Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

2月の読書メーター

2018-03-03 08:32:00 | life
2月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1471
👑2月のベスト👑浮世の画家


蒼のファンファーレ蒼のファンファーレ感想
「風のむこうへ駆け抜けろ」の続編。緑川厩舎の人たちの過去も少しずつ描かれる。古内さんの筆致はいつも通り優しい。前作を読んでから、競馬のことは全然わからないけど、馬のこと見るようになった。今作もいっぱい泣いた。この先も楽しみです。
読了日:02月26日 著者:古内 一絵
知の逆転 (NHK出版新書)知の逆転 (NHK出版新書)感想
実際に著作を読んだことがあるのはジャレド・ダイアモンドとオリバー・サックスだけ。よくこんなそうそうたるメンバーにインタビューできたなというのが正直な感想。(しかも私は「二重らせん」の余りの偉業にジェームズ・ワトソンのことを勝手に歴史上の人物だと思っていた。)インタビュアーが自分色を出さずに話を聞いているのもよかった。
読了日:02月23日 著者:ジャレド・ダイアモンド,ノーム・チョムスキー,オリバー・サックス,マービン・ミンスキー,トム・レイトン,ジェームズ・ワトソン
建築への旅 建築からの旅建築への旅 建築からの旅
読了日:02月10日 著者:
浮世の画家浮世の画家感想
戦後の長崎を舞台に今は引退した高名な老画家が次女の縁談を心配しながら過去の記憶を一人称で語る。簡単に説明するとそんな内容。でもカズオ・イシグロ。読み進むうちにどんどん怖くなり最後は静かにぞ~っとした。世間から尊敬される大家という自己評価と周囲の反応との乖離。謙虚に真摯に思い出を語るが。結果的に師匠や弟子がどんな目に遭ったか。孫との接し方で真実が垣間見える気がする。でも絶妙に描ききらない。1986年の作品。この頃から「記憶」をテーマにこんなに深い作品を書いていたのか!とびっくり。
読了日:02月10日 著者:飛田 茂雄,カズオ イシグロ,Kazuo Ishiguro
世界中が夕焼け―穂村弘の短歌の秘密世界中が夕焼け―穂村弘の短歌の秘密感想
穂村さんの歌を穂村さんより20歳も若い山田航さんが読み解く。さらにその論評に穂村さんが「そんな捉え方もあったのか」とか語る。おもしろいアイデア。山田さんが穂村さんの歌が好きで深く読み込んでいるのも伝わってくるし。穂村さん世代と若い世代のギャップもあったりしておもしろい。楽しく読めました。
読了日:02月02日 著者:穂村 弘,山田 航

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