活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

安倍首相は籠池氏が語った昭恵氏との密室でのやり取りを事実に反すると否定したが印象操作ではないのか

2017-03-24 23:54:46 | Weblog
安倍晋三首相はきょうの参院委員会で、きのう23日の「森友学園」理事長を退任した籠池良典氏の証人喚問での答弁に対し、「密室でのやり取りなど反証できない事柄を並べ立てて、事実と反することが語られたのは遺憾だ」と籠池氏の証言内容を全面否定しました。これはおかしくないでしょうか。安倍がいちばん得意とする「印象操作」をしているように見受けられるからです。

籠池氏と昭恵氏の現金授受の現場は二人しか知らないことで、現場に居合わせないのに居たかのように安倍の口から籠池発言を否定しています。まったく理解できないことです。籠池発言を「そうでない」と否定するならば、直接昭恵氏に語らせることで信ぴょう性が担保されることになります。そのためには、疑惑にさらされている妻昭恵氏の証人喚問を早期に実施することが求められています。

ところで、一国の首相が妻の潔白を自ら名乗り出たとしても、今回の場合は国民を納得させることはできません。かえって反発されるだけでしょう。甘い対応が政権の「命取り」になるかもしれません。