Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

オペラミニコンサート「霊媒」@アステールプラザ多目的スタジオ

2010-03-23 05:57:02 | オペラ
オペラミニコンサート
「霊媒」
G.C.メノッティ作曲
@アステールプラザ多目的スタジオ

指揮、マエストロ・ソスティトゥート:平野満
演出:岩田達宗

フローラ(バーバ):藤井美雪
モニカ:冨田真代
ゴビノー夫人:酒井由紀
ゴビノー:越前皓也
ノーラン夫人:久保幸代
トービー(黙役):中野寛之


メノッティ作曲のオペラといえば「電話」
タイトルから推してわかる通り
20世紀の作曲家さん。
「霊媒」も第二次世界大戦中に作曲されたそうです。

全2幕、1時間ちょっと。

フローラ夫人(バーバ)はインチキ霊媒師。
口の利けないトービーは、孤児でフローラの家で暮らしている。
交霊会では、娘のモニカが亡くなった子供のふりをしていた。
それでも客人たちからは結構感謝されていた。
ある交霊会の時、フローラはホンモノの霊に触れられて、怯え始める。
今までの交霊会はインチキだったと打ち明け、お金を返そうとするが、客人たちは信じない。
(モニカにネタばれをさせるが「そんな声じゃなかった」と言い出す始末。ゾォ~。会場で震え上がるdolce-vita(-_-#))
トービーが犯人だと決め付けたフローラは、トービーを追い出すが
子供の声の幻聴(?)は消えず、お酒に逃げる。
モニカに恋するトービーは、モニカに会いに戻ってくるが、
フローラに見つかりそうになりあわててカーテンの陰に隠れる。
カーテンの揺れを霊の正体だと思い込んだフローラは銃を発射する…。

あらすじにするとこんなカンジになってしまうけど。

いやぁ、怖かったですぅ( ̄○ ̄;)
ストーリー展開もさることながら
メノッティの音楽が不安を掻き立てる音の連続で
怖がりのdolce-vitaの恐怖を殊更に煽ります(*_*)

歌手の方の演技と歌唱が
また迫真!

フローラはもちろんだけど
モニカが聴かせドコロの多い役柄で
すごくキレイな声の素直な歌唱の方でした。
第2幕の「モニカのワルツ(勝手に命名)」も印象的だったけど
今も耳に残っているのは
インチキ交霊会での可愛らしい歌声
「ママ、どこなの?(Mamma,Mamma,Dove sei?)」可愛らしいだけに余計に怖さが募りました。


歌劇「霊媒」
ぜんぜん知らなかったけど
作品的にもすごくよかったです♪

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