オペラミニコンサート「スザンナの秘密」＠アステールプラザ多目的スタジオ

オペラミニコンサート
「スザンナの秘密」
エルマンノ・ヴォルフ=フェッラーリ作曲

指揮：平野満
ピアノ：枝川泰子

スザンナ（伯爵夫人）：河部真里
ジル（伯爵）：飯島聡志
サンテ（召使い）：久保田一憲（黙役）


あっつあつ新婚さんのお戯れ。
嫉妬深いジルはスザンナに外出を禁止している。
ジルのいない間、寂しさを紛らすために
煙草に走るスザンナ。
家に戻ると煙草の匂いがするので
妻の秘密の恋人が吸ったのでは
と妻の浮気を疑うジル。
ジルの自分への不信感を感じたスザンナは
「ちょっとした秘密があるけど許してね」なんていうもんだから
ジルの疑惑はますます募る。
浮気現場を取り押さえようとして
ジルは行動がおかしくなる。
結局、煙草を吸ったのがバレて、
ジルも浮気じゃないとわかり一安心。
一緒に煙草を吸って幕。

そう、説明を聞くと
バカップル？ってカンジ

だけど、これがカワイイのっ(≧∇≦)

嫉妬深いオトコも、しつこいオトコも
超ウザいけど
ジルはなんだか憎めなかったわ。

スザンナも、ジルがいう通り
純真でホントに可愛らしい。

出会った頃のときめきを歌う二重唱や
夫婦喧嘩の二重唱、
寂しさを歌うスザンナのアリアなど
１時間という短い間に
聴きどころがぎゅっと詰まってます。

サンテをコミカルに演じて舞台を盛り上げた方、
テノールの方ですよね。
黙役なんて残念。

「スザンナの秘密」
恋するふたりの熱い思いが揺れ動く
徹頭徹尾楽しめるオペラ・コミックでした。


ちなみに「スザンナ」という名前は
旧約聖書・ダニエル書に登場するそうです。
好色男に理不尽な要求で言い寄られ、拒絶したため「浮気者」と嘘の告発をされ、処刑されそうになった女性で
ダニエルが（ダニエルって誰(?_?)）無実を証明し
救われたスザンナは貞淑な女性として名を残したそうです。

そういうのを知っていれば
タイトルを聞いただけで
内容もピンとくるはずなのにね～f^_^;

世の中知らないことばっかりです(￢з￢)
とほほ

霧に浮かぶ小舟

昨日はすごい霧でした。

テムズ川ではありません。
元安川です。


日常の景色も
霧に煙ると
なんだか幻想的

霧に浮かぶ小舟は
私をどこに誘ってくれるのかしら


…どこにも連れてってくれないよね～(*^_^*)

しばし妄想に耽ったのち
自力でてくてく家路につくのであった。


さあ、小舟はどこにあるでしょう。
目を凝らして探して下さい!(b^ー°)