活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

南スーダンPKO日報隠しを防衛省監察に調べさせ自身は真相を語らぬ稲田朋美防衛相の辞任を求める

2017-03-18 20:26:33 | Weblog
防衛省が南スーダンPKO日報を存在するのに不存在としたり、陸自でも同様の日報を幹部が勝手に廃棄したことは、その日報の中身が国民に知られては困るからです。税金でめしを食っているという心構えがないのですね。

防衛省トップの稲田朋美大臣も国民に対する秘匿ぶりは、彼らに負けず劣らずのうそつきです。南スーダンの内戦が激化しても「比較的落ち着いている」(昨年10月)と平然とした顔でうその発表をしたり、現地が戦闘状態であることを「武力衝突」とごまかして国会で答弁したりと、国民だましのあきれた実態が次々と明らかにされています。

先般、陸自がPKO日報を存在するものを勝手に廃棄したことが国会でも取り上げられましたが、稲田はこの陸自の不始末と善後策をどう講じるのかという問題を自ら国民の前に説明することもなく、自身の直属の防衛監察本部に丸投げしてしまいました。防衛省職員が身内の防衛省職員を調べたふりをして、監察することにどれだけ意味があるというのでしょうか。

結局、真相が明らかにならないうちに「幕引き」されるのではないかと危惧されます。全身をうそに身を包み、無責任を上塗りする稲田が大臣の座にとどまることは、「世界の笑いもの」でしかありません。さっさと辞任するしかないのです。