなので。
オーレリ・デュポンの凛としたジゼルはちょっと衝撃的。
でもありっちゃあり?
さすがの表現力で美しいです。

2004年の収録ということで、マチュー・ガニオが飛び級でエトワールに昇格した直後の作品。
あの階級社会のパリオペラ座にも飛び級ってあるのね、とか。
マチューったらママンもパパもパリオペラ座のエトワールだったのね、とか。
びっくりはいろいろありますが。
キレイなお顔。時折キルトのスカートからにょっきり現れるおみ足の美しいこと!
ジェームズは大馬鹿者で大キライなキャラなのに、マチューが演じると心情的に許しちゃってるからコワイ(*^_^*)

最近バレエを観るとつい目がいっちゃうのがコールド・バレエ。
これが、さすがパリオペラ座(=^▽^=)
美しい…
マチューくんが踊っているのに、つい後ろ観ちゃう程でした(*^o^*)

今度放映される時には、ちゃんと観なくては( ̄^ ̄)

COVERMARK

2008-11-12 07:53:39 | life
これはスゴイ( ̄□ ̄)!!
確かに基礎からファンデまで長年カバーマーク愛用してるけど。
新しく出るセルアドバンストのライン。
使った瞬間からヤバいです(#^-^#)

ローション・美容液・クリームのハーフサイズとシートパックのセット限定発売中!
もう1セット買っとこうかしら(*^o^*)

ひろしまオペラルネッサンス「ドン・ジョヴァンニ」@アステールプラザ

2008-11-11 07:36:28 | オペラ
ひろしまオペラルネッサンス
「ドン・ジョヴァンニ」全2幕
広島アステールプラザ大ホール



指揮:マウリーツィオ・アレーナ
演出:井原広樹
管弦楽:広島交響楽団

ドン・ジョヴァンニ:石原祐介
ドンナ・アンナ:尾崎比佐子
ドン・オッターヴィオ:枝川一也
ドンナ・エルヴィーラ:乗松恵美
レポレッロ:シン・グモ
マゼット:安田旺司
ツェルリーナ:柳清美

まず舞台装置がすごくよかったo(^-^)o
床も背景も真っ黒で。舞台奥に足場のようなものが組まれててそこから降りる階段がひとつ。その手前に半透明の鏡のような大きなパネルが2つ。
場面によって階段の位置が動いたり、パネルがいろいろ展開したり。
シンプルだけど、すごく効果的で印象的だった。

1幕2幕、あわせて3時間。ウィーン版ノーカットだって。
2幕のツェルリーナとレポレッロの二重唱とか。ドン・オッターヴィオってこんなにアリア歌ってましたっけ?的なカンジ?
予想以上に本格的で、歌手の方々も素晴らしかったです(=^▽^=)
私的には、ドンナ・エルヴィーラの人よかったかな。
なんで今まで観なかったのかしら。ばかっ(→o←)ゞ
自分自身を悔恨するほど素晴らしかった。
次回も是非観に行かなくては!


さて「ドン・ジョヴァンニ」について四方山ですが。
どうしてもテンション上がるのがドン・ジョヴァンニとツェルリーナの二重唱「あそこで手を取り合って誓いをかわそう」
ツェルリーナがドン・ジョヴァンニの美辞麗句に徐々に理性のタガが外れて、ついに口説き落とされる様が絶妙。関係ないけどバービーボーイズ「負けるもんか」を彷彿させる(あれはオンナがオトコを口説き落とすんだが)。
私のツボ「andiamo!」がふんだんに使われてるし(*^_^*)
イタリア語わからないくせに言葉の響きが好きでつい口ずさんでしまう。
「一緒に行こうよ♪」チョロい私はこれだけでヤバいかも(≧▽≦)
ナポリ訛りで「jammo!jammo!」(byフニクリフニクラ)でもちょいヤバです。
ツェルリーナじゃないくせに勝手に目がハートになる私。
大好きな二重唱です(=^▽^=)

その次にテンション上がるのが、2幕晩餐会の場面で「皆さんご存知の」的なカンジで「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」が流れて、その音楽でレポレッロが歌うところ♪
セルフ・マニエリスムなんてカッコつけるまでもないモーツァルトの悪ふざけ(ウケ狙い?)なのだけど。はい、今回もウケましたよぉ(*^o^*)

もちろんシャンパンもセレナーデも好きです。
しかし、シャンパンアリア、早口だし息継ぎどこ?みたいな。声ものせにくそうだし。素人考えですが、難易度的には地味っぽいけど実は難曲なのでは(?_?)

「ドン・ジョヴァンニ」自体はオペラ・ブッファなのだけど、登場人物はセリア組とブッファ組に分かれるような気がする。
身分の高い(ドン・ドンナ)チームと農民・召使いチームである。
私はセリア組は苦手(^o^;)
ドンナ・アンナは真実を語ってないっぽいし。
ドン・オッターヴィオが誠をこめて心を尽くすのに、最後1年喪に服すって何(-"-;)
「父の敵」とか言って、ホントは好きなんじゃん(`∀´)
ドン・オッターヴィオも薄々わかってるくせに殊更に誠意を歌い上げる以外能がない。うざい( ̄ー ̄)
セリア組でもドンナ・エルヴィーラは正直。彼女はドン・ジョヴァンニに何度騙されても優しい言葉をかけられるとまた簡単に信じてしまう。おバカだけど嘘つきじゃない。

反対にブッファ組はお気楽で単純。
ちゃっかり者のツェルリーナ絡みの曲は結構好きなものが多い。
「ぶってよマゼット」「恋人よ、さあこの薬で」なんかまさに私に足りないはこれだ!の決定版。
多分ドンナ・エルヴィーラが邪魔しに入ってきたとき、舌打ちしたのはドン・ジョヴァンニだけじゃないはず(´∀`)
レポレッロも見所聴き所満載。
中でもカタログの歌はやっぱ盛り上がりますな♪
もうドン・ジョヴァンニに仕えるのはイヤだと言いつつ簡単にお金で懐柔されたり。憎めないキャラです。
マゼットは…。
ホントチョロい(-.-;)
できればかわいこちゃんにやってほしい役ですね。

ドン・ジョヴァンニの地獄落ちの後、六重唱「これが悪事の果て」で、それぞれの人生に戻って行くわけですが。
ブッファ組のカップルは多分幸せに暮らすでしょうけど。
セリア組のカップルは恐らく…。

帰り道、「andiamo♪andiamo♪」と口ずさむのでした。