ひろしまオペラルネッサンス
「ドン・ジョヴァンニ」全2幕
広島アステールプラザ大ホール
指揮:マウリーツィオ・アレーナ
演出:井原広樹
管弦楽:広島交響楽団
ドン・ジョヴァンニ:石原祐介
ドンナ・アンナ:尾崎比佐子
ドン・オッターヴィオ:枝川一也
ドンナ・エルヴィーラ:乗松恵美
レポレッロ:シン・グモ
マゼット:安田旺司
ツェルリーナ:柳清美
まず舞台装置がすごくよかったo(^-^)o
床も背景も真っ黒で。舞台奥に足場のようなものが組まれててそこから降りる階段がひとつ。その手前に半透明の鏡のような大きなパネルが2つ。
場面によって階段の位置が動いたり、パネルがいろいろ展開したり。
シンプルだけど、すごく効果的で印象的だった。
1幕2幕、あわせて3時間。ウィーン版ノーカットだって。
2幕のツェルリーナとレポレッロの二重唱とか。ドン・オッターヴィオってこんなにアリア歌ってましたっけ?的なカンジ?
予想以上に本格的で、歌手の方々も素晴らしかったです(=^▽^=)
私的には、ドンナ・エルヴィーラの人よかったかな。
なんで今まで観なかったのかしら。ばかっ(→o←)ゞ
自分自身を悔恨するほど素晴らしかった。
次回も是非観に行かなくては!
さて「ドン・ジョヴァンニ」について四方山ですが。
どうしてもテンション上がるのがドン・ジョヴァンニとツェルリーナの二重唱「あそこで手を取り合って誓いをかわそう」
ツェルリーナがドン・ジョヴァンニの美辞麗句に徐々に理性のタガが外れて、ついに口説き落とされる様が絶妙。関係ないけどバービーボーイズ「負けるもんか」を彷彿させる(あれはオンナがオトコを口説き落とすんだが)。
私のツボ「andiamo!」がふんだんに使われてるし(*^_^*)
イタリア語わからないくせに言葉の響きが好きでつい口ずさんでしまう。
「一緒に行こうよ♪」チョロい私はこれだけでヤバいかも(≧▽≦)
ナポリ訛りで「jammo!jammo!」(byフニクリフニクラ)でもちょいヤバです。
ツェルリーナじゃないくせに勝手に目がハートになる私。
大好きな二重唱です(=^▽^=)
その次にテンション上がるのが、2幕晩餐会の場面で「皆さんご存知の」的なカンジで「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」が流れて、その音楽でレポレッロが歌うところ♪
セルフ・マニエリスムなんてカッコつけるまでもないモーツァルトの悪ふざけ(ウケ狙い?)なのだけど。はい、今回もウケましたよぉ(*^o^*)
もちろんシャンパンもセレナーデも好きです。
しかし、シャンパンアリア、早口だし息継ぎどこ?みたいな。声ものせにくそうだし。素人考えですが、難易度的には地味っぽいけど実は難曲なのでは(?_?)
「ドン・ジョヴァンニ」自体はオペラ・ブッファなのだけど、登場人物はセリア組とブッファ組に分かれるような気がする。
身分の高い(ドン・ドンナ)チームと農民・召使いチームである。
私はセリア組は苦手(^o^;)
ドンナ・アンナは真実を語ってないっぽいし。
ドン・オッターヴィオが誠をこめて心を尽くすのに、最後1年喪に服すって何(-"-;)
「父の敵」とか言って、ホントは好きなんじゃん(`∀´)
ドン・オッターヴィオも薄々わかってるくせに殊更に誠意を歌い上げる以外能がない。うざい( ̄ー ̄)
セリア組でもドンナ・エルヴィーラは正直。彼女はドン・ジョヴァンニに何度騙されても優しい言葉をかけられるとまた簡単に信じてしまう。おバカだけど嘘つきじゃない。
反対にブッファ組はお気楽で単純。
ちゃっかり者のツェルリーナ絡みの曲は結構好きなものが多い。
「ぶってよマゼット」「恋人よ、さあこの薬で」なんかまさに私に足りないはこれだ!の決定版。
多分ドンナ・エルヴィーラが邪魔しに入ってきたとき、舌打ちしたのはドン・ジョヴァンニだけじゃないはず(´∀`)
レポレッロも見所聴き所満載。
中でもカタログの歌はやっぱ盛り上がりますな♪
もうドン・ジョヴァンニに仕えるのはイヤだと言いつつ簡単にお金で懐柔されたり。憎めないキャラです。
マゼットは…。
ホントチョロい(-.-;)
できればかわいこちゃんにやってほしい役ですね。
ドン・ジョヴァンニの地獄落ちの後、六重唱「これが悪事の果て」で、それぞれの人生に戻って行くわけですが。
ブッファ組のカップルは多分幸せに暮らすでしょうけど。
セリア組のカップルは恐らく…。
帰り道、「andiamo♪andiamo♪」と口ずさむのでした。
「ドン・ジョヴァンニ」全2幕
広島アステールプラザ大ホール
指揮:マウリーツィオ・アレーナ
演出:井原広樹
管弦楽:広島交響楽団
ドン・ジョヴァンニ:石原祐介
ドンナ・アンナ:尾崎比佐子
ドン・オッターヴィオ:枝川一也
ドンナ・エルヴィーラ:乗松恵美
レポレッロ:シン・グモ
マゼット:安田旺司
ツェルリーナ:柳清美
まず舞台装置がすごくよかったo(^-^)o
床も背景も真っ黒で。舞台奥に足場のようなものが組まれててそこから降りる階段がひとつ。その手前に半透明の鏡のような大きなパネルが2つ。
場面によって階段の位置が動いたり、パネルがいろいろ展開したり。
シンプルだけど、すごく効果的で印象的だった。
1幕2幕、あわせて3時間。ウィーン版ノーカットだって。
2幕のツェルリーナとレポレッロの二重唱とか。ドン・オッターヴィオってこんなにアリア歌ってましたっけ?的なカンジ?
予想以上に本格的で、歌手の方々も素晴らしかったです(=^▽^=)
私的には、ドンナ・エルヴィーラの人よかったかな。
なんで今まで観なかったのかしら。ばかっ(→o←)ゞ
自分自身を悔恨するほど素晴らしかった。
次回も是非観に行かなくては!
さて「ドン・ジョヴァンニ」について四方山ですが。
どうしてもテンション上がるのがドン・ジョヴァンニとツェルリーナの二重唱「あそこで手を取り合って誓いをかわそう」
ツェルリーナがドン・ジョヴァンニの美辞麗句に徐々に理性のタガが外れて、ついに口説き落とされる様が絶妙。関係ないけどバービーボーイズ「負けるもんか」を彷彿させる(あれはオンナがオトコを口説き落とすんだが)。
私のツボ「andiamo!」がふんだんに使われてるし(*^_^*)
イタリア語わからないくせに言葉の響きが好きでつい口ずさんでしまう。
「一緒に行こうよ♪」チョロい私はこれだけでヤバいかも(≧▽≦)
ナポリ訛りで「jammo!jammo!」(byフニクリフニクラ)でもちょいヤバです。
ツェルリーナじゃないくせに勝手に目がハートになる私。
大好きな二重唱です(=^▽^=)
その次にテンション上がるのが、2幕晩餐会の場面で「皆さんご存知の」的なカンジで「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」が流れて、その音楽でレポレッロが歌うところ♪
セルフ・マニエリスムなんてカッコつけるまでもないモーツァルトの悪ふざけ(ウケ狙い?)なのだけど。はい、今回もウケましたよぉ(*^o^*)
もちろんシャンパンもセレナーデも好きです。
しかし、シャンパンアリア、早口だし息継ぎどこ?みたいな。声ものせにくそうだし。素人考えですが、難易度的には地味っぽいけど実は難曲なのでは(?_?)
「ドン・ジョヴァンニ」自体はオペラ・ブッファなのだけど、登場人物はセリア組とブッファ組に分かれるような気がする。
身分の高い(ドン・ドンナ)チームと農民・召使いチームである。
私はセリア組は苦手(^o^;)
ドンナ・アンナは真実を語ってないっぽいし。
ドン・オッターヴィオが誠をこめて心を尽くすのに、最後1年喪に服すって何(-"-;)
「父の敵」とか言って、ホントは好きなんじゃん(`∀´)
ドン・オッターヴィオも薄々わかってるくせに殊更に誠意を歌い上げる以外能がない。うざい( ̄ー ̄)
セリア組でもドンナ・エルヴィーラは正直。彼女はドン・ジョヴァンニに何度騙されても優しい言葉をかけられるとまた簡単に信じてしまう。おバカだけど嘘つきじゃない。
反対にブッファ組はお気楽で単純。
ちゃっかり者のツェルリーナ絡みの曲は結構好きなものが多い。
「ぶってよマゼット」「恋人よ、さあこの薬で」なんかまさに私に足りないはこれだ!の決定版。
多分ドンナ・エルヴィーラが邪魔しに入ってきたとき、舌打ちしたのはドン・ジョヴァンニだけじゃないはず(´∀`)
レポレッロも見所聴き所満載。
中でもカタログの歌はやっぱ盛り上がりますな♪
もうドン・ジョヴァンニに仕えるのはイヤだと言いつつ簡単にお金で懐柔されたり。憎めないキャラです。
マゼットは…。
ホントチョロい(-.-;)
できればかわいこちゃんにやってほしい役ですね。
ドン・ジョヴァンニの地獄落ちの後、六重唱「これが悪事の果て」で、それぞれの人生に戻って行くわけですが。
ブッファ組のカップルは多分幸せに暮らすでしょうけど。
セリア組のカップルは恐らく…。
帰り道、「andiamo♪andiamo♪」と口ずさむのでした。