Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

ベルリン国立美術館展@九州国立博物館

2013-01-12 17:02:25 | 美術館
はぁ~?今頃なんスか?
という記事です…。
10月に行った九州国立博物館のベルリン国立美術館展
あまりに心の琴線にふれるモノが多すぎて…
ううん( ̄^ ̄)琴線かき鳴らされすぎて
全然頭がまとまらず書けなかったけど。
2ヶ月以上経過して記憶も薄れ
おかげで感動も自然淘汰され
やっとまとまったよん
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

フェルメールスタンプラリー13ポイントめ

しばらくフェルメール観に行ってなかったな~
何か…にうつつを抜かしてたんだろうね
いえ今回も結局その何か絡みデスけども

「真珠の首飾りの少女」です
光がホントに柔らかで美しい
いつも不思議に思うこと。
フェルメール作品はテレビや出版物で見ると普通の印象なのに
いざ目の前に立つと目がそらせなくて立ち去りがたい気持ちになる。
しばらく作品の後ろの方で
ボーッと眺めてました。
しあわせ~(^.^)

他の作品も充実
巨匠でいうとベラスケス、レンブラント、ルーベンスやデューラー。
素描ではあるけどラファエロやボッティチェリも
あ、ボッティチェリの師匠のフィリッボ・リッピもありました(^.^)

dolce-vita的にテンアゲだったのが
ボッティチェリの「神曲」写本の挿絵素描
ダンテとウェルギリウスとお手々つないで煉獄をスキップしちゃう勢いのdolce-vita

最初の15世紀あたりの宗教コーナーで
あまり馴染みのない聖ゲオルギウスや聖ヒエロニムス、ケルビムに取り囲まれ
知らない人ばかりのパーティに来てしまったような所在なさを感じていたとき
ふと目に入った旧知の懐かしいお顔
あーっ知ってる人だぁ
駆け寄るdolce-vita
「マルティン・ルターの肖像」
教科書でもお馴染みのあのお顔です。
これってクラーナハだったのね

レンブラントの「ミネルヴァ」
作品をひとしきり観賞したあと
確かミネルヴァって音楽を発明(?)した女神さまだったよねと思い出し
えっと、よろしくお願いしますぅとお祈りしてみる
(↑LEGENDばか)

他にもdolce-vitaお気に入りのヤン・デ・ヘーム
「果物 、花、ワイングラスのある静物」
ヤン・デ・ヘームの絵って本当に瑞々しくて精緻で美しい。
一緒に行ったzuccheroはその絵がいたくお気に召したらしく
いつまでもその場を離れようとしなかった(^w^)
自分が大好きな画家さんを
zuccheroも気に入ってくれるというのは
なんだか胸がほんわかします(^-^)

ヤン・ステーンの風俗画も
ぷぷっ(^.^)と笑えて好きです。

ベラスケスの「3人の音楽家」まで見ることができて
お得感満載デスo(^o^)o

単に「真珠の首飾りの少女」目的だったけど
ベルリン国立美術館展は展覧会としてすっごく充実してて見応えありました
こんなに興奮しっぱなしの展覧会は久しぶりデシタ



「真珠の首飾りの少女」のバームクーヘン
帰ってからも満喫でした